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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ソードメーカー17―?
ユミナは少しだけ頬を緩めながら、一つ小さく息を吐いた。「…?」ロザラムは怪訝そうな表情で、首を傾げた。二人が剣を構えたままそのようなやり取りをしている間、ラトは配下の騎士達が全員回復したのを見届けていた。まずいな…この威力は想像以上だ…―\rラトは苦い顔をしながら一つ小さく首を振ると、意を決して二人の側まで歩いて行った。「ユミナ。君に二つほど質問があるのだが…宜しいかな?」「…いいわよ」ユミナは
いっと さん作 [423] -
ロストクロニクル7―10
「・・・パール?」タクトが拍子抜けした声を出した。「へぇ〜この子の名前パールってんだ」少女は自分自身の腕を空に透かすように見つめた。「お前、パールじゃねぇんだろ?誰だ」ウェドがどすのきいた声で少女を問い質した。「あたしの名前は『ダイヤ』この村の住人なの。あなたたちは?」ダイヤは微笑を浮かべながら試すような口調で訊いてきた。「僕の名前はタクト。あっちからフラット」フラットは軽く会釈した。「そして、
五十嵐時 さん作 [446] -
ガンザンダン Aside 7
数分後「はぁ・・ちょっと、諒吾。・・・はぁ、何で、つっ・・急に走り出すのよ」急な出発に二秒ほどほうけてしまい足が縺れたが、強引に腕を引かれたため下手に倒れることも出来ず、なおかつ脳内でその出来事を処理しくれていないため制止の言葉もかけられずに共に走ってしまった。「いや、まあ、そこまでたいした理由は無いんだが・・・」「じゃ、じゃあ、はぁ、何で走ったのよ?」息を荒げる美香に対し、諒吾は特に変わった様
MR,T,S さん作 [406] -
ガンバッ! みなみ
優等生? 劣等生? アナタならどっちがいい? なんて愚問だよね…。 もちろん誰だって優等生の方が良いに決まってるもの、でも――。 でもね、頑張っても人には限界ってあるんだから、そこの所は理解して欲しいよね。 「あの〜すいません。」 「は〜い。」来客に気付いて、慌てて出迎えに行くあたしは、笠原みなみ15歳。一応高校受験を控えた受験生なんだけど、今は家の手伝いで大忙し「どうされましたか?」
紫依 さん作 [253] -
最終戦闘少女イザナミ −17
最古の高貴な家柄の王。神武天皇の正式名称である「カム ヤマト イワレヒコ スメラミコト」が、やはり古代ヘブライ語で「神の民族創設者 偉大なるサマリアの王」と意味することに、関連づけて天皇家を指していたかのかは、後世の人々に知る由もない。 ともあれ日本人ほど世界で評価され、各国で崇められている事実を、実は日本人自信が、一番わかっていない。 日本人の海外活動において、日本人は利益など考えず、よその国
和洋折衷 さん作 [531] -
天使の碧い糸?
ヒュ……ドスッ。地面に鈍い音が響く。「何の音!!?」「いやぁッ!!!人が!!!」「誰か!!救急車!!!」沢山の声と流れでる大量の血。-2006年2月14日-私、月染さくらは、マンションの屋上から飛び降りて自殺した。理由は簡単。生きるのに、飽きてしまったのだ。喜びを、楽しみを、感じられなくなってしまったのだ。だから、私は死んだ。これで楽になれると、つまらない日常から解放されると…そう思っていたの
碧蒼葵 劉刃 (アスサキ リュウハ) さん作 [476] -
最終戦闘少女イザナミ-16
アインシュタインの予言とされる次の言葉。「人々が戦いに明け暮れ、疲れはてたとき、世界は盟主を求める。その盟主とは、世界最古にして尊い家柄の王。 この王のもと世界は、ひとつを成すこととなる。この家柄を、存続させてきた日本。日本を作っておいてくれた神に感謝する。」 いまだ、この言葉が本当にアインシュタインの言ったものなのか、争いがある。しかし、アインシュタインは人の本質を「邪悪」とした。
和洋折衷 さん作 [514] -
ソードメーカー17―?
ロザラムは瞬時に周囲を見渡すと、可能な限りの大きさの障壁を目の前に創り上げた。「甘いわね!」ユミナはそう叫ぶと、剣を掲げて光の塊を上空へ放った。「しまった!」ロザラムは唇を噛むと、急いで目の前にある障壁を移動させようとした。しかし、時既に遅く、「つあっ!!」というユミナの声と同時に、上空にある光の塊から放出されたエネルギー弾がロイ達に向かって降り注いだ。「うわあああ!」ロイ達はそのエネルギー弾の
いっと さん作 [456] -
サンタの仮面を被る人 1
十二月二十四日――。 静かな夜だった。星が見えなければ月も見えない薄暗い路地には、冷たい風が吹き抜けている。 ため息をついて空を見上げると、雲がうっすらとかかっていた。 もうすぐ、雪がふる。いや、これは勘ではなく、家を出る直前にみた天気予報による情報だが。 空気も雪がふる直前のような、しんとしたにおいだ。 こんな空気を一人で味わうなんて、思ってもみなかった。
国部希 さん作 [269] -
最終戦闘少女イザナミ-13
バイスは大統領執務室に戻ると、まず日本国総理大臣へのホットラインを、つないだ。「ハロー、プライムミニスターナガタ・・・新たな歴史が動きはじめたようです。私はこれより地獄の業火の中を、歩まねばならない。世界中の人々の命が私に委ねられた。バイスの名が、悪魔の代名詞として後史に記されても、私は運命を受け入れる。」「わかっています、大統領。もうなにもいわなくていい。だが、あなた一人を虜囚にはしない。日本
和洋折衷 さん作 [504]