携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジーの一覧

ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 覇王の城 1

    魔王の生贄として、村の若い娘が荷台に乗せられて、砂漠の中を進むんでいく。今までも、何度も見送りした御者は、泣き叫ぶ少女達に、これから苛酷な人生が待っているだろう。御者は馬車を止めた。「着いたぞ」ローブを纏った少女は一番先にに大地を踏み出す。魔王さえ亡くなれば悲劇は止まる。音も無く、扉が開いていく。豪奢な部屋には、豪奢だ。贅な限りを費やした城は、豪華絢爛といった風だけれど、どこか冷たい。ふと、視線
    戒音 さん作 [410]
  • 夜に吹く風?

    「私には…記憶がない。いや、言い方が違うかもしれないね。記憶が抜け落ちてるんだ。」幸は隠していた事を話し出す。「私には…兄がいた。血は繋がって無かったけどね。明って言ってね、明の友達とその友達と四人で住んでいたんだ。その時の後者のが輝だよ。前者の名前は輪っていってね、兄みたいな存在だった。私達は住むところを転々として…旅をしていた。いろんな人に出会えたし、楽しかったし、幸せ…だった。」幸せだった
    水宵 さん作 [267]
  • 導き 16

    海斗「うっ…?ここは?」光が徐々に弱まってきて周りが見えるようになってきた。アルと梓は俺の両脇に立っていた。海斗「ここは…?」周りには花畑があった。梓「綺麗…」アル「ここはゲイルじゃ。それも二十年前のな。」海斗「二十年前のゲイル…?」アル「そうじゃ。わしの魔術で時空間を移動させた。」海斗「時空間を移動!?そんなことが…」アル「出来るんじゃよ。まぁお前も修行を積めばこれくらいはどうってことはない。
    さん作 [469]
  • 高校ドラゴン?

    「誰ですか?」僕は恐る恐る尋ねた。「ワシは辰牙家4代目の辰牙 龍紋(たつが りゅうもん)じゃ」「辰牙 龍紋!?何で辰牙家4代目がここにいるんだ?」「ふぉふぉふぉ焦らんでもよいワシは逃げはせん」「焦るだろ!いきなり知らない人が出てきてるんだから」「知らない人?人ぎきが悪いぞ実の祖父に向かって」「祖父!?俺のじいちゃんは辰牙 龍星(たつが りゅうせい)。第一俺は16代目だぜ」「16代目!?あの術は術
    たる さん作 [448]
  • 子供のセカイ。18

    「う…、」目が覚めると、すぐに浮遊感が襲ってきた。そこは地面ではなかった。ガケの際、もろい枯れた木々の根が絡まりあった所に、美香は丸まって倒れていた。痛みが全身を支配していて、体がまったく動かなかった。気温はぐんと低くなっていた。闇がずいぶん濃くなっている。どのくらい気を失っていたのだろう。ミシ、と根が音を立て、美香は思わずぞっとした。目だけ動かして眼下を見下ろすと、十メートルほど下にまた枯れ木
    アンヌ さん作 [572]
  • クレセント・ローズ 2

    教室は紅蓮の炎に焼かれていた。鞭が掠めた頬の傷を拭った花音は、不敵な笑みを浮かべた。残酷な笑みが、彼を戒めから解き放つ。「ふざけるなよ」キッと睨み付けた途端、花音を中心に床の残骸が宙に浮き上がる。俯く花音から沸き立つ魔力が、花音を無重力にしているのだ。美しい青銀の髪が舞い上がる。「ふざけるなよ、最下級の分際で。お前が彼女に触れられるなど許さないッ!」顔を上げたその刹那、膨大な魔力が開放される。地
    加藤聖子 さん作 [448]
  • とある一族の話。?

    「雷一族なら何か知っているかと思ったが、まさか門前払いを食らうとは」いったいどうしてだ、どうして誰も炎一族を憶えいないのだ。おかしい、何かおかしい。一般人が知らなくても、雷一族が我々を知らないのは、おかしいあやしい、何かあやしい。雷一族は何か隠している。カラスとの関連性も無いとは言い切れない。くやしい、何かくやしい。誰も炎一族知らないし。カラスに関する情報もゼロだ。そう思っても今となっては十年近
    ケイスコンプ さん作 [243]
  • 導き 15

    アル「二十年前…………その日は雨が降っていた。カイル達はグライ・ベルトという村で暮らしていた。そこは少々小さいながらも強力な魔法使い達が暮らしていたため、長い年月の間人間達の魔法使い狩りや悪魔達から守られ続けてきた。カイルは若くしてその村の長となった。そしてリアナと結ばれ、お前はリアナのお腹の中に産まれた。」そこでアルは話しを止めた。アル「ここからは自分の目で確かめるがよい。」海斗「…どうやって
    さん作 [378]
  • DEEP☆RED 3

    美しい歌声が聞こえ、フィーリア国王カノン=ヘファスは馬の歩みを止めた。甘い香りが、風に運ばれて、カノンの胸は苦しくなる。かつて愛した彼女に、よく似た香りだったのだから。遠征帰りで、まだ甲冑を纏っていたカノンは、おもむろに甲冑を外し始める。慌てたのは周囲の近衛兵達だ。いくら領土内だからと言って、バレンツィエ城に着くまで油断は出来ないのだ。甲冑を外し終えたカノンが馬から降りる。近衛達は警戒しながらも
    戒音 さん作 [253]
  • ユニゾンハーツ

    この世界で違うこと……それは魔法が存在すること人々は2つの種族に分かれている。魔族…魔力を持つ者達。そして人族であった。しかし…………長年に続いた種族間の食い違いは、ついには争いが起こしました。その争いは30年に渡って続いたが一人の英雄が立ち上がり争いを止めました。だが種族間を和解することには成功したが未だ争いの火種を消すことが出来なかったこのことを重く見た国際連合は、政府直轄の組織を設立した。
    ラスティ さん作 [557]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス