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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ソードメーカー14―?

    「…」ライルはセイルの質問に答えず、食料庫からその袋を取り出して、黒くなってボロボロになった葉っぱを見つめた。「あいつ…まだ、こんな事をやっていたのか…」ぎゅっと唇を噛み締めながら、ライルは大きく息を吐いた。「こんな事…?」「…これは、ロイがやったものだ…。恐らく、眠れなくなるとこうして、葉っぱを燃やして気持ちを鎮めていたんだろう…」「気持ち…ですか?」「罪悪感…と言ってもいいだろうが…ね…」ラ
    いっと さん作 [472]
  • 戦士と妖精?

    康が少女の隣に並ぶと占い師のような人がおもむろに口を開いた。「波よ、この者に確かな力があると思うか?」「はい、確かに現実の世界にいた時は、並々の力は感じられました」「しかし、今は、すずめの涙ほども感じられない。現実の世界でそれだけの力が感じられるのだ。ここに来て感じられないと言うことは、無いだろう」「いいえ、もし、あの言い伝えが本当なら彼は、救世主の一人かもしれません」「だかが、あれはあくまでも
    木陰の人 さん作 [216]
  • 時と空の唄9-8

    ぐるぐると回るような感覚の後ようやく周りの世界が見えてきた。どうやらどこかの洞窟のようだ。薄暗く、じめじめとした圧迫された空間。「なんだ…?この洞窟は」「進んでみれば分かるだろ」点々とした松明を辿って着いたのは、水溜まりサイズの池が三つ三角形にある少し開けた空間だった。「なんだ?この水溜まり」ランスォールが覗いて見ると水溜まりに剣が浮かんでいた。「剣…?」「見て下さい!こっちには盾が!」雪の指差
    花神 ミライ さん作 [348]
  • アリエス・シャドウ ?

    「クリスさん!?何でここにいるんですか!!」サクヤは、慌てた表情でクリスに駆け寄った。「何でってお前、弁当をテーブルの上に忘れてたから届けに来たんだよ」クリスは、平然とした顔でそう言った。教室からは、ざわざわと生徒達が二人の話をしていた。「とりあえず、これ。」「えっ!あ・・・うん、ありがとう」「じゃあ俺は、これで」そう言うとクリスは、教室から出て行った。その後、サクヤがみんなから質問攻めにあった
    霧原 凜 さん作 [501]
  • 西の国〜縛られた鎖〜 9

    〜ハイドがむかつく…〜ケインはベッドに寝転がりなが舌打ちをした。〜友人としてはアカネとハイドの交際を祝ってやらないと…でも、俺には無理だな…〜ケインは寝返りをしながら布団に潜った。「俺は最低だ…」今日の朝は最悪の目覚めだった。朝からハイドと出会ってしまった…。ハイドがいろんな話しを振ってくるが、俺は相づちしかしてない。「ケイン具合でも悪いのか?」「いや…」「そっか…」それっきりハイドも話さなくな
    Heart さん作 [248]
  • ソードメーカー14―?

    「いや、父さんはお前が未熟だったから反対した訳じゃない」ライルは首を振って、苦笑いした。「お前が出て行った日に、父さんは珍しく酒に酔って、こう言ったんだよ『あいつはもっとここで修練を積めば伸びるのに…お前以上に…』ってな。全く…あんな言葉が父さんの口から出るなんて、思いもしなかったよ」「…そうだったのか…」セイルはそう呟いて、ぎゅっと唇を噛んだ。「まあ、歳をくった今となっては、どちらが腕がいいか
    いっと さん作 [513]
  • 新・桃太郎

    犬、猿、雉。彼等は、動物の名を持つ人間だ。名付けたのは、桃太郎という青年。桃太郎は、それぞれ大罪を犯し牢獄に監禁されていた三人を、鬼ケ島への“鬼退治”への同行を条件に逃がしたのだ。三人は、それぞれが一流以上の武の持ち主で、その武技を持って各地で殺人鬼、大泥棒、放火魔として恐れられていた。大人が20人でやっと取り押さえられる程だ。そんな三人が、20歳そこそこの青年に、大人しくついていくはずがない。
    まきび さん作 [743]
  • ロストクロニクル3―10

    フラットはその声を聞くと同時に走り出した。「待てー!フラットー!」 「炎魔導師のくせにー!」「裏切り者ー!」フラットは一心不乱に逃げ続けた。追走を振り切って一息ついた時、やってきた。「可哀想に、なんて可哀想な子なのかしら」暗くなった村からひとつの声。「誰ですか?」「私は貴方の味方よ。安心しなさい」優しいがどこか冷たい声だ。「何処にいるんですか!」フラットは闇
    五十嵐時 さん作 [424]
  • ノイズ‐NOISE‐第四章?

      深夜の3時。気まずかったはずのウィルとフィオナはいつのまにか楽しくうちとけていた。 怪しい女として、世間を騒がせた間抜けな警察として、互いに見ているはずだったのに、いつしかそんな決められた枠はなくなっていた。「あっはっは!じゃあ、盗ったのは・・・おばさん?」 ウィルはわくわくしながら訪ねた。「惜しい!!実はですね、おじいちゃんだったんですよ!」「なんじゃそりゃあ!!」ウィルはフィオナの笑い話
    紀夜 さん作 [359]
  • 西の国〜縛られた鎖〜 8

    「私達の部隊は隠密起動部隊である。」リンスが胸を張って言った。「隠密起動…ですか?」「そうだ。」「例えばどんなことをするんでしょう?」「私達は戦場では働かない。私達の仕事は裏切り者の抹殺」「裏切り者の抹殺…」「そうだ。敵からのスパイ、敵に情報を流してる者、仲間を殺した者などが対象だ。」「今まで、そんな人は何人いたんですか?」「0だ。」「えっ…」「この部隊は昨日できたのだ。だから0」「昨日…!」「
    Heart さん作 [285]
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