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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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DARK-NESS 142
天井には7つ丸い光が僕を照らす。固定され身動きが出来ず冷たい台で寝てる僕の首に注射が打たれる(あぁ…遂に死ぬんだな)彼女が戻らなくなってから一週間、自分の死に色々考えた。考えて考えて考え尽くした結果、死についての恐怖感は全くなくなった「10秒…20秒…30秒…」彼女の名前は知らない。声も聞いた事もない。それでもこの施設に入って出来た唯一の友達だった「1分経過…状態安定しています!」(周りがうるさい
ZAZAさん作 [556] -
DARK-NESS 141
カルバトス「アハハ…いきますよ…僕の最強の技です」黒く燃える巨大な球体を放つムカイ「なら俺も本気で行くぞ…」魔痕を発動し、右手に黒い炎を纏って飛び掛かるムカイ「焔・黒嫣砲!」接触した瞬間、予想外の力に少し押されたムカイだったが、すぐに押し返す事が出来たムカイ(力が段々と弱って来ている。やはりこいつは…)巨大な炎の球体が小さく収縮していき、その場で消えたムカイ「…」カルバトスから力が完全に消えたカル
ZAZAさん作 [548] -
DARK-NESS 140
変則的な動きで繰り出す攻撃に黒い炎がプラスされ非常にやりにくく、苦戦するムカイカルバトス「アハハ!ほーらほら!」手や足を軽く振ると黒い炎を飛ばすムカイ「くっ…」2発放たれた黒い炎を弾き飛ばすが、懐に入られて腹部にアッパーがヒットし、浮かされるカルバトス「アハハ!行くよー!」黒い炎を着けたかかとで蹴り上げる。着地したムカイが腹部に微量についた炎を振り払うカルバトス「アハハ!どうですか?自分と同じ炎で
ZAZAさん作 [539] -
DARK-NESS 139
完全に力を解く。だが化身は消えないエンデン「解放する…好きなだけ暴れろ。俺が許可する」元々化身に顔のパーツなど無いのだが、エンデンの一言で目と口が現れた。特に広く開かれた口が恐ろしく、狂暴なモンスターになった「アぁあァァアあァぁぁアぁァァアアああ!!!」化身の咆哮に天魔も思わず両耳に押さえる天魔「うるせぇよ!」鞭が顔面にヒットするが、怯む事なく化身と目と目が合う天魔「かかってこいよバケモノ!」化身
ZAZAさん作 [512] -
DARK-NESS 138
「ヒュン…ヒュン…」天魔の周りを生き物のように動く鞭ハーデス(マズイ…能力に使う薬がほとんど壊されタ)ハーデスの少し離れた所で気を失っているエンデンをチラッと見るハーデス(あいつは…ダメカ)「バチン!」ハーデス「ぐッ!」想像以上の破壊力に鞭で打たれた箇所から血が噴き出す天魔「いいぞ…あの最狂と言われるハーデスを痛ぶるなんて何て気持ちいいんだ!ヒャハハハ!」痛みでたまらずその場にしゃがみ込む天魔「だ
ZAZAさん作 [531] -
DARK-NESS 137
ヴァレン「フム…そういう事か」ヤエザクラ「…」彼らは能力協会から逃げ切り、京都にいたヴァレン「この後はどうするんだ?」ヤエザクラ「成し終える…それだけだ」それを聞いたヴァレンはシゲを連れて移動しようとするヤエザクラ「ちょっと待て、君の助手か弟子か知らないが彼をこの闘いに巻き込むな」何も言わずフフと笑い、ヴァレンとシゲがその場から消えたヤエザクラ(この世界、この闘いは虚しい物だな…私の弟子も…)一方
ZAZAさん作 [544] -
DARK-NESS 136
幻魔「素晴らしい眺めですね〜」全面ガラス張りで覆われた部屋でまるで空中牢獄だオルゾ「お前達…いやお前の目的は何だ?」常に笑顔でヘラヘラした感じだが、目が笑ってなく不気味な雰囲気を醸し出す幻魔を睨み付けるオルゾ幻魔「勿論、龍・老酒様の意志を継ぎ、非能力者を滅亡させて能力者の世界を創る事ですよ」自分の置かれてる状況がわかっているのかまるで危機感がないアカシア(…こやつ)カシス(本当に後継者か?)オルゾ
ZAZAさん作 [549] -
DARK-NESS 135
後日、能力協会大阪支部内の資料室でパソコンのキーボードをカタカタと鳴らすユウの姿があったユウ(なるほど…)そこへタケが入って来るタケ「何だよこんな所に呼び出して。俺は本に囲まれてる所は好きじゃねーんだけど」ユウの隣に立ち、パソコンの画面を見ると古い写真が写っていたタケ「何だこれ?」タケが見たのは袴姿の人達が20人くらい並んでいる写真だったユウ「この人達の着てる服に付いている紋章のような物…見覚えな
ZAZAさん作 [504] -
DARK-NESS 134
ヤエザクラ「なぜ戻って来た?」走りながらヴァレンに問い掛けるヴァレン「フフ…お前達ヤマト家の者達に興味があってな。聞かせて貰うぞ…なぜ死んだ人間がここにいるのか」ヤエザクラ「…」カシス「おーい!大丈夫かー!」呆然と立ち尽くすユウの所にカシスとアカシアがやってくるカシス「おい!大丈夫か?しっかりしろ!タケはどうした!」ハッと我に返り周りを見渡すがタケの姿はなかったユウ「あれ…どこだろ?」氷漬けになり
ZAZAさん作 [520] -
黄金郷
−久しぶりに帰ってきた…。いつぶりだろうか。村の様子は随分変わっている。なんというか、寂れていた。村の入り口から数メートル歩くと、今も変わらずオレと家族が住んでいた家がある。その前には、小さな木があったのだが、今はすっかり大きくなっている。その木に触れて感慨に耽っていると、見知らぬオッサンが話しかけてきた。「よぉ、見ない顔だね。旅の人かい?」オレは、正直に答えた。「オレ、昔この村に住んでたんです。
夢見大さん作 [470]