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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 時と空の唄3-3

    少女の漆黒の瞳はしっかりとランスォールを捉えている。やがて少女がうわごとのような呟きを洩らした。「浄化能力者…」そして少女は真っ直ぐ、人間とは本当にこんな倒れ方をするのかと思うほど真後ろに倒れ気絶した。「と、とりあえずあの中で様子を見ましょ?」目の前で倒れられあからさまに動揺しているランスォールにシーラはまだ辛うじて家の原型を留めていると思われる廃屋を指さしそう声を掛けた。「う…ん…」「気が付き
    花神 ミライ さん作 [442]
  • ソードメーカー12―?

    「…ライス…お前、まだ少年好きが治ってなかったのか…?」近くでその様子を見ていた一人の騎士が、顔をひきつらせながら、ライスに尋ねた。「ふっ…治そうとは思ったが、あのような素晴らしい少年達に出会ってしまっては、もう止められなくなってしまったよ…」「…」騎士は目をギラギラさせているライスに恐怖を感じ、すぐにその場から離れていった。「ロイ!良かった、無事だったのか!」ロイ達三人が応接室に入った途端、ラ
    いっと さん作 [491]
  • 時と空の唄3-2

    「どうして…こんな…」そんな言葉が漏れた。トーレの村は何者かによって破壊され焼け落ち、壊滅状態だった。普段なら美しく萌えていたであろう木々と言う木々は今や燃え盛る炎の中でごうごうと燃えている。「まさかトーレが落とされるなんて…マジかよ」その時、背後から何かが飛び上がった。「危ないッ!!」小さくもしっかりとした声が三人に背後から迫る危険を報せた。三人はすばやく振り向くと応戦した。「風よ我に従え 彼
    花神 ミライ さん作 [481]
  • RPG−9

    「分かったことがあるの」4日前、あの夜の日にそうレイに切り出した。「私が昔から病弱で体が弱くてって話したでしょ。それがここに来てからは今までにない普通の体になってる。でもさっきは違ったの。目眩はするし息切れはひどいし足は動かないし、昔の体に戻っちゃってたのね」レイはひざをかかえておとなしく聞いている。もしかしすると上の空というやつかもしれないが、気にせず続けることにする。「それが、レイが近くに来
    たる さん作 [286]
  • RPG−8

    月の光りも届かない厚い雲が空を覆っている。数少ない電灯の下を通る時ちらと見上げると、うっとりとした目の彼がいた。彼は私の肩を抱いたまま電灯の真下で立ち止まり、優しく微笑んで私を見つめた。その瞳には怯えた自分の姿がある。どこかで見た目だと思ったら、昼間、自分の髪を手にした時のレイと同じだ。あの時はすぐに元に戻ったのに。「はな、してっ」力を振り絞って突き放した。離れはしたが、彼は1,2歩下がっただけ
    たる さん作 [308]
  • ソードメーカー12―?

    「あ…ちょっと待ちなさい!」ライスは応接室に向かおうとする三人を、慌てて呼び止めた。「何ですか?」「君達を襲った犯人の名前を伏せておいて欲しい…と、リグラ様から言付かっている。どうかそのようにして欲しいんだが…」「犯人って…ロザラムの事ですか?」「うむ。幼なじみである彼女達にこの事が知れたら、無用な混乱を招きかねない、との事らしい」「…確かに…。もしかしたら、ロザラムさんを匿ってしまう可能性もあ
    いっと さん作 [524]
  • モモザト[1]

    突風が吹いた。いや、ただの突風と言って良いものではないようだ。スカートがめくれるとか、砂埃が目に入ったとか、そういうものではなく。一つの町が、一瞬にして吹き飛んだのだ。綺麗な町だと思った。赤や黄色のきのこ型の家々、ほどよい活気のある商店街、皆にこやかで、礼儀正しそうな住人たち。それらが、家も商店街も住人たちも‥その一瞬で、全てが吹き飛んだ。今そこにあるものは、見渡す限りの黒い土。他には何もない、
    せんいろ さん作 [213]
  • ソードメーカー12―?

    「え…?どうして私の名前を…?」まだ自己紹介をしていなかったセイルは、驚いてリグラを見た。「いや、失礼。実は今回の事件で貴方達一家が被害に遭った事が、ロイ君の話で分かりましてな。そこでベイスに登録されている鍛冶職人を調べた所、貴方の名前があったのです」「なるほど」セイルはそれを聞くと、納得したように頷いた。「お尋ねしたい事というのは、貴方達は誰に助け出されのたか、という事なのです」「…誰に…です
    いっと さん作 [568]
  • 時と空の唄3-1

    「なぁ〜…ホントにこっちか?」オーウェンを出て咎伽の森をさ迷い早三時間が経過している。行けども行けども同じ景色の続く暗い森。普段おちゃらけていてポジティブなラウフすらこの状態には危機を感じていた。「確かに、不安になるよなぁ…」「そう言って引き返す人がほとんどだから、トーレの村は閉鎖的になっていったのよ。」まるで、前にも来たことがあるかのようだ。「…詳しいんだな。」ランスォールの発言の後少しの沈黙
    花神 ミライ さん作 [408]
  • ガーディアンズ第3話

    最初に動いたのは壕にいた2人だった、陣を立てたばかりのエウフェミア隊を2発の魔弾が襲った、しかし魔弾は誰にも当たらず地面に突き刺さり、舞い上がった土煙が辺りを覆った。それと同時に2人が斬り込んできた。待ち構えていた遊撃隊がこれを止めにかかる敵味方乱れた激しい白兵戦が繰り広げられている。 こうなっては魔弾で援護する事もできない、まぁ敵は剣兵1人と槍兵1人、時間のもんだいね。そこまで考えてエウフェミ
    テリー・スミス さん作 [238]
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