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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ロストクロニクル5―2
「ミューク校長の話し方っておかしいですよね」みんなで散々議論した結果、『勇者の血』を持っている人が誰だか分かるかもしれない、という答えに辿り着き、図書館へ向かっていた道中、唐突にフラットがそんなことを口にした。「ああ、確かに、結局男なのか女なのかも分からなかったな」「どうしてあんな話し方なの?」ウェドの後ろを歩いていたパールがフラットの横に駆け寄った。「ミュークさんは実は、一人の人間ではないんで
五十嵐時 さん作 [415] -
わたし海賊希望な女子高生?22
大将『お客さんネタを全部独り占めとは、よくね〜な。他のお客さんもいますんで』『はぁ?聞こえなかったか?俺様達にだけ寿司を出せばすむ話だろう』 ジルビィア達は小声ではなし始めた。海賊ジィ『ほぅ・・・・よほどお腹すいているのだろうな・・・・確かやつは・・・ヴァンとか言う海賊?だったか?』ジルビィア『ヴァン。聞く名だな・・・・まぁしかし、この不吉な空気は奴のものなのか。』ヴァン『どうして
うりぼう さん作 [417] -
エンブレム〜序章〜?―?
「明日ぁ?何で?」「明日学校に行って遼や幸さんも交えて決めた方が良いでしょ。人数多い方が案も一杯出るだろうし…」「あぁ…まあそうだな」「ねっ」そう言った後、怜は立ち上がった。「さ、それじゃそろそろご飯にしましょ。麻衣ちゃん彼女を食卓に連れてって」「はーい」「シンちょっとこっち来て」「んー?」怜に連れられるように台所に行く。「何だよ、どうした」「食器とか運ぶの手伝って」「あぁ、やっぱり…」まぁ、だ
S・U さん作 [244] -
エンブレム〜序章〜?―?
「いくらなんでもそのまんま過ぎだろ…」「え、ダメかな。最近読んだ漫画でそういう感じの人が居たから良いかなって思ったんだけど」「あれは男だっただろ。それに、いくら素性不明な所が似てるからってそう安直に決めるもんじゃねぇだろ」「じゃあナナちゃん」「それも安直すぎだろ…」「うーん…じゃあシナちゃん」「…お前はそろそろ名無しというワードから離れろ」「じゃあ、ナシナちゃん」「…怜、何か良い案は浮かばないか
S・U さん作 [234] -
ガンザンダン Aside 4
諒吾宅美香が考え始め、そのおかげで新聞を読み終えた諒吾が時計を見ると軽く30分ほど経っていた。さすがに足が痺れたのか、美香は正座を崩している。諒吾はよくもこれほど悩んでいられるものだと思いながら、美香の顔を見てみた。目は二重で髪は短めに整えられており、どうやら美人の部類に入るようだ。顔もそうだが声からしても活発なイメージが伺えられ、実際におしとやかではない事が理解できる。しかし、なぜこうも同じ世
MR,T,S さん作 [388] -
わたし海賊希望な女子高生?21
恵理也は空高く両手を広げた!! 赤鬼『同じ手は喰わねーぞ!!その前に八つ裂きにしてくれるわ』赤鬼は体中から角が生えだし、怒涛の如く恵理也に攻撃を仕掛けた!! 赤鬼『流れ撃つ電流がお前の槍ならば、天から落ちる前に、仕留めて見せよう!!』きな『恵理也ぁあああ!!』 次の光景は光ではない・・・・・・・・ 暗闇を支配した赤鬼は恵理也に光を作らせず、体中に角を生やし、恵理也に抱きついた!! 赤鬼『死に神を
うりぼう さん作 [427] -
ガンザンダン B+Cside 1
議員宅「右腕が紅くってでかい傷負ってる男って知ってる?」ダラードにそう問われたが、議員は一体何のことかわからず、怯えながら首を横に振った。「そうか・・・」消えてしまいそうな声で呟きながら、ナイフの先を下げる。その表情は期待はずれだと語っている。そして何を思ったのかダラードはとどめをさすことなく入口へと歩き出した。九死に一生を得たわけである。議員は安堵の息を漏らし、同時に「死ねぇ」と叫びながら懐か
MR,T,S さん作 [357] -
ソードメーカー16―?
「…ほう…罪を償うねえ…俺にそんな気は毛頭無いがな」グラムは少し苛立ったような表情で、剣を地面に叩きつけた。「まあ…元々お前さんを殺すように言われてたしな。丁度いいか」そう言った瞬間、グラムは素早い動作でロザラムとの間合いを詰めると、恐ろしい速さで剣を振り下ろした。「はっ!」ロザラムは余裕の表情でその攻撃を自らの剣で受け止め、グラムの剣を弾き返した。「ちっ!」グラムは厳しい表情で二、三歩間合いを
いっと さん作 [434] -
ガンザンダン Cside 2
議員宅ゲルドはさっさと入口に向かってしまい、それに戸惑いながらリクトも後をついていった。「急にどうしたんすか?」リクトは入口の門を開けているゲルドに声をかける。「いや、なぜか嫌な予感がした」「嫌な予感すか?」彼が感じたと言ったのならば感じたのであろうが、リクトはそんなもの微塵も感じていないため、少し呆れたような顔になった。「ああ、まあ予感だがな」てくてくと二人は歩き、玄関へ向かう。門から玄関まで
MR,T,S さん作 [356] -
エンブレム〜序章〜?―?
「私も、着せ替えに夢中になってて聞くの忘れてたよ」「何だ、全員が全員忘れてたのかよ」「みたいねぇ」『あはははは!』「…」この村の人達は皆こんな風なんでしょうか…。「と言うわけなんで貴女の名前私達に教えて下さい!」「…」「……ひょっとしてこれも無回答?」怜の問い掛けに彼女は首を降った。そして、果てしなく長く感じられた二分の沈黙のあと彼女はこう続けた。「……私に……私に…名前なんて…在りません…。…
S・U さん作 [319]