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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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memory〜太陽の破壊〜6
タイガ「ん…、アヤカ……、今何時……?」タイガが目を覚ました場所は地球ではない場所だった…。タイガ「ココ…、ドコだよ…。イテテテ……。」地球は滅んだ。ほぼ全ての地球人は爆発によって死んだ。タイガ「…確か……、カルロと別れて…。次の日の夕方辺りに…、確か…。」タイガはそれ以上思い出すことはなかった。地球はどうなったのかは分からない。タイガの記憶に唯一焼き付いている光景は…街のいたるところに火の雨が
アスク さん作 [390] -
ソードメーカー13―?
家に戻る道を歩きながら、セイルはライルの方を見て、心配そうに言った。「…ああ、仕留め損ねたがな。ただ、分からんのが、奴はどうして砦までの道を待ち伏せ出来たのか、という事だ」「…っ!」セイルはその言葉に思わず息を呑んだ。「誰かが奴に連絡した、としか思えんだろう?」ライルはジロリとセイルを睨みながら、吐き捨てるようにして、言った。「まさか…いや、そんな事は…」「で、でもお義兄さん、町と砦はかなり離れ
いっと さん作 [532] -
時と空の唄7-5
四人が宿を出て情報屋に行こうとする頃には雨は止み、薄日が差していた。「雨、上がったな。」「さっきは霧みたいな雨だったからなー。あーいうのは傘さしても結局、濡れちまうし。」それから『情報屋』の看板を探しゆっくりと町の中を探し始めた。「ラウフ、情報屋の場所を知らないの?」「いやぁ知ってるっちゃ知ってるんだがなんつーか…あんまり親しくないもんで。」その言葉が何を意味するのかは謎だが辺りを見回すと『情報
花神 ミライ さん作 [356] -
時と空の唄7-4
「つかれたぁ…」ニコラを出て2日半。ようやくクオーカに着いた時には日は傾き月がぼんやりと浮かびはじめていた。「うん、クオーカって案外遠いね…」歩き疲れた四人はとりあえず宿に泊まり、翌日の朝、この町の情報屋を訪ねることにした。「クオーカの町じゃどこまで情報が得られるか分からないが、三種の神器のさの字くらいは手がかり得られるかもな。」クオーカはサントラーセットやキジルのように大きな町ではない。故にど
花神 ミライ さん作 [326] -
戦士と妖精?
少女が小屋に入った後、康も急いで小屋に入った。その後をブルーが付いて来た。 小屋の中は、がらんとしていて何も無かったが、隅に下へ降りる階段が付いていた。 少女は、何も言わずに階段を下りていった。階段を下りると行き止まりになっていいたが、床に輪が書かれていた。 少女が輪の中に入り、康もよく分からないが輪の中に入った。少女が、ブルーに「いいよ」と言うとまたしてもブルーの胸の光が強くなった。
木陰の人 さん作 [220] -
Sky at dawn〜青の夢〜2.>>>>>
涙が頬をつたい落ちる。 目が覚め、 今はまだ暗いだけの夜空がそこに広がっていた。 自分が夢を見ていたのだと分かった。 パチパチ と、火が燃える音に気付く。 目元を拭い、 体を起こす。 クルーだと思ったが、火をくべる少年の姿がそこにあった。 少年「あれ、起こしちゃた?」 ロラン「隣いいか?」 少年「もちろん。」 そう言って笑う。 気のせいか、少しだけ元気がないように見えた。 ロラン「眠れないのか
葵 さん作 [379] -
LEGEND OF GATE
透「……………」透は今の状況を考えた。アーシェ「どうしたの?」思考して5秒、結論−透「なるほど、映画の撮影かコスプレのなんかなんだね。いやー水をかけられ、そのうえ有り得ない名前を聞いて驚いたけど、そうだよね、有り得ないよね。アハハハハ。ねえ、ここは何処かな? というか、どうして僕はこんな所にいるの?」アーシェ「映画?コスプレ?君の言ってることはよく分からないが、ここはキャメロット城周辺の森だ。君
森羅 さん作 [361] -
Killing Night Freaks/Chap.2-10
こだました銃声に顔を上げる。反射的に頭に浮かんだのは海潮の事だ。敵、それも大物に遭遇したか。食べかけのチョコバーの残りを口の中に叩き込み、走り出す。どちらから聞こえたか、と記憶を辿ろうとしたところで再度の銃声。山の中腹、僕が海潮と別れた場所からさほど離れてはいない位置。確認して、腰に下げたホルダーから鉈を抜いた。手の中に強く握る。力の込められた掌に汗が滲んで木製の柄に染み込み、寧ろ滑りを悪くした
夢の字 さん作 [488] -
ソードメーカー13―?
「分かっております」ラトはそう言って笑うと、部屋から出て行った。さて…ロザラムへの処置はこれでいいだろう。問題はフードの人物…か…―\rリグラは腕組みをしながら、目を閉じて首を捻った。しかし…ここまで事件の概要が分かったのも、ロバートがあの子達をこちらによこしてくれたお陰…か。あいつには感謝しなくてはならんな…―\rリグラは頭の中で若かりし頃のロバートの静かな表情を思い描いていた。しかし…嫌な予
いっと さん作 [469] -
四番街の天使3
男が帰ってきたこと、その黒い羽根のことを街の噂で聞いた時から、自分がどうすればいいのか、ずっと考えていた。だからもう、爪先がエア・ポートの縁に触れても、怖くない。「あのね、私ね。」怖くはないけれど。もう少しだけ。「ずっと、みんな本当はどんな気持ちで飛んでくのかなって思ってたんだ。」男は少しずつ、天使に近づいていく。「キラキラした空には希望っていうのが沢山浮かんでて、みんなそれを捕まえにいくの。」
ケィ。 さん作 [477]