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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 時と空の唄13-9

    三人はただひたすらに走った。唄に誘われるように、導かれるように。この唄の先にシーラがいる。ただそれだけの為に、三人は薄暗い洞窟を駆けた。流れる唄が全ての罠を無効化していく。やがて三人は、本や懐中時計の中と同じ光景に辿り着いた。「シーラ!!」今まで流れていた唄が止んだ。「ランス…みんな…」「シーラ、無事だなっ!?」そう言ってランスォールは力一杯シーラを抱き締めた。「ちょ…ランス?」「勘弁してやれよ
    花神ミライ さん作 [349]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「…じゃあ行きましょう、鬼好が私達を待っています」「別に鬼好は逃げないだろ…」それとも足でも生えてるのかその店は?「売り切れになるのだけは絶対に御免です…」そう言ってグイグイと、奏は俺の手を引っ張った。「早く…。急ぎましょう…」「ああ…はいはい」お前ホンットにおにぎり好きなのな…、と呆れるように言ってから俺は奏に引き摺られるように目的地の鬼好亭へと歩き出した。一体幾らくらいこいつの為に払わされる
    S・U さん作 [312]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「まあ、良いじゃないですか…。在るものは有効活用しませんと…」「いや、だからってそんな選択肢選ばなくても…」なおも反論する俺を奏は手で制止した。「私が良いと言ってるんです。まだ文句を言うのなら刺しますよ」「…ああ、はい」諦めた。てか、分かりましたと言ってんだからポケットから早く手を出せよ。何か入ってるような気がして地味に怖いじゃないか。「ナイフはポッケに常備です」「…」…ああ、そうでしたね。ええ
    S・U さん作 [276]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「ほう…ちなみにどんなの読んだんだ?」「題名は忘れてしまいましたがこういうシーンがありました」そう言って奏は人差し指を立て口許に近付けた。「禁則事項です」「何読まされてんだお前!」今俺は、非常にこの町の将来が不安になったぞ!てか、仕事中に何持ってきてんですか御巡りさんっ!「傘が二つありますけど、こっちは私のですか?」奏が二本の内の一本を凝視しながら聞いてきた。「ん、ああ。まあ、一応な。でも、あん
    S・U さん作 [279]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「…気付くまで二分十二秒。もう少し脳を早く回転させないと死にますよ」「そんな事どうでもいいんだよ!何でお前がここに居るのかそれを答えやがれ!」「…」スッと無言で麦わら帽子を差し出してきた。「?何だよ」「慎弥索敵センサーが働きました」「すげぇなこの麦わら帽子!」まさかこんな帽子にそんな高機能が付属されてるとは!?NASAだってまだこんなの持ってないだろっ。「というのは冗談です。本当は、慎弥さんがバ
    S・U さん作 [243]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    ノンストップ…つまりは動き出したら目的地まで停まらないと言うこと。つまりは乗客の入れ替わりがその時点まで無いと言うこと。俺がバスに乗り込んだすぐ後バスは出発した。つまり、俺が乗ったときには既に他の乗客は諸々の席に座っていた筈なのだ。だったら…何故、彼女はわざわざ自分の席を立って俺の隣に座ったのであろうか…。「…まあ、いいか」何もこれから二度と会うことがない人について考えを巡らしたところで壊滅的に
    S・U さん作 [259]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    彼女が椅子から立ち上がり、俺も後から席を立つ。雨はどうやら上がったらしく、空は晴れやかな青空を広げていた。うーん、少し微妙な心境だ。俺はチラリと持っていた傘を見た。折角あいつの分も傘持ってきたのになぁ…。「やっぱり話をして居ると時間なんてあっという間ですね」機械にお金を入れながら彼女は言った。「そうですね」忘れられる程面白い会話ををしていれば…の話だが。そう少し思ったが別に俺は何も言わなかった。
    S・U さん作 [247]
  • Blanc et Noir♯7

    第7話【黒の修道騎士団】「ディル君?任務の帰り?」自分の名前を呼ばれ、青年ディルはふと後ろを振り向いた。そこには一人の女性がいた。長い金色の髪にエメラルドブルーの瞳。年齢はディルよりも少し上、二十代の半ばほど。「シフォンさん・・・」ディルは目の前に現れた女性の名を呼んだ。シフォンは小さく手を振るとディルの後ろに腰掛けた。「私は今から任務なんだけど、帰りの列車だよね?」「ハイ。今から帰る所です」し
    弥生24 さん作 [215]
  • 時と鏡の螺旋

    この世の80%は嘘や欺瞞、偽善や見栄などでなりたっている。自分が、可愛いから…、あいつよりも下になりたくないから…だが、それらは当たり前の事、僕はそれを否定しない。むしろ、それで上手く成り立つこともある。残りの19%は自分に正直であろうとした人だ。大抵の人はコレが美しい生き方だという、しかし僕は残りの1%、他人に嘘をつかず、信じつづける。これが美しく生き方だと、思っている。
    あるふぁ さん作 [230]
  • ストーリィ・イン?

    −−カイナにさらわれ…私はカイナのアジトの、倉庫に閉じ込められている。その時、ドアが開いた。「あんたは姫じゃないみたいだから、釈放にしてやるよ。」カイナだ。カイナは私の手首き巻かれているロープを、所持している短剣でスパッと切った。「…賢者か…?」ペンダントを見たカイナは、たずねた。聖なる十字架[セイントクロス]を。てゆーか賢者じゃないってば!「…頼みを聞いてくれるかい?」カイナが静かに聞いた。賢
    高柳美帆 さん作 [206]
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