トップページ >> ファンタジーの一覧
ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
-
反貴族戦記
俺は貴族という身分に生まれた。飯は旨い。家は広い。金は腐るほどある。何一つ不自由無い生活だった。16になった。俺はある鉱山に配属された。そこの警備が仕事だ。汚い格好の人間が働いてた。中には倒れて動いてないやつもいた。俺の上司の男がそいつらを蹴り飛ばしてた。動くやつは無理やり働かせてた。別に何の違和感の無い景色だ。貴族は正しいのだから。何日か経って、初めて人が死ぬのを見た。男の子だった。上司にぶつ
焔摩呂 さん作 [393] -
Dragon's eye [3ー18]
火山の溶岩が狗斬に集まっていく。当然柄より上の部分のみだが。集まった溶岩は一瞬で冷え、狗斬は巨大な岩石の剣と化した。まだ微妙に熱が残っているのか紅く発光している。こんな物で斬られたらひとたまりもないだろう。レンはこれを盾にして雷牙を防ぎ、構えた。【いつの間にこんな技を…】「さっきとっさに思いついた」【すげぇ!】「だろ!?」【よっしゃあ!ドラマチックに行くぜぇ!】「…」【…どした?】レンはしばらく
ギルドギア さん作 [223] -
Dragon's eye [3ー17]
【磁石!磁石!】「はぁ?」【磁石を使えぇ!!】「お、おう!」レンは、巨大な磁石の盾を想像した。すると…【「なんかすげぇのキターーーーーーーーーーーーー!!」】既に紅い雷を纏う黒竜が、覇雷とレンの間に立ち、覇雷を受けた。当然レンは無傷だが、覇雷をくらった黒竜も無傷だ。逆に、黒竜の覇気が一段と高くなったようにレンは感じた。「黒竜!」【とんでもねぇ磁石だな…】「ググガググググガ」『…何で俺はここに居る
ギルドギア さん作 [200] -
Dragon's eye [3ー16]
「しかし…ゴムなんてどこにあったんだ?地上に関係ないし…」【あれじゃないのか?】「あれじゃ分かんねえよ…」【ほら、あれだよあれ!…ノール村の南の方に生えてる…】「あ〜〜ゴムの木?」【そう!それそれ!多分それから一瞬でゴムを作ったんじゃないか?】「なるほどね…」「何をゴチャゴチャ喋ってんだか知らないけど…まだ勝負は終わってないよ、お二人さん」アスカは、自分を無視して話している二人(?)を見て、イラ
ギルドギア さん作 [214] -
Dragon's eye [3ー15]
「じゃあ今の属性は…」【「雷!」】【…だな】「…ていうかそんなこと言ってる場合じゃねぇぇぇぇぇぇ!!」レンは、狗斬と話しながら鳳凰雷牙の雷から逃げていた。雷と言っても、所詮は作りもの。本物よりは少し遅い。と言っても、速いことには変わりないので、レンと鳳凰雷牙との距離はみるみるうちに縮まっていく。「どうすんだよ〜!」【え〜とえ〜とえ〜と!】「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」レンと鳳凰雷牙との距
ギルドギア さん作 [198] -
Dragon's eye [3ー14]
アスカは、完全に自分の勝ちだと思いこんでいた。しかし、レンはまだ諦めてはいなかった。「俺の負けだ…」レンの言葉を聞いて、アスカは鳳凰刀を下ろした。その瞬間レンがにやついた。「な〜んて言う訳ないじゃん♪」そう言って、レンは後ろへ飛び、狗斬を掴んだ。「…なっ!」「引っかかったね」レンは狗斬を取ることには成功した。だが、まだ勝った訳ではない。しかし、レンは狗斬を取った後どうするかまでは考えていなかった
ギルドギア さん作 [191] -
Dragon's eye [3ー13]
レンは、力で無理矢理アスカの刀を弾き返し、アスカに退かせる。一度下がったアスカは、体勢を立て直し、レンに向かって行く。アスカの右からの斬撃を、レンはしゃがんでよけ、一瞬隙の出来たアスカの腹に向かってクザンを振るう。しかし、アスカはそれを後ろに下がることで避ける。両者譲らない戦い。だが、やはり両者の顔から笑みは消えない。「なかなかやるじゃん!少年!」「どうも!」そう言いながらレンはアスカの下へ走り
ギルドギア さん作 [195] -
Dragon's eye [3ー12]
【「…は?」】「だ〜か〜ら〜〜…勝負!勝負!狗斬と鳳凰刀を!」アスカは、片手で狗斬を指差し、もう片方の手で自分の背中の鞘に収まっている、刀を指差した。「…ホウオウトウ?」「俺の刀の名前!どちらかっつーと太刀に近いけどな!後、喋ります!」「んで、そのホウオウトウと俺のクザンで戦うと」「そう!」【「……望むところだ!」】レンは一回クザンに目線を向け頷くと、そう言い放った。火山と火山の間に長年かけて火
ギルドギア さん作 [191] -
Dragon's eye [3ー11]
【…いや…なんとなく「クザン」って言葉にユーモアが入った気が…】「…あ!なるほど!それなら「漢字」を使った(?)からさ!」【漢字?あの…日本とやらのか?】「よく知ってるな〜……うん!その通りだ!」【…日本…か】「…時空の果てにあると言われている国……この世界で…まだそこに行ったことのある者はいない」【全ての「祖」…始まりとなり】「全ての【焉】…終わりとなる」【伝説の聖域】「日本」【恵まれしモノは
ギルドギア さん作 [188] -
Dragon's eye [3ー10]
「いや…それは知ってんだけどさ…」レンはうつむいて、小声で言った。「…は?知ってる?何で!?」男は、心底驚いたようだ。「何でって…こいつに聞いたから」そう言いながら、レンはクザンを親指で指差した。「あっ!少年にはそいつの声が聞こえるのね」「そりゃ持ち主だし…ていうかこいつの声は限られた人にしか聞こえないんだ」「俺に聞こえるようには出来ないのか?ていうかしてくれ」シルと同じこと言ってるよ…「出来な
ギルドギア さん作 [188]