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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「…」果たして、それは何を意味しての違うだったのだろうか。俺とその探している青年に何か共通部分でも探していたが故の違うという意味なのだろうか。だが勿論俺にそのような心当たりは無いしここ最近その様な青年に出会った覚えもない。残念ながら彼女にとっての有益な情報を俺は何一つ持ってないのだ。「迷子になった知人って女性ですか?男性ですか?」再び彼女は話題を変えた。俺は答えた。「女の子です。俺より一つしたの
    S・U さん作 [229]
  • 子供のセカイ。12

    「よし、行こうぜ!」耕太は美香の手を引いて入り口へと突き進んだ。二人共緊張の面持ちだった。とりあえずここでも“子供のセカイ”を開けることはわかったが、この入り口を通れるかどうかはまた別の問題だ。二人の伸ばした手が入り口に触れるか触れないか――という、その時だった。『足りない…っ!!』怒りに満ちた低い声が、二人の行く手を遮った。「なっ…!」「今の、何!?」耕太も美香も恐れおののいて後ずさった。声は
    アンヌ さん作 [448]
  • 夜に吹く風?

    ―憎い…憎い…私はあいつを…許さない!部屋から声がした。 周りの反応を見るに俺にしか聞こえていないらしい。…あの声、幸?「声がする…。」「お前にも聞こえたのか夜宵?」「解らない…。」それっきりまた黙り込む。「なぁ、幸は誰かを憎んでる?」「唐突だね。憎んでるよ。」その笑顔が怖い…。でも次に幸は俺に銃を向けていた。
    水宵 さん作 [244]
  • Blanc et Noir♯6

    第6話【汽車に乗って】煉瓦造りの家が並ぶ街の中心部、特に大きな建物の前で青年は老人と話していた。彼の話す老人は彼らに魔物の討伐を依頼した街の町長であった。「ハイ。後に処理班が来ると思いますので何か気づいた事があればその時にお願いします」「ありがとうございました、ミリティア様。本当に助かりました」「いえいえ。こちらも仕事ですので。・・・っと汽車の時間なのでそろそろ・・・では」青年は町長に対して深く
    弥生24 さん作 [192]
  • Blanc et Noir♯5

    第五話【始まりの音】深い闇に包まれる暗い森に一定の短い間隔で足音が木霊する。足音の主は地面を蹴りあげ、太い木の枝に乗り、木から木へと飛び乗って行く。音の主は十代後半ほどの黒い髪に蒼い瞳を持った青年。彼の腰に下がる鞘には剣が納められていた。一方、青年に追われる者がいた。それは普通の人間よりも遥かに優れた身体能力でこの森を支配してきた者だった。それには自らには劣るものの、やはり普通の人間よりも優れた
    弥生24 さん作 [200]
  • ある夏の日の一時に7

    「さて、まずは何から話しましょうか………」とテレーゼは少し考えたようなそぶりを見せ「そうね、まず、この世界の事そのものについて話しましょうか」と言い、続けて「ああ、でもこれだけは言っておくわこれから話すことは全て事実よまあ、信じるか信じないかは貴方の自由だけれどね」と、彼女は言った僕は「わかったよまあ、外の様子や、君の魔法の事があるからもう何を話されてもわりと素直に信じろられそうだけどね」と、少
    ネリコ さん作 [219]
  • 夜に吹く風?

    「ねぇ、ドール。自分が誰か解らないってどんな気持ちだと思う?」「は?意味が…。」「答えてよ…。」幸は自分の手を俺の首にまわす。そのまんま力をいれる。「あっ…ぐ!わっかん…ねぇよ!」「そう…。」幸は手を俺の首から離す。「ドール。彼にも…夜宵には記憶がないんだ。」「え?あぁ。記憶喪失ってやつ?」幸の眉間に皺がよった。また首をしめられそうで俺は一歩後退さった。輝が幸を抑えるように前に立つ。…ちょっと安
    水宵 さん作 [241]
  • ストーリィ・イン?

    この人…彼女は、カイナ。彼女だけファミリーネームがない。そして、彼女は何より…「私は、カイナ。そこの女を殺す為にきた、殺し屋だ。」という、設定。カーフェイは、キッと睨みつけて答えた。「んな事させねぇぞ!こいつは今、動けないんだから!」「言ってどーすんの!?バカ!!」鋭くツッコム。女って多分私の事だよね!?そんで殺されるかも…というか確定だけど、なのに動けない事いうな!!カーフェイは、ニッと笑い答
    高柳美帆 さん作 [202]
  • 子供のセカイ。11

    「腹、減ったなぁ…。」ぽつりと呟くと、美香は掠れるような声で言った。「ごめんなさい。」「え?」「私たち姉妹の問題に巻き込んじゃって。……ごめん。」耕太はハッとすると、見えるわけでもないのに大慌てで首を横に振った。「は、バカ違えよ!オレが勝手にしたことだし、そんなの気にしてねぇし!」耕太はつい癖で、振り回すための木の枝を探そうとした。だが、ここが闇の中だと思い出し、少し呆然とする。「……!」それか
    アンヌ さん作 [430]
  • エルファ・人形残酷物語18

     その頃… 人形部屋に備え付けの電話機がコールした。 丁度、素っ裸のキディを天井から紐で吊り下げて… 他の子供たちと拷問遊びを楽しんでいたエルファが電話に出る。「モシモシ?」「よおォッ! オレオレ!」「マア、ディック!」 エルファの表情が明るくなった。 電話の相手は人形学校時代、授業をサボって一緒に遊んだ恋人のディックだ。 当時、男人形の中で人間に対しても暴力を振るっていた札付きのワル人形だ。「
    ぐうりんぼ さん作 [468]
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