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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ノイズ‐NOISE‐第三章?

    フィオナは申し訳なさそうな表情をして精一杯の償いをするのだった。 傘をかぶった月の下。二人は街灯の下のベンチに座り、パンを食べた。「帰っていいんですよ。パンまで買っていただいて、話し相手までしていただいて・・・なんか申し訳ないです。」フィオナはパンを大きな一口でどんどん食べていく。「別に気にしなくてもいいよ。家に帰っても嫌なことしか思い出さないし。」ウィルは空を見ながら言った。「嫌なこと・・・で
    紀夜 さん作 [396]
  • 時と空の唄9-1

    伝説を紡ぐ島 クラーン中心には大きな時計塔があり、その時計塔を囲むように3つの町が存在する。北にある町 クラス東にある町 ラーナ西にある町 イーンどの町もクラーンから二文字を取って名を付けられた町だ。この3つの町のうち、リリーラとレンデルが住んでいるのは北に位置するクラスだと言う。仕方ないので一度クラスを訪れ、三種の神器の伝説を調べることにした。「雪、船酔い大丈夫なのか?」ランスォールが雪に声を
    花神 ミライ さん作 [335]
  • ソードメーカー14―?

    「…正に捨て駒ですね…」ルークはぽりぽりと頭を掻きながら、一つ大きく息を吐いた。「しかし…そうは言ったものの、具体的な対策は今の段階では取れぬな。残念ながら…」「そうですね。相手の出方が分からない以上、他の場所を手薄にしてまでその砦に騎士を回すという事はできませんからね。」「ふむ…」リグラは腕組みをしながら考え込んでいたが、やがて何かを思いついたかのように、顔を上げた。「そうじゃ…。ラト殿にこれ
    いっと さん作 [519]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    部屋に入ってまず目に飛び込んできた光景。誠さんが沢山の本によって生き埋めになっています。…えーと、状況から考えると何らかの形で誠さんが本棚に突っ込み収納されていた本が下に倒れた誠さんに降り注いだって感じかな。「…って呑気に考察してる場合じゃねぇだろ!!」「誠さーん!!」大慌てで本を退かし誠さんを救出する。「誠さん!誠さん!しっかりしてください誠さん!」「誠さーん目を開けてー!!」「麻衣!氷貰って
    S・U さん作 [339]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    紙コップをゴミ箱に捨て俺達は休憩所を出た。「あぁ…セイロンティー美味しかったなぁ」「お前っていつも紅茶ばっか飲んでるよな」「お兄ちゃんだっていつもお茶ばっか飲んでるじゃない」「まあな」「理由はそれと同じだよ」「ああ、納得」「あははは」そんな会話をしている内に先刻の司令室に辿り着いた俺達。「さて、入るか」「だね」ドアノブに手を掛ける。…そういえば、結局誠さんと先生のあの反応は何だったんだろう。まあ
    S・U さん作 [315]
  • エンブレム〜序章〜?―?

    書類を渡した後、俺達は休憩場に来て居た。「…うーん、何にしようかなー」自販機と睨めっこをする麻衣。「おーい、早く選べよ」「そんな簡単には決められないよー。…どうしよう、添花もいいし、ダージリンも捨てがたいし。うぅ、お兄ちゃんどうしよう!」「知らねぇよ…」「むー、お兄ちゃん冷たい!自分だけさっさと買いたいもの買っちゃって!」「俺はお金貰った時からプーアル茶を買おうと考えていたからな」お茶を啜りなが
    S・U さん作 [322]
  • まぶた

    まぶた閉じたら見えるじゃろ?えっとおるよ。蝶やら鳥やら人魚やら何やら。あたし視界狭くなったんかな。まぶた閉じたら綺麗なもんしか見えんまぶたずっと閉じてたいわ。
    ハル さん作 [463]
  • ロストクロニクル3―3

    「ごめんなさい」少年たちはパールの前に止まると手のひらを返した様にペコペコと頭を下げた。「どうして追い掛けてたの?」パールも年下にここまで謝られると、さすがに優しい口調になって聞いた。「実は僕たちの杖をあいつが隠したんです」少年たちは物悲しそうに言った。「そう、じゃあ今度からは気を付けてね」「はい。ごめんなさい」少年たちは踵を返しすと走って帰って行った。「意外と話せば分かる子供たちだったな」「そ
    五十嵐時 さん作 [454]
  • ノイズ‐NOISE‐第三章?

    「ほ、ほんとに、今さわったら倒れてしまいます。」「家は?どこ?」ウィルはまた不審者なんだろうかと疑ったが、なんだかだんだんどうでもよくなってきた。「私は、旅の者でして。家はありません。ですから、お金もなく・・・。」ますます怪しいとウィルは思った。 だが目線をフィオナにあわせて話しているうちに、彼女は悪い奴じゃない、となぜか思えてきた。純真な心が自然と伝わってくるのだ。「いつもはいろんな方の家に泊
    紀夜 さん作 [418]
  • ノイズ‐NOISE‐第三章?

     夜の街は、静かである。あの火事の事件以来、街の人は怖がって、夜はほとんど人はいない。 街灯や、家々の窓から漏れる明かりがぼんやりと、ウィルの足元を照らす。  ハリソン警部はどうしてるだろう。 メレディスは元気かな。 火事で亡くなった人たちの遺族は当然、警察を、俺たちを、俺を、恨んでいるんだろうか。 俺は、なにやってんだろう。不審者殺して、仕事止められて、画家の長話し聞いて。なにやってんだろうな
    紀夜 さん作 [370]
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