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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 時と空の唄1-2

    朝の眩しい日差しにランスォール・ユードは懐かしくも恐ろしい夢から覚めた。「ランス!!」夢から覚め教会の二階、屋根裏の天窓から朝の日差しをボーっと眺めていた彼を一階から少年が大声で呼んでいる。今行く、と返事をしてノロノロと梯子を降りた。梯子の下では先程ランスォールを呼んでいた少年、シグルがその淡い紫の瞳を輝かせて待っていた。朝からハイテンションなシグルに手を引かれシグルと共に長テーブルに着くとマザ
    花神 ミライ さん作 [589]
  • ソードメーカー11―?

    「そうですね…敵から殺されそうになった所、ロイ君のお友達の知人がターンを使って王宮まで逃してくれたそうですよ」エミリアの質問に、ライスは慎重に言葉を選びながら、答えた。「ロイの友達…?はて…ロイにベイスでの友達がいたかな…?」ライルはそう言って、首を傾げた。「…あの…そのお友達って、もしかしてルイスと、リリーちゃんですか…?」「そうです。話しによれば、重体だったルイス君とリリーさんを、ロイ君が魔
    いっと さん作 [478]
  • SEVEN GAME三部

    銃には何かが刺さっていて銃口をそらした。それが涼子の命を救った。次の瞬間、涼子の前の鬼には首が無くなっていた。首の無くなった体からは血が大きく飛び出していた。「おい、そこの女!こっちに来い。」血を浴びた涼子の手を一人の日本人男性が掴んだ。呆然としている涼子を男は近くにあったジープに乗せて、走り出した。しばらくして森の中に入り、小さな山小屋に着いた。男は涼子を小屋に入れ、扉を閉めた。「おい、女。あ
    ゆうすけ さん作 [398]
  • 透明少年〜奇跡の猫〜

    何者かに言われた通り、正男は車にひかれそうになったコネコを命がけで助けた。その時、正男は交通事故で死んだ両親のことを思い出し、涙が溢れてきた。こんなこと、生まれて初めてだ。「母さんや父さんもこのコネコみたいに助かればよかったのに。」久し振りに家に帰り、自分の部屋に入った。そして、鏡の前に立った。そこには、懐かしく思える自分の顔があった。そして、裸の姿があった。正男はまっかになった。目に涙を浮かべ
    hiro さん作 [1,038]
  • 透明少年〜透けた一日〜

    青空がどこまでも広がっていた。何年か前に見に行った、『透明人間エブリデイ』という映画を思い出し、数え切れないイタズラを思いついた。とりあえず昼飯を済ませようと、目の前にあった、ボロい八百屋でスイカを、堂々と盗んだ。正男は、突然、学校へ行きたくなった。無意識の内に、自分の席に座っていた。前の席のやつのイスを蹴ってみたけど、こっちを振り向き、すぐに前を向いた。正男は、隠れようとしたが、相手には見えな
    hiro さん作 [950]
  • 透明少年〜始まりの朝〜

    「もう、消えてしまいたい。」正男は、そっとつぶやいて眠りについた。正男は、十歳の小学生。頭はかなり良いが、意地悪で、生意気、そのせいか、友達もいない。両親は昨年、交通事故で死んでしまった。この時、正男は、涙を見せなかった。今は、親戚のおばさんの家で二人きり、寂しい生活を送っている。すっかり陽が昇り、眩しい朝がやって来た。正男は耳障りな目覚ましの音に目を覚まし、時計を見た。「いけねえ、遅刻だ。」メ
    hiro さん作 [1,157]
  • ナナツノトキ?

    扉が、開いておばさんが現れた。「いらっしゃい、サイレア。さぁ、中に入りなさい。」サイレアは、言われるがまま、中に入った。中は、ほとんど本棚にうめつくされていて、テーブルと椅子が真ん中にちょこんとあるだけだ。「また、魔術書読んでたの?」サイレアは、おばさんに尋ねる。「ああ。お前は、また魔法を学びに来たのだろう?」「うん。」サイレアは、微笑む。「さて、何を教えようかな?」おばさんは、悩みはじめた。「
    ファユ さん作 [262]
  • ナナツノトキ?

    魔法を教わる為だ。この村で、魔法を使えるのは、おばさんとサイレアの二人だけだ。「おばさん、いるかな?」おばさんは、家で魔術書を読んでいるか、森に魔法を試しに行っているかのどちらかだ。サイレアは、普通の家より一回り大きい家の前に立った。そして、扉を叩く。しかし、扉は開かない。サイレアは、仕方なく窓を覗き込んだ。すると、おばさんが分厚い本を読んでいた。「はぁ。」サイレアは、溜め息をつき、窓を叩いた。
    ファユ さん作 [218]
  • ナナツノトキ?

    「いつもありがとな。」アイジュは、少し悲しげな笑みをうかべる。アイジュの母親は、原因不明の病気におかされていた。それをやわらげるためにサイレアから、薬をもらう。「お前、よく薬とかつくれるよな。」アイジュは、不思議そうに尋ねる。「こういうの好きだもん。」サイレアは、にっこり笑う。「まぁ、とにかくサンキューな。またもらいにくる。」「うん。じゃあね。」サイレアは、アイジュが、走って家に帰るのを見つめて
    ファユ さん作 [235]
  • 時と空の唄

    ―――あの日の夢を見た。正直言ってあの日のことはあまり覚えていない。だけど確かに覚えているのは風に揺れる長い銀髪と燃えるような真っ赤な夕日。そして古い木の匂いで溢れた小さな小屋に流れた母さんの血の色。ザワザワと風が鳴り、どこかで烏が五月蝿く泣いていた。夏だった。十三年前の夏母さんは何者かによって殺され、俺は天涯孤独の身となり、遠くの孤児院みたいな教会で育てられた。だけど今日の夢はいつもと少し違っ
    花神 ミライ さん作 [723]
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