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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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夜に吹く風?
所々に紅がある。あれは…瞳?瞳が紅いという事はレック…?あれは…翼?2組ある…幸と夜宵?輝は?じゃぁ俺の前にいるのは輝?「輝…?」返事はない。チリン…。鈴の音がする。「妖精?リル?」誰―?『生きたくない…。』夜宵?『私は誰?』幸?『いつまで続くんだよ…。』輝?『ワタシの事を忘れないで下サイ。』レック?チリン…。誰かが俺の耳元に近づく。「生きたいの…?」妖精の声だ。「当たり前だ。」「ふぅん。」あれ
水宵 さん作 [285] -
夜に吹く風?
目が、ぼんやりする。…殺された?記憶がない。それは夜宵と同じく脳が無いってことか?レックはあそこには居なかった?だとしたらレックはいつの人間なんだ?…そもそも人間なのか?リルは?あいつは何者なんだ?現代でも会えると言ったけど、会えるのか?輝と幸はなんで生きてる?何故昔と名前が違う?俺の直感が正しければなぜ悪魔の輝と天使の幸が一緒にいる?しかも輝は王族なんだろ?…何故?「知りたいの?でも駄目ね…。
水宵 さん作 [311] -
子供のセカイ。15
老婆が塗る軟膏は、鼻がツンとするようなきついにおいがした。美香は傷口が痛むのを我慢して、ずっと唇を噛み締めていた。「よし、終わった。」老婆の温かい手にぽんっと肩を叩かれ、美香はようやく顔を上げた。涙は止まっていたが、まだ自分の状況をうまく老婆に説明する自信はなかった。「おばあさん……。」「なんじゃ。」「“子供のセカイ”から“闇の小道”に行くことは可能なの?」老婆はしばらく何も言わなかったが、やが
アンヌ さん作 [515] -
時と空の唄14-1
無事合流した四人はカロウドの邪魔が入らない内にと祭壇の水溜まりに剣と宝玉を浸した。――おかしい。明らかに、何かがおかしい。ランスォールたちの様子を見ながらシーラは得体の知れない奇妙な気配を感じていた。盾は本物。この場にカロウドはいない。なのに何故、この嫌な予感は何処から来るのだろうか。「シーラ!」儀式の準備を終えたランスォールが祭壇からシーラを呼んだ。「ええ、今行くわ…」一度だけ入り口を振り返り
花神ミライ さん作 [350] -
夜に吹く風?
チリン…。鈴が鳴る。「お客さん…?未来から来た人だ。」誰?そこに明が入る。「あぁ。リル。この人はドールさん。」「ドール…でもこの人…。」何かを言いかけて彼は悟ったかのように微笑んで言った。「はじめまして。ボクはリル。ボクには未来や過去が見えるんだ。」可愛らしい顔。まだ少しだけ顔に幼さが残っている。首についている首輪があの鈴の音らしい。シオン―昔の?幸が言う。「ふぅん。人形ねぇ。それを言うってこと
水宵 さん作 [313] -
夜に吹く風?
命の灯火を絶やさぬように生きた者。最後に消える時まで己を突き通した者。 灯火を己の手で消した者。だがどう足掻けども時間は止められない。「君は誰だい?」女らしい男の人がいた。金髪に紫の瞳。幸にも劣らない美しさ。長いサラサラの髪はポニーテールに結ばれている。「ここは…?」「私の家の庭だよ。」「あの…。」「あぁ。私は明。決して怪しい者じゃないよ。…もっとも君のが怪しいけどね。」…言い返す言葉もない。「
水宵 さん作 [274] -
CROSS
ぼんやりとする意識の中、かすかに声が聞こえた。そして昔のことを思い出していた。??「あたしは『…』。よろしくね。」リクト(あれ?誰だっけ?いつだっけ?)そう思っていると−貴様は呪われてる−−−−とてつもない何かを感じた。リクトは目が覚めると砂浜に倒れていた。?「お!目が覚めたか。お前危なかったな!もうちょっとで魔物の餌だったぞ。これお前も喰うか?」そう言って焼き魚をくれた。?「ここらへんじゃ見な
ライフ さん作 [553] -
光の騎士伝説
遠い・遠い昔の話し……とある街に一人の傭兵が仕事を求めてやって来た。街の依頼場の仕事を一つ二つこなして行った。生活の為にやっていた事がしだいに世界を救う事になろうとは本人もしるよしもなかった……
コオロギトラ さん作 [385] -
CROSS
少年リクトは暗闇で目が覚めた。リクトは栗色のツンツンヘアで小柄なコ。何も見えない。どこからか声がする。?「おはよう。君に真実を見せてあげる」リクト「…誰?ここは?」?「君にはまだわからないよ」と闇は消えベッドで寝ている自分に気づく。リクト「…夢?」母さん「リクト!起きなさい!ルナちゃんがきてるわよ!」リクト「今行く!」すぐに支度をして家を出た。ここは小さな島「オルタナ島」家をでるとすぐルナが話か
ライフ さん作 [558] -
pain?
「まだまだ足りない…」私の憎しみは、私の苦しみは、こんなものでは消えない。プラナディン大陸の西岸の小国、アストニア。そこが私−−−アッシェンレッテ・ダインの故郷。そこでは、長い間、二つの民族−…ルタ族とファン族が血で血を洗う争いを繰り広げて来た。人口の七割を占めるルタ族は、近代化に成功し、教育や化学力に優れた才能を発揮した。しかし一方のファン族は、伝統を重んじ、ルタ族が嫌う霊魂崇拝、自然信仰を守
mia さん作 [249]