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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ソードメーカー15―?
天井から吊り下げられているランプの下で、サリア、ライル、セイルの三人は一斉にため息をついた。「…ロイ君は…今でもその事を…」「ええ…未だに自分のせいだと考えて、悩み、苦しんでいるのです。…そちらに行かせたのも、何とかそれをもう少し軽く受け止められるようになってほしい、と考えての事だったのですが…」「そうだったのか…兄さん…」セイルは沈痛な面持ちで、一つ小さく息を吐いた。「…ロイ君には、他に友達は
いっと さん作 [471] -
トランプ王国 〜秘密のお姫様〜?
アイドルやりませんか?いま思うと、あたしの運命はここで変わったんだよね…。あたしたちは、事務所に行ったの。そこにはあたしたちと同じクラスの野中由利(ノナカユリ)と城ヶ崎のん(ジョウガサキノン)がいたの。よくみると、その2人の首にクローバー?とダイヤ?のネックレスがかかってた!『あの…。』あたしが話しかけようとしたら、さっきのスカウトマンがきた!『君たちには、【ストロベリー】という名で、アイド
まろん さん作 [271] -
ノイズ‐NOISE‐第四章?
泣きじゃくるマリアとは裏腹に、ウィルは冷たい顔をしてフィオナを見つめていた。「いや、もう手遅れだ・・・・・」 それはさなぎから成虫へとかいわれる蝶のようにゆっくりと、しかし美しさなどみじんも感じないグロテスクなそれは、フィオナの皮膚を、服を突き破り、全てを明らかにする。 フィオナのきれいな背中が見えた。かと思うと、あっという間にフィオナさえも飲み込もうとする成虫。「いや、見ないで・・・お願い
紀夜 さん作 [391] -
ロストクロニクル3―15
「し、竹刀」タクトには目の前の光景が信じられなかった。「どうなってるんだ」「さっきの攻撃は正直、びっくりしたわ。なかなかやるわね。でも・・・あれくらいでくたばると思ったら、大間違いなのよ!」言葉の勢いと一緒に手に持っていた竹を地面に突き刺した。「タクト、走れ!」ウェドの言葉と同時にまるで解き放たれたかのように、二人は別々の方向に走っていった。走ったかと思えば、早速後ろから何本もの先の尖った竹が地
五十嵐時 さん作 [425] -
はるまついぶき 3
そこにはリリーがかかれていた。最初は同名の人かと思ったが顔をかいた絵を見て確信した。はなればなれになってから何年も経っていたが紛れも無くリリーの顔だった。「リリー?おお美人だな。でも炭鉱では働けないな。力もなさそうだし特技は絵描きだってよ」ヒューズは言った。そんな!あのリリーが[売り物屋]に売られてる?将来画家になるって言ったじゃないか!ハルは驚愕した。驚きと失望感が交差する。しかしそこでふとハ
東雲 さん作 [419] -
時と空の唄10-2
がやがやと騒がしいほど活気ある港町キジル。あちこちで元気な店の主人たちの声が響いていた。「すごい…。本当に活気ある街です…」あちこち見ながら雪は驚いたように言う。「だろ?ここは世界一の港町たよ。」ラウフは誇らしげに言った。世界一に相応しい港町は今日も多くの人で賑わっている。ガチャリ。「ま、てきとーにくつろいでくれ。」ここはキジルのラウフ宅兼情報屋。「ガランとしたお宅ですこと。」「若い男の部屋だか
花神 ミライ さん作 [337] -
私の支え
私は家でわ、一人ぼっち……ある日友達が真っ白い弱々しい子猫を拾って来た。これが私とこの白猫『しる』とのであいだった……私はいつも一人ぼっちだったから、しるが来てくれて幸せだった。だだ、ここのアパートはペット禁止でヒソヒソかっていた、なんだか可哀相な感じ…。ある日しるが毎日外を見るので窓をあけてみると楽しそうに外へ出た。ばれないように策を取りてけて……。でもそんな事気にしずに、しるはおおはしゃぎだ
ちりすん。 さん作 [374] -
トランプ王国 〜秘密のお姫様〜?
同じ学校だったあたしたち。同じクラスの杉山花音(スギヤマ カノン)とは、おそろいのペンダント買ったんだ〜!花音がハート?ので、あたしがスペード?!それから、すごく楽しかったんだけどね…。2人で、街中歩いてたら、なんと…スカウトされちゃったの!
まろん さん作 [238] -
トランプ王国 〜秘密のお姫様〜?
あたし、秋山愛乃(アキヤマ アイノ)です!!自分で言うのもなんだけど、とってもハキハキ!!『愛乃〜』『あっ!!ごめん!今行くから待っててね!』あたしは、三人の友達♪と一緒に、【ストロベリー】っていうアイドルやってるの。がんばるぞー!あたしたちが、アイドル始めた理由は、ペンダントにあるの!
まろん さん作 [386] -
ノイズ‐NOISE‐第四章?
「フィオナさん、お願い、帰ってきて!また楽しく話そう!一緒に暮らそうよ!」マリアは涙をこらえながら必死に訴える。 ウィルは気付いた。マリアを見つめる彼女の目が、紅く染まっていることに。 「いいから二人とも逃げて!!!!」フィオナは大声で言った。力一杯言ったために、弱々しい足がよろけそうになる。グチグチッ フィオナの背中から不気味な音がした。「うっ。」腹を抱え込むように倒れる。その表情は苦しみに
紀夜 さん作 [365]