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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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はるまついぶき 10
ダズはその絵はさっきリリーの部屋で見た絵だと思った。「その絵は俺の物だ。リリーは売ったがその絵まで売った覚えはない」あの絵が他の人の所に行くのはもったいない。美術館の館長としてではなく個人的にそうダズは思った。「いいえ。その絵はリリーの物です。その絵はハルのために夜、寝る間も惜しんでこつこつ描いた物です。あなたのためではありません」シルバードラゴンが言った。「何だと?……じゃあその絵を俺に売って
東雲 さん作 [374] -
時と空の唄10-6
「ヘトラレスタの谷の細かい場所が分かったぜ。」早くも3つ目の林檎を頬張りながらラウフが言う。「これがまた、随分辺鄙な場所にあってな。行くまでに10日はかかる。」「10日!?」「直線距離なら半日だ。ただ山んなかで、4つくらい越えなきゃならん。」驚いた。どうやらレミスという男は随分変わった人物らしい。「10日…山4つ…」魂の抜けたようなランスォールの目が右へ左へと泳ぐ。「準備は万端にしなきゃならない
花神 ミライ さん作 [338] -
ソードメーカー15―?
「姉妹丼…」ルイスはそれを羨ましそうに見つめながら、呟くように言った。「お前もかーっ!」ロイはミリスとエミリアに腕を掴まれながら、突っ込んだ。「…ロイ、こうなったら、私を含めた五人全員をターン出来るか、そのエリクシオンっていう魔法剣に聞いてみたら?」リリーはその光景を見つめながら、深くため息をついて、ロイに尋ねた。「あ、そうか!その手があった!すいません、五人全員のターンって出来ますか?」出来な
いっと さん作 [472] -
ウッドマン 続き、
最後に一つ炭酸同化剤は貸し金庫に保管してある。と書いてあった、僕はその不死の能力に引かれてすかさず銀行へ向かった、そして、その貸し金庫のある銀行に着き、そして、金庫の前に立った、それにしてもセキュリティのすごい銀行だな、何たって、ニューヨーク一の銀行だからなと思いながら、銀行員は僕に、パーカー様、鍵を、と、言われ、ポッケから鍵を出して銀行員の人に渡した、そしてとうとう、ガチ、と、音が聞こえ、分厚
HOME さん作 [364] -
ロストクロニクル4―2
リコードからオーケスまでは真っ直ぐ北上するだけで行ける。タクトたちはオーケスから一旦東にあるオーシーへ行き、ぐるっと回ってオーケスのちょうど南にあるリコードに来たようだ。つまり、シャープは今タクトたちが通って来た道とは違う道を通っている。この道の先には、旅人たちがが頻繁に迷う通称『迷いの森』がある。この森を抜ければ、オーケスはもう目と鼻の先だ。「眠たいなー、わたしは今日一回も寝てないのに」ひとり
五十嵐時 さん作 [441] -
エンブレム〜序章〜?―?
俺は立ち上がりドアノブに手を掛けた。…そういえば米びつに米ってまだ残ってたかな?まあ無けりゃ炊けばいいか。ガチャッ。「ん?」…今なんか同じ音が下から聞こえたような…。「お兄ちゃん、ただいまぁ!」「げっ!」慌ててドアを閉める。「…どうしました?」「しぃっ…!」「…?」「お兄ちゃーん!…あれ、居ないのかな?」「どうせあいつの事だからまた部屋で寝てるんでしょ」「そうだね」「おいおいおいおい!」何で怜ま
S・U さん作 [290] -
はるまついぶき 9
庭には月の光に照らされているシルバードラゴンがいた。突然の事態に混乱するダズ。シルバードラゴンだって!?リリーもベランダに飛び出した。確かにいた。本当にシルバードラゴンなんていたんだ。銀色に輝く鱗が美しい。そのシルバードラゴンの背中から降りてくる青年をリリーは見た。すぐに正体はわかった。「ハルゥ!!」リリーは叫んだ。青年はハルだった。やっぱり来てくれた。ハルはにっこり笑ってリリーを見ている。手に
東雲 さん作 [382] -
ソードメーカー15―?
「…でも、僕はまだこの城から出る事を許されていません。今から行く事は無理ですよ」その心配はありません。私のターンで砦まで転送できますから。「え…そんな事が…?」「ちょっと、ロイ!今からこの城を出るってどういう事よ!?」ミリスはロイの顔をじと目で覗き込みながら、尋ねた。「え、わ、いや、その…何か、エリクシオンが『砦の騎士達を守れる可能性があるのはロイ君だ。だからターンでそこまで転送してやる』、って
いっと さん作 [470] -
わたし海賊希望な女子高生?5
沙兎耶『絶対絶対あんた等なんかにこのネックレスは渡さない!!どんなに値打ちな物かは知らないけど、お金に変えられてたまるもんですか!!』 ジルビィア『ふっ。幸せな女だな!まぁ逃げ場はない。怨むなら、それを伝えた肉親を怨め!!そろそろ遊び飽きた所だ!!!』 トベッ 何処からともなく声が・・・・・・トベッ 早く飛べ!!! 僕を信じて、柵から飛び降りろ!!!ジルビィア『では女!死の時間
うりぼう さん作 [524] -
わたし海賊希望な女子高生?4
わたしの気迫に臆した海賊は遂に銃をぬき言った 海賊『お頭!!この女!!殺りますぜ!!』 すかさず私は沙兎耶『海賊なら人殺るのにいちいち許可取ってんじゃないわよ!!』 海賊『気の触る女だ!!死ねや!!』 一瞬空気が変わった・・・ いや一瞬で空気が変わった? 殺気に満ちていた場は青い空気に包まれた。 海賊船長が炎の中から、姿を表したのである。 お頭『まぁまぁ。女一人殺
うりぼう さん作 [483]