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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 夢負人??

    速度は同じのまま真佐美は続けた。「私……娘を本当に愛しているんです。娘の為なら辛い事も我慢できます。殺すなんて……手をあげた事もないのに……」冷静だった口調は徐々に震えだし、その不安は形になって現れた。透明な滴が頬を伝いズボンに零れ落ちた。「解っていますよ」夢路は夢の中には必ず妖夢が潜んでいると言っていた。けれどそれを知らない人間からしたら、心のどこかで娘を殺してしまいたいという願望があるのでは
    朝顔 さん作 [385]
  • ソードメーカー7―?

    二人は同時に己の持つ闇の力を放出し、剣を振り上げていった。「エルダスの町は…よし、こっちだな」セイルは太陽の方角を確認し、歩き始めた。サリア、エミリア、ミリスもそれに続いた。「…」ふっ、と、エミリアは後ろを振り返って、エリグラム砦を見つめた。ロザラム…―\rエミリアは一瞬、憂いの表情を浮かべたが、すぐに元の表情に戻って、前を向いた。姉さん…―\rミリスはエミリアの様子を見て、目を閉じて小さく息を
    いっと さん作 [520]
  • Tetra 五

    二匹はしだいに感化されていた。 一つの理由としては、オーガが喧嘩を教え、もう一つは子分達の話しによる憧れ。名前はどうする、となった日、初めてブチ模様が口を開く。 「テイル」この一言だけであった。 一方のシマ模様はペンダントを所持していて、「アース」と印されていた。テイルとアース。二匹の名前はすでにあった。 この事からまたもや煙たがる者達の被害妄想が広がりつつあった。ある日、ナワバリの偵察の日の
    FANG さん作 [417]
  • 夢負人??

    小雨が降る日の午後。事務所で向かい合っていた真佐美と裕斗達。依頼の電話を受けた時からかなり深刻な状況なのは理解出来た。それというのも電話口の真佐美の声は暗く、微かに震えていたからだ。現に向かい合って座っている真佐美は俯いたまま、膝の上で組んでいる手は強く握りしめられている。タイミングを掴もうとしているのか、真佐美は何度か口を開こうとするがすぐ閉ざした。そんな重い沈黙の中呑気に欠伸をする夢路。自分
    朝顔 さん作 [433]
  • ソードメーカー7―?

    「ロバート!?」リリーはその老人を見て、目を見開いて驚いた。「間一髪じゃったのう…。リリー様、お怪我はありませんか?」ロバートは剣を肩に担ぎながら、三人の側に来て、心配そうな表情でリリーを見た。「私は大丈夫よ。それより、ロバートはソードメーカーだったの?」リリーは不思議そうな顔で、ロバートに尋ねた。「はい。執事となる前は王宮の護衛騎士を勤めておりました」ロバートは遠くを見つめるような表情で、答え
    いっと さん作 [513]
  • 月の葉書2部5−2

    ナラビ)えっ?動揺して掠れた声が空間に小さく反響する“光の一族が闇の一族を皆殺しにした”頭の中で何度もナラビに響いたナラビ)そんな事するわけなっ……無いじゃん冷静を装おうとするが途中で言葉が詰るフライ)“そんな事するわけない”か……フライは、呆れた様に呟くと全身から例の“腐敗”のオーラを放出させたフライ)事実さフライがそう言うと、ナラビめがけて一気にオーラを放つ。ナラビは、ジャンプして避けると当
    速見 さん作 [419]
  • Guardian28

    闘いはかなり熾烈をきわめた。両者ともかなり動きは速く、そして正確だった。しかし薫は防戦一方となっていた。武器があるかないかの差である。普通、武器がないとき懐にとびこむか、攻撃後の隙をつくのが基本となる。だが、準は刀の振りを最小限に抑えて隙を極力なくしていた。しかもカウンター中心で攻めたり、わざと隙をつくり攻撃をさそうなどしていた。結果、薫は決定打をくらわせれないまま傷だけが増えていった。「そろそ
    ヒッキー さん作 [507]
  • Tetra 四

    リーダーの本名を言いながらサビだらけで、チョコみたいな色になったジャングルジムから出て来た猫。 彼女はアースという猫で、「無慈悲の女神、アース」と名を轟かせている。 リーダーことテイルは、自分の本名を言われ、全身の毛を逆立て威嚇しているが、内心おどおどしてる。「アース……部下の前ではやめてくれよな…?」リーダーは溜め息をしながら話し出したアースは身体の毛の乱れを整える為に、舌でなめている。
    FANG さん作 [397]
  • ネイム(2)

    「貴様、複数のネイムを!」「そんなに驚くことじゃないだろう。複数のネイムを使えるネイザーなんてごまんといる。」今度は男が笑う番だ。たしかに複数のネイムを使えるネイザーはいる。多数の因子をもっていればいいのだから。しかし、鉄多は自分が一つしかネイムをもっていなかったため、また複数のネイムをもつネイザーを見たことがなかったために、失念していた。「あ、あ、あ〜!」「命は一人一つだ。だからこそ尊い。お前
    未熟 さん作 [549]
  • ソードメーカー7―?

    ロイはそう言って、ロザラムを睨みつけた。「はは、おかしな事を言うなあ。僕はここの騎士だよ、ロイ君。ちゃんと習得の許可だって得ているし、使う許可も貰ってるよ。…まあ、それが明確な敵対行為に出た相手のみという規定はあるがね」ロザラムはおかしそうに笑った。「じゃあ、死んでもらうね」「!」三人はその言葉に、一気に青ざめた。そして、ロザラムは剣を振り下ろした。その瞬間、闇の塊から青白い幕が放たれ、三人を包
    いっと さん作 [496]
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