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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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Dragon's eye [2ー15]
洞窟に入ったレンは、たまに飛び出ている磁石をよけながら、奥へ奥へと進んで行った。洞窟は、確かに一本道で、何の変わりもないように思えたが、レンは、一つ奇妙なことに気付いた。「…段々…広くなっている!?」そう、ほんの少しずつだが、道の幅が奥に進むにつれ広くなっている。天井の高さも同じだ。おかしいと思いながらも、レンは奥へと進む。そして、急激に洞窟が広くなっている場所にでた。辺りを見回したレンは、信じ
ギルドギア さん作 [237] -
Dragon's eye [2ー14]
「………無理」高所恐怖症のレンにとって、崖から飛び降りるのにはかなり勇気が必要だった。しかし、そんなこと考えてたって何も始まらないと、思い、飛び降りることを決意した。「…パラシュートがあるんだし…大丈夫だ!」自分の心にそう言い聞かせた。「…行くぞ!…とう!」レンは飛び降りると同時にパラシュートのスイッチを押した。すると、たちまちパラシュートが広がり、ゆっくりと地面に落下して行った。「……ひ〜〜!
ギルドギア さん作 [244] -
Dragon's eye [2ー13]
レンは辺りを探索した。そして、急激な斜面を発見した。斜面と言っても、地面に直角な、である。そう、ここは崖であった。レンは降りてみようと考えたが、それは叶わなかった。崖の高度が200mほどあったのである。「…こりゃ無理だな」諦めたレンは、ふと、自分の落ちた木を見てみた。すると…。「…あっ!」なんと、自分が落ちた木に、パラシュートが引っかかっている。これも、偶然なのだろうか。レンは、木によじ登り、パ
ギルドギア さん作 [242] -
Dragon's eye [2ー12]
「…いって〜!……あれ?…生きてる…生きてる!」レンは生きていた。大きな木がクッションとなり、地面への激突の衝撃をやわらげたのだ。レンの、「うがががが」という奇妙な声は、レンが木の中を落下している時の声だ。「……よし!なんかよく分かんないけど……雪山に行くか!」レンは、雪山に向かうため、とりあえずノール村で支度をすることにした。「……ていうか…ここどこぉ〜?」ノール村と砂漠の中間地点。たまに、樹
ギルドギア さん作 [243] -
Dragon's eye [2ー11]
ロンドは、レンを持ち上げると、そのまま気球の外へ腕を伸ばし、レンを宙ぶらりん状態にした。「わっ!わっ!わっ!…何すんだよオッサン!」レンは必死に気球に戻ろうとするが、高さからの恐怖で、その場で硬直してしまった。「…すまん……あの世で俺を呪ってくれ…」ロンドも、悲しげな様子だ。「……ちっくしょ〜〜〜!!」レンは泣いていた。「……最後に…一つ、良いことを教えてやろう…」「…?」「……もし…この後お前
ギルドギア さん作 [251] -
人形千喜と依代 第一章☆糸操家 [1-3]
>「……もしもし、糸操さんのお宅でしょうか?」>「落ち着いて聞いてください。先程、お母様が車にはねられて亡くなりました。」>「もしもし?あぁ、依代ちゃんかい?辛いかもしれないけど、落ち着いて聞いて…さっきね、お父さんが乗った飛行機が、着陸に失敗して機体が大破してしまったらしいんだ。…乗客のほとんどが重体。特に、先頭の方に乗っていたスチュワーデスを含む数人が…亡くなったそうだ。お父さんも…」>――
RIE さん作 [191] -
竜に捧げる鎮魂歌[2-2]
少し考えた後、オーリュは首を横にふった。「・・・ないな。」「だろうね。」にこにこ笑ったままフィディルは続ける。「その赤眼が、『選ばれし者』の証だ。」オーリュはこの赤眼と、この少年が自分と一緒にいなければならない理由のどこがつながっているのかがさっぱり分からなかったが、好奇心に負けて聞き返してしまう。「『選ばれし者』って・・・、さっきも言ってたな。」なんだ、それは。「この世界を支えている、5匹の竜
かまきり さん作 [213] -
竜に捧げる鎮魂歌[2-1]
「記憶変換?」オーリュが繰り返すと少年は笑って頷いた。「そうだよ。あの人の記憶を塗り替えて・・・ちょうどいぃから僕が彼女の甥っ子ってことにしといた。入学する手続きの手間もはぶけるし。」「て、お前!!ここに入学するのか!!!?」「そのつもりだけど?」そう言って可愛らしく首をかしげた金髪少年に、オーリュは「あのなぁ」とため息をつく。「そもそもお前、なんで朝俺の隣で寝てたんだ。俺になんの用がある?てゅ
かまきり さん作 [204] -
月の葉書2部6−4
風紀)香雲!!!風紀の叫び声が空間に響き渡る香雲)だっ大丈夫よ香雲の声が聞え、雷斗が舌打ちをする。香雲は自分の髪を急激に伸ばし、等身大の盾を創っていたので大したダメージは受けなかった風紀)エイン・サイガ!風紀は、香雲の声が聞けた瞬間に雷斗へ向かってカマイタチを放つ雷斗)ウォール・ライン雷斗は、相変わらず冷静に盾を出して攻撃を防いだ。しかし、その隙に香雲は風紀の元に戻り体勢を整える「「はぁはぁはぁ
速見 さん作 [435] -
竜に捧げる鎮魂歌〜あとがき*Les't作者の謝罪〜
こんにちは*『竜に捧げる鎮魂歌』を書いているものです。おかげさまで無事に第1章を終えることができました。ありがとうございます。(´∀`)さて、この『竜に捧げる鎮魂歌』、気付いた方もいらっしゃると思いますが・・・あれ??何か[1-3]と[1-4]が2つある??・・・すいません!!作者のミスです!!!!本当にすいません!!!7月3日投稿の[1-3]と[1-4]はスルーして下さい!泣ごめんなさい!!・
かまきり さん作 [244]