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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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運命の契約書£001-3
俺は足を止め……男を見た。金髪黒服、たぶんこの男が待ち合わせの相手だろう。早くメールの事を聞きたかったが、俺は男に話しかける気にならなかった。何故なら――「中学生…?」男の外見が、どこからどうみても中学生の餓鬼だったからだ。身長は低いし、顔も童顔。へたしたら小学生かもしれない…そんな男――いや、少年は俺の姿を見つけ、「兄さん!?」目を見開き、そう言った。「……は?」今、こいつ何て言った?兄さん?俺
霧海さん作 [644] -
運命の契約書£001-2
約20分後――「……これで、いいのか?」物置部屋をあさりにあさって見つけた服。それを身に付け、俺は鏡の前に立っていた。今俺が着ている服……それは、ティーシャツにジーパン!!という、もの凄くラフな格好だった。これといって特徴のない、ティーシャツ×ジーパンの組み合わせ。しっくりこないが……他に無いし、これでいこう。 ●「――やっべ、もう15時じゃねぇか!」俺は今、走っている。理由は言わ
霧海さん作 [469] -
精霊の守り人17
ミュウ「了解。サンダーロープ。」雷のロープが奈々を縛りつけた。奈々「うぐっ……。」奈々は必死にとろうとするが雷の電気で痺れて身体を動かせない。カナヤ「デス・クリア。」カナヤの手からでてきた闇が雷のロープにつき、雷のロープが繋がっているミュウの手に流れた。ミュウ「きゃああ!」奈々の身体に巻き付いていたロープが消えた。奈々「あ、ありがとうございます。」エイナ「ミュウ!あなた、ミュウに何したの?」カナヤ
ひびりんさん作 [379] -
運命の契約書£001-1
「………」俺、銘楼來斗は携帯画面をじっと見つめていた。「何だこれ……?」携帯画面に映っているのは、謎のメール。メールには、能力が何たらって書いてある。普段ならこんなメール、すぐに消去して忘れるんだが……「能力って、なんだ?」能力――それが何なのか。何故か俺は無性にそれが気になって、メールを消すに消せなくなっているのだ。「……わけわかんねぇ」俺は携帯画面から目を逸らし、その場でごろんと横になった。ふ
霧海さん作 [482] -
運命の契約書£000
『銘楼 來斗様貴方は、能力を持つに相応しい人間です。能力を持てば、貴方がしたい事……何でもできるようになります。もし能力が欲しいなら、今日のお昼に公園近くの廃ビルに来て下さい。金髪黒服の男がそこに居るはずですので』£
霧海さん作 [496] -
二人の天使(10)
「私のケーキが〜〜〜。」ジェーンは、翼をひろげたまま怒りだした。翼の光がどんどん強くなる。「ジェーン様おやめ下さい。まだ、ケーキはありますから…。」ミレア言うと「ふ〜〜。よかった。」ジェーンは言うと、サンの方を見て笑った。「ククククッ。お前のようなやつとは、初めてでおうた。私の力でよく天使達をみるが、お前みたいな面白いやつは、なかなか見つからん。」「誉めてるのか 馬鹿にしてるのか…。」サンは言った
和美さん作 [294] -
精霊の守り人16
シノ「開けるわよ。」シノは扉を開けた。部屋の中に大きな機械があった。カリン「これはなにかしら…?」奈々は機械の前にいきシノ達に振り向いた。奈々「多分、この中にミュウが洗脳されていると思います。」シノ「中を開けて。」奈々は機械のボタンを押して機械の扉を開いた。煙と共に中から耳を生やした短い髪の少女がでてきた。黒い鈴がついている首輪をしている。奈々「ミュウ!私だよ!奈々だよ!」しかし、ミュウは虚ろな瞳
ひびりんさん作 [348] -
精霊の守り人15
カリン「うわっ!」カリンは尻餅をついてしまった。それもそのはず。耳が生えていて和服着ている綺麗な少女が不思議そうな顔でカリンを見ていた。尻尾が7つに分かれている。シノ「あなたが猫神が分けた体?」「はい。そうです。猫神の奈々です。」カナヤ「おい。他の猫達を知らないか?」奈々「すみません。身体を分けた時、テインの人達が私達を捕まえようとしてなんらかのトラブルがあってしまったんです。それで散らばってしま
ひびりんさん作 [365] -
精霊の守り人14
シノ「なぜ、私達を捕まえないの?あなたにとっては敵よ。」マリンはニコリと微笑んで紅茶を飲んだ。マリン「私はね、そう簡単に捕まえたくないの。あなた達を逃がしてあげます。まだまだ、あなた達で遊びたいので。ミユナを閉じ込めてある部屋は玉座の間の奥にある私達、黒闇神部隊(幹部)しか分からない秘密の部屋に閉じ込めてあります。さあ、お行きなさい。」マリンは片手をあげるとマリン「カナリヤ!」マリンの片手に黒いカ
ひびりんさん作 [338] -
二人の天使(9)
「失礼なやつだな〜。」ジェーンは、翼をひろげた。すると、部屋中にやさしい光が包み込んだ。「お分かり?」ジェーンは笑いながら言った。天使は翼を滅多にひろげない。力が強い者ほど滅多にひろげることはない。今のように翼が眩しいほど、輝くからだ。「フンッ。私は認めないも〜〜ん。」サンは口をとがらしている。「あの〜。ケーキ…。」ミレアが言った。すると、「ケーキ?!」ジェーンが小さい子供みたいに目を輝かしている
和美さん作 [299]