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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ロストクロニクル7―15

    タクトは不審に思った。なぜ、こんな危険な場所にダイヤはパールを置いてきたんだろう?化け物からの警戒の為、背中合わせになっているダイヤに聞いてみた。「パールはどこにいるだい?そもそもパールの体に乗り移っている理由は?」「あたしには体が無いの。だから、時々迷い込んでくる旅人の体を奪って遊んでいるだけ。はっきり言うと、体なんて無くても生きていけるんだけど、それじゃあ、楽しくない。それに、あたしが他人の
    五十嵐時 さん作 [460]
  • ロストクロニクル7―14

    「『クレイラ』って?」タクトはダイヤの表情に合わせるような、神妙な面持ちで問いかけた。「この町の名前。この町も少し前まではすごく活気があって・・・」タクトはダイヤの話とダイヤに見せられたあの幻想が重なった。「だけど、いつの頃からかこの鏡の宮殿に化け物が住み着くようになったの」「やっぱり・・・」フラットの独り言が聞こえた。「あたしたちクレイラの住人は、その日から毎日ひとりずつ化け物に襲われていった
    五十嵐時 さん作 [414]
  • DEEP☆RED 2

    若草の香りが胸を満たした。鳥のさえずりと、包み込むような太陽の日差し。満たされた気がした。ゆっくりと目を開けたアルファリアは、次の瞬間、愕然とした。どこまでも広がる平原。カルディアにはこんな景色は無い。血の匂いで、フォルネウスが表の人格を支配した瞬間からの記憶はアルファリアには無いのだ。
    戒音 さん作 [390]
  • DEEP☆RED 1

    ミスリル。それは神が地上の民に与えし万物を司る力。カルディア王国は、その力の均衡を保つ事で、戦乱のこの時代を切り抜けて来た。十二人の選定者。世界各地に散らばった彼らは、その多くが自分に与えられた力により破滅の道を歩みだそうとしていた。敵国の軍勢が、城壁を破ろうとしていた。躊躇している場合ではない。街を見渡せるテラスへと歩み出たのは、まだ成人前の初々しさと、魅入られるような絶世の美貌の少女だった。
    戒音 さん作 [455]
  • 夜に吹く風?

    「兄貴として、俺はあいつに…ルナに教えなければならない事がある。頼めるか…レック?」「ハイ。ワタシはルシエル様の忠実な下部デス。この命が滅びようとも約束は果たしてみせマス。」申し訳ありません…ルシエル様。約束が守れませんでした。許して貰おうとは思いまセン。ただ…謝らせて下さい…。「レックが決心したんだ。私達も話し合うべきなのかもしれないね。」幸はいつになく真剣顔で言った。「話し合うって…。」俺は
    水宵 さん作 [241]
  • 夜に吹く風?

    記憶の破片を辿る。何故だろう?こんなに求めているのに、知りたくない。何故私は弟を…恨んでる?理由がわからない。私は何故…?「レック!」レックが最後に持っていたカプセルが光った。眩しくて、暖かくて…でも悲しい光。あまりの眩しさに目をつむる。光がおさまって目を開けると見えなかった輝の姿があった。「ばかレック…。」輝は辛そうな顔でそう呟いた。「人を喰って生きる…か。」リルが呟く。「何処も弱肉強食の世界
    水宵 さん作 [245]
  • 子供のセカイ。17

    30分ほども歩くと、美香はさすがにうんざりしてきた。地面が見えている場所をいちいち探しては、枝を避けて進むようになった。回りくどいやり方だが、実際に足を傷つけるよりはまだマシだ。美香は老婆の忠告どおり、絶えず空を見てはその『大きな月』とやらを探した。しかし、人の手のように覆い被さる枝のせいか、そんなものはちらとも見えてこない。「……。」空が群青色に染まり始めた。夜が近づいてきたのだろうか。ほとん
    アンヌ さん作 [472]
  • CROSS5

    ラミレス。10日歩いてついた街だ。リクト「やっとついた!でもこれからどうしよう?」リクトはポケットに手を入れた。リクト「……これじゃ何もできないよな〜。」あてもなくフラフラしてると人が集まっていたので気になって見にいった。ひとつのポスターを見てるみたいだ。『武道会開催!!賞金100万ギニー!!』リクト「これだ!これに出よう!」開催は明日…。一番安い宿にその日は泊まった。夜。リクトは夢を見ていた。
    ライフ さん作 [415]
  • pain

    「リヒネは、この沿岸都市レキンザから、南東に進んだ先にある。途中、ベラ湿原を越え、更にノースリヒネ渓谷を越えなければならない。…短く見積もって二週間はかかるぞ」「わかってる。心配するな、ダニエル。私がついてる。フェンリも、アリスも、必ず無事に連れて帰る」「すまない…アッシェン。気付いているだろう、私は本心ではおまえが行くというのを待っていた」ダニエルは唇を噛んだ。「…いいよ、別に」私はダニエルに
    mia さん作 [253]
  • ロストクロニクル7―13

    タクト、ウェド、フラット、ダイヤの三人はクローブの狭い馬車に揺られながら、鏡の宮殿を目指していた。「おい。着いたぞ」クローブは馬車の後ろに回ったかと思うと、ぶっきらぼうに馬車の荷台の扉を開けた。「本当にこの中にパールさんがいるんですよね?」フラットは真っ先に馬車から降りて宮殿を見上げていた。タクトは馬車から降りて宮殿を見上げた。『鏡の宮殿』はその名に負けない程に壁や柱、ありとあらゆる物が鏡ででき
    五十嵐時 さん作 [403]
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