トップページ >> ファンタジーの一覧
ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
-
ソードメーカー18―?
「言葉…?」マギウスはそう呟いてから、何かに気付いたような表情で、目を大きく見開いた。「『こんな紙切れ一枚ではそんな証拠にならない』そうお主は言った。この『一枚』という言葉が命取りになったようじゃな」エリウスはそう言って、懐から数十枚の紙切れを取り出した。「お主とダリウスが密会をする時間を書いた紙切れじゃ。既に仲立ちをした者から助命と引き換えにして、事情を全て聞いてある。逃げ切れぬぞ」「…一つ、
いっと さん作 [408] -
エルファ・人形残酷物語8
あれから半年以上の月日が経った。 エルファはマルシアやジャックに対して、心を開いてくれた。 以前のように、気軽に話しかけて来るようになったし… 表情が穏やかになって来た。 しかし、子供たちに関しては… それは、或る昼下がりの事だった。 昼食をお腹イッパイ食べた子供たちは部屋の外で遊んでいた。 ボールを転がしたり、遊び道具使ってハシャいだりして楽しいひとときを過ごしていた。 部屋から出て来たエル
ぐうりんぼ さん作 [400] -
サンタの仮面を被る人 3
そんなわけで、カバンに入った指輪とケーキは用をなさないものと化していた。彼女と出会って一年。このために必死で貯めた金だったのに、あまりにも虚しすぎる。 このままカバンをどこかへ置き去りにして、アパートに帰ってしまおうか。このうえなく投げ遣りな気分に襲われる。 酒を飲んで何もかも忘れてしまいたいのに、有り金は底をついていた。指輪を質屋に出そうとも考えたが、この時間ではもう店が閉まっている。 自分
国部希 さん作 [186] -
魔法の本 第2章1部 続
「(なんだアレ。あんなのアリスにでてこない。)」 ポタッ冷や汗が止まらない。自分の夢の中なのに全く知らない世界にほうりこまれたようだ。当然僕は、夢だと思いこんで不安を必死に抑えこんだ。しかし、この後僕はこれを夢で片付けた事を後悔することになる。
遼 さん作 [261] -
魔法の本 第2章1部
「ぅわっ!?」本を開いた瞬間足場がなくなり、体が浮いた感じがした。・・・いや、浮いてるんじゃない。落ちている!!ドサッ叫ぶ間もなく底についたようだ。「ぐっ・・・。」僕はうつぶせになるように倒れていた。体の前表面がまるでプールで腹打ちしたかのように痛い・・・。「(・・・へ!?てゆぅか生きてる!?)」心臓がバクバクしてる。額に冷や汗が流れていた。 「(何だったんだ・・・。さっ
遼 さん作 [237] -
ガンザンダン B+Cside 5
数時間後「なぁ、なぁ」リクトはその辺りに落ちていた本や処理せずに残していた書類を片付け、ダラードは暇ではあったが、眠ることによってなんとか時間を潰した。だが、眠たいほど体力を使っておらず、そのうえ空腹感が襲ってきたダラードは目を覚ました。「何だよ」リクトとしては起きないで欲しかったが、起きてしまっては仕方が無いので相手をする。「腹が減ってきちまったんだが、どうすりゃいいと思う?」「そうだな、俺は
MR,T,S さん作 [372] -
時と空の唄12-12
フォーが手を伸ばす。しかし、その手をすり抜けるようにレミスは倒れた。「…くそッ…!」ランスォールが黒スーツを一人斬る。「もう、許しません。『銀色の風 戦慄の旋律 戒めの裁きを』!!」雪が叫ぶように唱えた。すると黒スーツたちは無数の風の刃に切り刻まれ、たちまち数は減った。「よくやった、雪!」残りはラウフが素早い動きで片付けた。「今治癒術を…」シーラが術を使おうと膝をつく。「よい…」レミスは優しい声
花神ミライ さん作 [287] -
ソードメーカー18―?
カイストランドの王城、ダークパレスの一室。そこではエリウスとマギウスが酒を酌み交わしながら、今後の事について話し合っていた。「さてさてエリウスよ…あの連中を捨てた後はどうする積もりじゃな?」「まずは彼等の反応を見る事ですね。光のソードメーカーが砦を潰しに来たと分かれば、例え女王が止めたとしても、光側に攻撃を加えざるをえないでしょうから」「そうじゃのぉ」エリウスは愉快そうに笑いながら、ワインを飲み
いっと さん作 [441] -
わたし海賊希望な女子高生?GreenStonestory8
ギガ蛇流の右手からは闇を捻るような波動が放たれた! ギガ蛇流『蛇羽羅さん巳南儀、過去へ行く準備出来ましたよ。行きますか。』蛇羽羅『ギガや。ちょいとお客さんらしいが、どうするよ!』ギガ蛇流『はぁ・・・。また、あなたですか?過去まで着いてくる気ですか?』そこにはアイル・キアビィナの血筋のアイル・アイルがたっていたアイル『失敬だな?俺達、元は仲間だろが?』ギガ蛇流『元ねぇ…あなたに魔法かけた事は少し後
うりぼう さん作 [387] -
ある夏の日の一時に3
……どれくらい歩いたのだろうか?何分?何十分?何時間?あるいはもっと……時間の感覚さえ無くなる程歩き足には乳酸がたまって一歩一歩を踏み出すのが辛くもはや何かを考えることもままならなくなっていたそんな時だった僕は見たのは網の目の森の先に森の中とは思えない程眩しい光りを僕はただ走ったがむしゃらに疲れていた事さえ忘れその先に何が待っているか?等という疑問ももたずその光りを目指しそして僕はたどり着いたそ
ネリコ さん作 [234]