トップページ >> ファンタジーの一覧
ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
-
最終戦闘少女イザナミ-14
世界中が震撼した。 しかも同時多発的に、旅客機が、ビルに衝突するなど、映像を見せられても、人々は事実を受け入れられなかった。アメリカ大統領バイスは、この第一報を、大統領日程での視察先において、聞かされた。バイスは、硬直した。 「ゴッド・・・」小さくうめくと、バイスはしばし動かなかった。大統領日程での取材カメラは、この様子を撮影し続けていた。バイスはカメラに、自分の表情を読み取らせようと、敢
和洋折衷 さん作 [487] -
最終戦闘少女イザナミ-13
あたしは一体?自分の中に、なにかが目覚めるような状態がある。 それはたぎるような、そして、予め自分の中に備わってうるものが、開放されていく感じ。 これまでの状況分析ひとつのコントローラの統制のもと、私への一連の行為がなされている。私の行動や言動を知りうる立場のものが、私に関する情報を収集。別働班が情報に基づき、私のいく先々で、不安を惹起させる言動を展開。不安感にとらわれ、錯乱状態のところへ、機
和洋折衷 さん作 [506] -
駆けゆく船
吹きつけてくる海の風潮の匂いがしみる太陽は赤みをおびて西の海へゆっくり堕ちていくのどかな沿海諸国、マリアの中で一番粗暴で物騒でガラの悪い小さな町、シアン叫び、喚き、怒号が交錯する裏路地を、少年と言える程に若い二人組が駆けていくその後ろには十数人ばかりのイカつい男たちが手に手に棒切れやら刃物やらを携えて、二人を追い立てている。前を行く二人は必死の形相で足を急がせ息を荒く弾ませながらもお互いに文句を
ゆってぃ さん作 [551] -
悪魔だって天使だって愛してる?
「おや、自分が相手にされなかったくらいで怒るなんて、子供ですね」表情だけは天使の笑顔だがその言葉には毒が含まれている「うっせぇー、今回はたまたま…偶然!好美がそっちについただけだろ」レンタントも負けじと『たまたま』と『偶然』を強調して言うこんなに口喧嘩しているのに周りは我関せずといった表情だそれもそのはずラングエルとレンタントは好美にしか見えないのだからこの世界では、基本的に天使と悪魔は憑いてい
雪華 さん作 [497] -
悪魔だって天使だって愛してる?
天使と悪魔は人間が誕生した瞬間その人間に憑くそして、彼らは憑いた人間からは離れられないたとえどんなに憑いている人間を嫌がろうが彼らには離れる術を持たないそして、彼らには役目があった天使は人間を正義の道へと導くために悪魔は人間を悪の道へと導くためにラングエルとレンタントもその為に好美に憑いている「あら、好美ちゃん。これから家に帰るの?」そう話しかけて来たのは近所のおばさんだった「好美、ちゃんと挨拶
雪華 さん作 [545] -
Green Stone story
GreenStone(大地の石?) とは、蘇生の魔法を秘めた石を示している 死者をも、蘇生する石。 今、再びこの石をめぐる、大冒険が始まろうとしている… 悪は蘇生を恐れ… 正義は荒れた大地に息吹を… 互いの思いが時空を交差し、過去、現在、未来へ GreenStoneは二つあり、それを人は目にはめ、力を解放する・・・ 今、一人の女の子が地球を、守るため…その大地の神の目を使い始めた。。。 『生き返
うりぼう さん作 [456] -
ノイズ‐NOISE‐第五章?
「眠れないの?」背後に現れたのはジャズだ。「ジャズ…。」「ウィル君が一番疲れてるはずでしょ。護衛もちゃんと付けてるから、安心して寝なよ。」「いや、…最近悪夢をよく見るんだ。あのロザントン事件の夢…。情けないけど怖くてさ。夢って、逃げられないから。」ジャズは椅子がそばにあるにもかかわらず、むき出しの地面に座り込んだ。「僕も見るよ。怖いよね。まだあの時は子供だったし…。でも目を覚ますとね、ちょっとホ
紀夜 さん作 [406] -
ノイズ‐NOISE‐第五章?
興奮でもうろうとする意識の中で、まわりを見渡すと荒れ果てた瓦礫の景色が広がっていた。まるで戦場のようだ。自分が生活していたとは思えない光景だ。そしてたくさんの人間が死んだ。ハリソン警部や仕事仲間も無事でいるだろうか? だがウィルはもういない。メレディスの知るウィルはどこにもいない。「最悪だ…こんなの。最悪だ…。みんな、いなくなった…みんな…。」涙は出なかった。胸に風穴が開くとはこういうことなの
紀夜 さん作 [358] -
ノイズ‐NOISE‐第五章?
「忘れたの?病院が焼けたのも、街がこんなのになったのも、全部ノイザーのせいなのよ!?アンタが一番わかってるでしょ?そいつらは危険なのよ!!ただの人間が暴れるのとは訳が違う!!命がたくさん消えてくのよ!!!」 もつれそうになる口調でひたすら訴える。 誰のせいというわけでもないのに、お互い自分達の大事なものを傷つけられるのを恐れているせいなのか。それぞれ皆、自分の信じる正義を貫くことで皮肉にも哀し
紀夜 さん作 [382] -
ノイズ‐NOISE‐第五章?
「なに黙ってんのよウィル!!」「そうだ、俺は警官だった…。もう辞めるけどな。」メレディスの目が大きく開かれる。「辞める……?」「なに都合のいいこと言ってんだてめぇ!!警官だったなんて聞いてねぇぞ!!ボス、こいつ俺等を騙して逮捕するつもりだったんですよ。」アレンがジャズに耳打ちするように言った。「………」ウィルは考えるように黙り込んだ。そしてメレディスを見つめた。「メレディス、俺が警官になったのは
紀夜 さん作 [369]