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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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エンブレム〜序章〜?―?
こくん。「暖めるくらい出来るよな?」「…舐めないで下さい。その程度なら目を瞑っても出来ます」「目を瞑ったら危ないよ、火傷するよ?」「いや、そんな文字通りの意味で言った訳じゃねぇだろ」「…」黙った。「…えっ!?マジで言ってたの今の!」「…クル・ファスリエのファスリエって白インゲン豆の事なんですよね…」「トルコ講座なんて開いて誤魔化すなっ!」「ついでに言えば…この料理はトルコの代表的な料理で正しい食
S・U さん作 [243] -
エンブレム〜序章〜?―?
七時十分頃。俺と麻衣は非常に困っていた。別に朝気がついたら歴史が変わって人が恐竜族になっていたわけでも、いつの間にか雲の上の巨人の家にご招待されていたわけでもない。てか、そんな世界だったら困るどころか望むところだ。あれほど面白そうな世界を体験したいと思って何度ゲームやディズニーの中に入ろうと思った事か。…いや、今はそんな話じゃなくて…。俺達は一体何に困ってるのかというと…。「嫌です…」…これだ。
S・U さん作 [260] -
エンブレム〜序章〜?―?
…いや、そうじゃないか。多分、怜や麻衣の過剰なスキンシップで緊張を無理矢理にほぐされたからこんな風になってるのだろう。まぁ、どちらにしても良い方向に進んでるのは間違いないかな。「さ、もう帰ろうぜ。そろそろ麻衣が起きてくる頃合いだしな」もし、起きたとき誰も居ない現状を見たらあいつの事だ、また何を言ってくるか分かったもんじゃない。『二人きりで何やってたの!』って怒鳴られるのが目に浮かぶようだ。「な、
S・U さん作 [252] -
死の旅 1ー2
ティアズは、かなりの速さで動いた(メアリはティアズの速さに目がついていけなかった)ティアズは一番若そうな騎士の隣にいた「なにっ!?」「くたばれい!」ティアズはロッドを、騎士の腹に振った騎士はなにかをつぶやいたが、乗っていた馬から離れ、飛んだ(メアリが思うにあれは、ぶっ飛んだに近い)その後、ティアズは残る6人もロッドを振りぶっ飛っとばした(ハルセンは剣で防御したが、これもまた剣ごとぶっ飛んだ)「…
レティシア さん作 [450] -
時と空の唄11-5
「あの、谷というのはひょっとしてヘトラレスタの谷ではありませんか?」そう訊いたのは雪だった。その男は少し驚いたがそうだ、と頷いた。三人はお互いの顔を見合わせ、何だか希望が湧いてきた気がした。「ヘトラレスタの谷…か。」フォーは小さくため息をついて俯いた。「何かご存知なんですか?」「知ってるも何も、あそこは俺の家だ。親父の名はレミス。」「え……!?」驚いた。と、同時に違和感を感じた。『人ならざる者』
花神ミライ さん作 [322] -
死の旅 1ー1
王女は逃げていた ?いや違うな、どちらかといえば「家出」?「城出」か?追っているのは王女を護衛するはずの騎士達だ王女は馬を操り、後ろを見た(誰もいない…だいぶ差が開いてきた…!)前を見る、そのとき、蒼いマントを身にまとった男(?)が目の前にいた「よけて!!」王女のなかなかの(100点満点中90ってとこかな)反射神経で言ったが、男は、避けようとしない(ぶつかる…!…あれ?)目を開けると、馬は一匹で
レティシア さん作 [483] -
エンブレム〜序章〜?―?
「それで何を…?」「まぁ見てろって」カメラを花に向けて構える。ターゲット、ロックオン…!スイッチを押す。パシャッという小気味良い音と共にカメラから写真が姿を表した。「うん、上出来」「…?」「摘み取る事は出来ないし枯らさない事も出来ないけど、これくらいでなら残してあげられるからさ。生で見るよりは感動薄いだろうけど、これならいつでも見れるだろ?」「…!」な、何か目が凄い輝いてるな…。「…く、くれるの
S・U さん作 [307] -
ロストクロニクル5―6
フラットの言葉にウェイトは落ち着いて返答した。「もちろんそんなことは分かっている。その地下自体も隠されているからな」「それじゃあ、どうやって地下に行くんだ?」ウェイトは今度はタクトの方に目をやった。「見つけるんだ。必ずどこかにあるからな」「その情報は確かなのか?」タクトが続けて訊いた。「ああ、確かだ。信用していい」そして、ウェイトは「手伝うか手伝わないかは自由だ」と言い残し、どこかに行ってしまっ
五十嵐時 さん作 [389] -
死の旅
これは呪われ不老不死にされた彼の物語…ある日、彼の村に邪心を持つ紅蓮の目をした魔術士が現れた彼の村は魔術士によって殲滅された彼は、親や友、恋人を殺され、怒り、闘った・・・最初は何人も一緒だった、しかし、ついに彼一人になった…それでも彼は闘ったやがて、彼は敗れた魔術士は彼を称えた…紅蓮の目をした魔術士は言った…「私を探して倒せ、それまで死ぬことは不可だ」魔術士は彼に呪いをかけた…不老不死の呪いであ
レティシア さん作 [512] -
時と空の唄11-4
相変わらず騒がしい小屋の戸がゆっくりと開かれ、中から丸い顔の大男が顔を出した。「なんだい?」「あ、ああいや、雨宿りをさせてもらいたいんだが」ラウフが言うと大男はニッと笑い三人を招き入れた。「悪いな。」「いやぁいいのよ。酒は大勢で騒ぎながら飲むのが旨い。何しろこの雨だ。あんたたちも大変だろ。」ガハハと怪獣のように笑う大男。「俺たちゃ狩人でな。この嵐じゃ動物たちも出てこないし崖崩れもあって危ない。だ
花神 ミライ さん作 [369]