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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 月の葉書2部4−1

    風紀らは翌朝聖堂の前に立っていた聖堂は本来礼拝するための場所なので中には誰も入らない中に入ると横幅10mの道が下へと続いていた。道が終わると直径100m程の円形のドームがあった。壁には仏みたいな彫刻が掘られていた風紀)なんか落ち着くな〜風紀が呟くと「なら、ここを墓場にしてやるよ」奥から声が聞える。「誰だ!」と、雲家の者が叫ぶと雷家の人間が現れた雷家)やはり来たか香雲)あら、分っていたのに逃げなか
    速見 さん作 [431]
  • レンゲの丘で

    春の温かい雨が優しく頬をなぜ僕は目を覚ました。ちぎれた雲の隙間から春の日差しが手を差し伸べて、まるで慈しむように草原の丘へ温もりを伝えていた。僕はいつの間にか眠っていたようだ。顔の上を軽い羽音を響かせたミツバチが通り過ぎていく。蓮華の花に潜り込む彼らは、まるで母の胸から乳を吸う赤子のようだ。顔を上げると西の山に厚い雲がかかっていた、夜にはこの辺りの草を大粒の雨が濡らすだろう。さて、行かなきゃ。僕
    あず さん作 [294]
  • ソードメーカー5―?

    「逃げよう!嫌な予感がする!」ロイはそう呼びかけると、町の東にある森を指差した。「馬は森の中まで入って来れない。とにかくあそこに向かって走ろう!」「お、おう!」「分かったわ!」二人は頷くと、ロイと共に一目散に森の方へと駆け出した。瓦礫の上を走っていく事になり、三人は何度もそれに足をとられそうになったが、何とか森まで辿り着いた。「はあ、はあ、大丈夫?二人共」「ああ、何とか…」「私も同じく」三人は息
    いっと さん作 [643]
  • 異能者25

    入ってきたのは、エースの人間であった。「いったいどうした?」「外で暴れているやつがいるんですが、誰も止められないんです。」つまり、エースよりも強いやつが暴れていることとなる。「しょうがない。すぐに行こう。」「まってよ〜。」悟と淵は出ていった。「僕たちも行ってみよう。」「あっ、準くん!」準と桜も悟たちを追うように外へ出ていった。外には野次馬の塊ができていた場所があった。「前に行ってくる。」そう言い
    ヒッキー さん作 [462]
  • 俺が生きてる意味

    暗くて湿った裏路地の隅っこで生まれた俺は猫 親は産んだ瞬間に死んだ俺の体は黒い 人は俺が横切る度に「不吉だ」とか「きゃっ!」とか言われる 「黒くてキモーイ!ゴキブリみたいな色だね!」「ほんと!早く死ねば良いのにさ!」シネバイイ オレガ?ナニヲシタンダ?オレハワルクナイワルクナイ ワルクナイ ドンッ!という鈍い音が聞こえた体が痛い どうやら車にぶつかったらしい 「いてぇ…」声も出せないのに言った
    FANG さん作 [605]
  • ソードメーカー5―?

    「もちろんだよ」ロイは大きく頷いた。「それに、姉ちゃん達だって見つかって無いんだ。ここで退く訳にはいかないよ」「そうか、先生達もまだ見つかってないのか…」それを聞いて、ルイスはミリスやエミリアの事を思い出し、うつ向いてしまった。「それよりルイス…皆の亡骸は…どうしようか…?」リリーは言いにくそうにしながら、沈んだ表情で周りにある町人の死体を見渡した。「…そうだな…雨も降ってるし、このままだと風邪
    いっと さん作 [542]
  • 合成人間―グラウディア〜6

    やがて、少女(といっても男っぽい感じが多少ある)は微かに笑った。「あんた宿も知らないのか?金払えば泊まれるんだよ」「金が無いから頼んでんだよ…」リィンの言葉に、少女は大笑いした。「わ、笑うなよ!!とにかく泊めてくれ」笑いがおさまるのはもう少しかかりそうだ。「わりぃわりぃ、間抜け過ぎてつい、な」ほとんど言い訳になってねー。「…で、どーなんだ?」「んー…部屋貸すわけにはいかねーからな…」リィンの表情
    シエン さん作 [311]
  • 月の葉書2部〜最終決戦前夜〜

    〜一週間後〜雲水)月の結晶の在処が分りました雲水と紫雲が雲ばぁに報告する雲ばぁ)何処じゃ?雲水)風家と雷家と雲家の間にございます聖堂の地下です紫雲)見つけた者の話では、やはり雷家の気配を感じた様でした。なので、先走って探索は出来ませんでした雲ばぁ)そうか、ならば明日に攻め込むぞこうして雷家との決戦の時が決まった〜風紀たち〜風紀・香雲・ナラビはあの後少し仲直りしたみたいで雲家の庭で満月を眺めていた
    速見 さん作 [508]
  • 月の葉書2部3−6

    風紀の口が切れ血が出たが、風紀は微動だしなかった風紀)ずっと覚悟していた事だ(まぁ、ナラビの宝玉は封印するつもりは無かったがな)風紀がナラビを見て思う雲ばぁ)その月の結晶とやらはどこにあるのじゃ?雲ばぁが割って入って聞くと香雲)雲ばぁ!香雲は声を張り上げて言うが、雲ばぁに睨まれ黙り込む風紀)その場所は、月の葉書の表の住所に書かれてます香雲を無視して答えると雲ばぁ)なんと雲ばぁは驚いて反応すると4
    速見 さん作 [477]
  • ソードメーカー5―?

    「ルイス…」リリーはしゃがみこんで、そっとルイスの肩に手を置いた。「か、顔見るなよ!」ルイスはしゃくり上げながら、震える声で叫んだ。しかし、その手を振り払おうとはしなかった。「ルイス…すまない。僕が障壁を上に作っていれば…」「お前のせいじゃねぇよ」ロイの言葉を遮って、ルイスは涙で濡れた目をこすった。「お前はあの時、皆に被害が及ばないように、前方に障壁…っていうやつを作ってたんだろ?でもあいつらの
    いっと さん作 [523]
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