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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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エンブレム〜第一章〜?ー?
「お仕事は何をなさってるんですか?」「フリーター、といったところでしょうか…」実際のところは、一般的に定義されるフリーターとは全くと言って良いほど似ても似つかないが、仕事を転々としているのは変わらないのでそう呼んでも別に構わないだろう。「そうですか…。今は就職難の時代ですから、大変ですね」一人納得するように彼女は頷いた。折角なので俺も何か質問することにした。「お姉さんは何用でその町に?」「私も似
S・U さん作 [264] -
子供のセカイ。10
この暗闇の中、希望を失ったりパニックに陥ってもおかしくない。美香は正直驚いていた。耕太があきらめていないことに。いつもクラスでバカをやっては笑われている耕太が、意外な根性を持っていたことに。「おい、美香?」耕太のいぶかしげな声でハッと我に帰り、美香はちょっとだけ恥ずかしくなった。「とりあえずここから動きましょう。入り口を見つけなきゃ。」パッと耕太の肩から手を放したが、その手をぎゅっとつかまれた。
アンヌ さん作 [399] -
黒×白
ラインホルト王国のとある泉に、男はいた。男の名はゼルア。通称「白き狼」王直属の三人の騎士の内、光の守護を任されている、言わば光の騎士である。光の守護とは、すなわち表側の守護であり、侵略者の撃退や山賊、盗賊、海賊等の退治から、戦争では最前線の指揮もこなす。しかしこのゼルアが実際にこれらの仕事を遂行することはほとんどと言っていいほど無い。民や、事情を知らぬ一部の兵は、それほどこの国は平和なのだと勘違
みかは さん作 [670] -
永遠の物語【5】
「おい、クリス。そんなに中身が知りたいのかよ」 ユアンは苦笑いを浮かべながら、隣の親友を見る。「だってさ、気になるじゃん。もしも国家機密のシロモノだったら、王様に感謝されて、一生王宮暮らしとか!夢が膨らむよな〜」 一人で妄想を展開するクリスを横目に、ユアンは今日で何度目かになるため息をついた。「それで、…いかが致しましょうか」「とりあえず開いてみるか。…いいんだな?クリスのいうような物であれば、
夏姫 さん作 [432] -
運命に立ち向かいし者
ふぁ〜「眠いな〜、やば?」「このままでは学校に遅刻してしまう」いつもどおりの朝だった。でも、妙に空気が冷たかった。「寒いな〜、もう春だというのにな〜」「海斗、学校に遅れるわよ〜」「うお?そうだった早く支度をすませないと」これからおこる、三ヶ月に渡る長い戦争になるとは、誰も想像しなかった
プリン さん作 [433] -
不思議な駄菓子屋?
ここは不思議な駄菓子屋。私はその駄菓子屋のおばあちゃんだよ。不思議な駄菓子屋と言って、どこが不思議かいと思ったじゃろ?ここはな、昔に遊びに来た子供達が里帰りしてくる駄菓子屋なんじゃ。今日はいったい誰が来てくれるんじゃろ…ガラガラガラ…「はい、いらっしゃい。あら、幸一郎の幸ちゃんじゃないの。」「おばあちゃん久しぶりです。何年ぶりかなぁ?」「もう30年ぶりだよ。幸ちゃんすっかり大人になってぇ」
まる さん作 [408] -
永遠の物語【4】
「…おい、ユアン!お前、なんつー物拾ってんだよ!?」「…いや、そう言われても」 耳元で怒鳴るクリスにむかって眉をひそめながら、ユアンは呟いた。「…とりあえず、中は見ない方が良さそうだな」「えーっ、別にいいじやん!」 駄々をこねるクリスに、ユアンは静かに首を振った。「駄目だ。もしも大事な物だったらどうする?」 厳しい顔をして言うものの、クリスは聞いていない。「つーか、そんな大事な物がここに落ちてん
夏姫 さん作 [532] -
sky friend〜終〜
−一年後…−「それでね!…で…だって言うんだよ!」「ハハッ!なにそれ〜」そらは学校に毎日通っている。1人だけだけど友達もできた。「じゃあね!また明日」「うん、またね〜」1人になると、そらはふと空をみた。雲夢くん…見てる?約束守ったよ!「うん…ちゃんと見てるよ…」空から雲夢の声がした気がした。
彩茶 さん作 [521] -
sky friend?
−3日目…−「今日までなんだね…雲夢くんといられるのも」朝食を食べながらそらがボソッと言った。「うん…そうだね…」雲夢も朝食を食べる手を止めてうつむいた。「最期にさ…思い出作りに行こうよ!」そらがニコッと笑って言った。こうして2人は遊園地にやってきた。「うわ〜…子供の頃お父さんと来て以来久しぶりにきた!懐かしいな…」そらがはしゃいでいると雲夢が笑いながらあとをついてきた。「そんなにはしゃいで、遊
彩茶 さん作 [450] -
sky friend?
−次の日の朝…−「おはよー雲夢くん。」そらがキッチンで目玉焼きを焼きながら言った。「おはよーそらちゃん。今日は何するの?」「とくに決めてないんだよね…」そらはトーストと目玉焼きをテーブルに置くと、椅子に座って考え込んだ。「じゃあ…友だちがいなくて行けなかったり所に一緒に行ってくれる?」「友だちがいなくて行けなかった所?」「あー!雲夢くん!強すぎるよ!ちょっとは手加減してよ?」2人はゲームセンター
彩茶 さん作 [439]