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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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エンブレム〜序章〜?―?
歩き始めて十分。漸く俺達は、軍部の門前に辿り着いた。「遂にここ迄来たな…」「そうですね」「思えば長く苦しい戦いだった…」「戦った覚え欠片もありませんが…」「いや、何となく言ってみたかっただけだ」「ああ、そうですか」そんな事を言いながら何気なく表札を見る。東方軍第十七支部。…ホント、何度見ても味もそっけもない名前だよな。「ああっ…、誠さん元気してたかなー!ねっねっ、早く入ろうよ!」麻衣が待ちきれな
S・U さん作 [293] -
エンブレム〜序章〜?―?
「…二人共一体何してたの?」戻ってきた俺達を見て麻衣は聞いてきた。先生が答える。「ああ、ちょっと宮野から今日提出のプリントを預かっただけだ」「それだけ?」「ああ、だよな宮野」「まぁ…そうですね」危うく折檻され掛けましたけどね。「それだけなのに何で態々あっちの方に行ってたの?」「ああ、それはだな、本来なら麻衣君に見せられないような事をする筈だったんだが…」「非常に誤解を招く発言は止めてください!」
S・U さん作 [286] -
ノイズ‐NOISE‐第二章?
「じゃん!ワインだよ!」「すっげえ!乾杯しましょうよ、ハリソン警部!」「・・・ああ」赤い液がグラスにつがれる。「じゃあ、いいですか。」三人は片手にワイングラスを持って、軽く上に上げた。 悲しみや悔しさ、そして怒りを抱えて、三人は笑顔で言った。「俺たちの、未来に、乾杯!」「乾杯!」 キィン
紀夜 さん作 [351] -
ノイズ‐NOISE‐第二章?
ハリソン警部はゆっくりと笑みを浮かべた。「ウィル。お前は若いのにしっかりしてるよ。自分の弱さに気付き、それを認めるなんてことはそんな簡単なことじゃない。それに俺を見て気付いたなんて、本人を目の前にしてよく言えたもんだ。お前はでっかくなるぞ。」まるで我が子にするように、ハリソン警部はウィルの頭をポンポンと叩いた。「ハリソン警部・・・」「この事件で亡くなった人たちのために、我々はなにができると思う?
紀夜 さん作 [359] -
あるくケットシ〜
宝物をいっぱいつめたリュックを背負い片手にカンテラを携え僕は秘密の抜け道から家を飛び出したんだ霧と闇が漂う中カンテラが照らし出すのは泥の道長靴は歩いている証拠を精一杯に表現する相変わらず理想とゆう土の道に疑念とゆう雨が降りそそぐあーあ感情傘がほしいな〜泥で汚れた長靴は天気のいい日に干すんだ泥がカチカチに固まったら爪でガリガリしてやるんだしっぽをゆらし歩けど前があるそもそもこれは前なのかな?進んで
クイクシルバ さん作 [405] -
時と空の唄8-4
「な、なるほどって何が?」目を白黒させながらランスォールがシーラに訊いた。「青春ね。彼の。」リリーラの側から離れたレンデルがこちらへやって来る。角を曲がるとき、隠れていた四人と出くわす。「あ…。…………。」一瞬何か言いかけて、また避けるようにすれ違って行った。「…なんなんだ?アイツ。」去っていく彼の背から今度は取り残されたリリーラの方に目を向ける。あれから微塵も動いていないリリーラの背は泣いてい
花神 ミライ さん作 [328] -
ノイズ‐NOISE‐第二章?
元気に言い放った彼の目はいつか見たように潤んでいた。 ウィルとメレディスにはすぐにわかった。ハリソン警部は悲しいに違いない。犯人を逃がしてしまった悔しさ、病院の人々を一人も助けられなかった腑甲斐なさ、それらが彼をたまらない思いにさせているに違いない、と。 さっきまで騒いでいた二人はピタリと静かになってしまった。「・・・警部・・・。すみません。俺・・・」なんとなく、ウィルは謝ってしまった。それにつ
紀夜 さん作 [388] -
ソードメーカー13―?
アリネスはエミリアとミリスの方を見て、尋ねた。「はい、そうです」「え…?何?この人がアリネス様?」ミリスはルイスの稽古を中断して、驚いたような表情で、アリネスを見た。「どうも、ジャストランド女王アリネスと申します。これからよろしくね」アリネスは笑顔でそう言うと、片手をミリスに差し出した。「あ…ど、どうも、ロイの従姉妹のミリスです。よろしくお願いします」ミリスは恐縮しながらも、片手を差し出してアリ
いっと さん作 [460] -
LEGEND OF GATE6
アーサー王物語の世界、どうやらこの世界はそんな伝説の世界の所らしい。………とは言っても透はアーサー王の話など、詳しくは知らない。だから、円卓の騎士の名前なんてほとんど知らないのだ。ベティ「……あ、アーシェ様、トリスにガヴェ、イヴァにカレンそしてマーリーがキャメロット城に無事、到着しました。皆さんアーシェ様の帰りをお待ちしてます。早く、城に戻りましょう。透さん、あなたも家に急いで帰ったほうがいい
森羅 さん作 [379] -
とある魔術士のとある日常?
リニス「魔道具…」女「そう、【天使の涙】ていう虹色の宝石よ。詳細な能力については教えられないわ」リニス「ふん、魔道具自体に興味はない。たださきほど“奪還”と言ったように聞こえたが?」女「あっら〜地獄耳ね♪もともとこの町の商人が持ってたんだけど、昨日、何者かに盗まれたのよ。」リニス「手掛かりは?」女「とりあえず男。小柄だったらしいわ。顔は暗くてよく見えなかったらしいけど。あと炎を使う…炎術士らしい
ぴろ さん作 [318]