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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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白い黒い思い出〜終わりの始まり1〜
俺はブンとその剣を横に振った。無我夢中で。ただ怒りの一心だった。もう黒装束のアイツしか見えなかった。しかしそいつは後ろにさがってかわした。「なんでお前らだけ・・なんで・・」その声は俺が聞き覚えのある声だった。「まさか・・お前・・」と言うと後ろから炎の玉が俺を横切りアイツに当たった。アイツはガードしていたみたいで効いてなかったようだ。「君!大丈夫か!」後ろから走ってくる足音と声がした。振り向くと2
亮介 さん作 [237] -
ストーリィ・イン?
その時私は『ん?』と思った。(…確か…ウィンて名前で『さん』付けだった気が…。)「あ…私、本間は名字…じゃなくてファミリーネームで…名前がりく…なん…で…す…。」「そうなんですか?変わった組み合わせですね…。あ。それよりリクさん。」あ…やっぱり 本間が名前て思ってたんだ。ウィンは私の向こうを指して聞いた。「あれは…貴女のですか…?」その先には、見覚えのある一台の原付…。「あ…うん。そうだよ…。」
高柳美帆 さん作 [270] -
デストロイデイ?
「さてと、次は肝心の刀につての話しをします。」一時間かけて刀を配り終わった古澤はそう言ってに話し始めた。「えーまずなぜ適当に取りに来いと言っておいて一時間もかかることになったかだけど、簡単に言うとその人の刀は世界に二つとないということ。」 「ちょっと待って。それはおかしいんじゃない。」「何がおかしいのかな?お嬢ちゃん。」小夜の質問に嫌味も付けて返す古澤。案の定小夜は不機嫌になりながら答え
りょー さん作 [325] -
時と空の唄13-5
「…仕方ないね、雪。君とは戦いたくなかったよ…」イツキは至極残念そうに言うがそれが本心かどうかは定かではない。「私もです…イツキ」その瞬間からまだ幼さの残る少年と少女の一騎討ちが始まった。「『打てば響く氷霊の館 来たれ氷の鏡』!」雪が叫ぶように唱えると厚い氷の壁がイツキを囲んだ。「何のつもりだ、雪?」「……。」雪は氷の壁を張っただけでまるで攻撃を仕掛けてこない。それを不審に思ったイツキが雪に問う
花神ミライ さん作 [280] -
エルファ・人形残酷物語15
エルファはキディをブリキの器に入れた。 哺乳瓶を取り上げると、キディに飲ませ始める。 ちゅぷちゅぷちゅぷ 嬉しそうにキディはスープを飲む。 だが…「サア、ドンドン、ノムノヨ。ドンドン、ドンドン、ドンドン」 左手でキディの後頭部を持ち… 右手で哺乳瓶を相手の口に押し付ける しばらくすると…「ウグッ!! ウグッ!! ウグッ!! ウグッ!!」 喉が詰まりそうなのか、もがき始めるキディ「ノコシチャア、
ぐうりんぼ さん作 [420] -
エルファ・人形残酷物語14
子供人形たちは食事の真っ最中。 各自、絨毯の上にデーンと腰を下ろして哺乳瓶でミートスープをちゅぷちゅぷ飲んでいる。 その様子を… 隠しカメラが捉えていた。 モニターで食事の様子を見入っている一同。 子供人形たちの… あまりにも行儀の悪さにスザンヌや、部下のガーネットは苦笑い。 スザンヌは画面をチェックしながら、記録用紙を書いている。 プツリ。「あら、映像が途絶えたわ。どうしたの?」 慌てるスザ
ぐうりんぼ さん作 [372] -
白い黒い思い出〜ファーストインパクト〜
俺の前にたっていたのは白装束の男だった。「君か・・・」何がよ、って言いたくなったがなぜか体が動かない。まるで強い力で縛られているようだった。(なんなんだよ!これ!まさかこれが俗に言う、金縛り?って奴?ってなんでもいいから助けてくれ!!)突然足元に魔法陣?みたいなのが現れ俺を包んだ!なんか気持ちわりい!「すごい!これはやはり君は・・・」と男は言っていたがなにが?もうすでにすごい状況なんだが。すると
亮介 さん作 [196] -
白い黒い思い出〜プロローグ〜
あの日・・・俺はこの世界に全てを否定された・・・なんで俺だけ・・・・・・・・復讐してやる俺を認めてくれなかったこの世界もこの俺の思い出も記憶もナニモカモスベテ・・西暦2014年7月20日「刹那ー!早くー!」一人の少女が朝早くから叫ぶ。「わあったよー!今行く!」といって家から飛び出してきたこの俺が主人公の由井刹那。ちなみに高1の16歳だ。んで、「んもう!遅刻するじゃない!」て、さっきからうるさいこ
亮介 さん作 [212] -
デストロイデイ?
教室に入ると皆事件の話しばかりしていた。そこに朝ホーム前にもかかわらず、担任の柴崎が入ってきた。「少し早いがホームルームを始める。携帯はなおせ、取りたくないからな。日直、号令。」そういうと起立、礼、着席というお決まりの挨拶と共にホームルームが始まった。「さっそくだが皆事件のことは知ってるな。今日はその対策を軍の方に説明して頂く。それではよろしくお願いします。」それだけ言って柴崎はそそくさと下がっ
りょー さん作 [308] -
ようこそいらっしゃいました
気付いたら空には大粒の雨が降っていた。学ランが湿り初め、慌てて走り出した僕は、ふとカフェにある少し出っ張ってる天井に雨宿りすることにした。ずいぶん濡れてしまったな…。高校に入学して間もないのに新しい制服が濡れてしまったことに、気分が下がりつつハンカチで拭いていく。キイ…。お店のドアが開いた。『よかったらどうぞ』お人形さんみたいな顔立ちに長いフワフワ髪型の女性がタオルを持って声をかけてくれた。『あ
福島えり さん作 [206]