携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジーの一覧

ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ソードメーカー3―?

    「ロイは一向に魔法が上達しないから、私達の所に来たのよ。それに嘘は無いと思うわよ」「私もそう思うわ、ロザラム」エミリアも首を縦に振って、ロザラムに反論した。「…そうなのか。これほどの力を持ちながら、それが使えないというのはおかしな話だが、ミリスやエミリアが言うのであれば間違い無かろう」ロザラムは鋭い眼差しを解くと、すまなそうな顔をして、「疑ったりして、悪かったね。ロイ君」と、謝った。「いえ…、い
    いっと さん作 [659]
  • 〜世界を導く者〜3

    第三話「亡き此処で」 僕は答えを待った。どんな答えが返ってくるは、全く分からない。 けれど、僕にはその答えを聞くしかなかった。 肉体もなく、ここには僕の意識が漂うだけ。 見たことのないような物が、何重にも重なって見える、世界。 その中で聞こえてきた、不思議な声。そして、その声は何かを知っている。 僕の待っていた声は、何の前触れもなく降り注いだ。「ここは――世界の終焉の果て、とでも言う
    青海虎 さん作 [155]
  • Guardian6

    部屋の固定物は爆発後も変わらずいた。 「すごい固さだな。」 そこに悠然と薫は立っていた。 「な、なぜ!?」 「粉塵爆発っていってな、細かい粉が空中を舞ってるときに火をつけるとこんなかんじになる。」 「ば、化け物が。」 薫は無視して歩の方に行った。 「歩、もう出てきていいぞ。」 しかしなかなか出てこない。 「開けるぞ。」 「グスッ、グスッ。」 開けるとそこでは歩が泣いてい
    ヒッキー さん作 [411]
  • 残酷な女神 01

    車から降りたのは二人の男。一人は金髪の髪を無造作に伸ばした彫りの深い男。そしてもう一人は黒髪の東洋的な顔立ちをした男。欧米人と東洋人。そんな二人の共通点は夜の闇に溶ける様な黒いコートを羽織り、そして夜だというのにサングラスを掛けている事だ。「久しぶりの汚れ仕事か…キツいぜ…」金髪の男はそう呟いて、目の前の高い塀を見上げた。「仕事だと割り切ってやるしか無いだろ。嘆いていても仕方ない。」「そうだけど
    G-℃ さん作 [170]
  • 残酷な女神 00

    かつてこの世界には『セルフィア』と呼ばれる種族が存在した。彼らは見た目は普通の人間と何ら変わりは無いが、彼らが信仰する世界を創り、全ての命の源と言われている存在『ソース』と契約し、不思議な能力を操る事が出来た。その力は魔法と呼ばれた。しかし彼らの世は長くは続かない。数が増えすぎて、同族同士の殺し合いに魔法を使う様になったセルフィアを『ソース』は嘆き、自らの手でその数を減らす事にした。空からは隕石
    G-℃ さん作 [196]
  • Crystal

     大国ノクロムの夜は長い。 小高い丘の、黒い空に舞う真っ白な雪は、青年の顔に、はた、はた、と落ちて水滴へと変わる。 空を見上げる青年のその眼は淡い朱。ふわっと風に揺れる髪は雪と溶け合う白銀。 コートの襟を立て直し、今一度、黒い天を仰ぐ。そこには、いくつもの星が輝き、青年を包む。 ・・・ふと、名前を呼ばれた気がして後方を振り返る。 大国ノクロムの夜が続く。
    結城慶幸 さん作 [119]
  • Guardian5

     「ということでここに入っとけ。」 そう言い下の棚に押し込んだ。 「さてと」 薫はわざと大きな物音を立てた。するとすぐに何人も集まってきた。 ほかに気配はしないのでこれで全員とわかった。 「きさま、この家の鳴宮歩はどこだ。」 「残念ながら仕事の都合上いえない。」 「きさまが今の護衛か」 「まあ、そんなところだ」 目の前の男が銃を取り出した。 「ならば死ね!」 バンッ! 銃が
    ヒッキー さん作 [578]
  • 〜世界を導く者〜2

    第二話「響く声」 無の世界。ここには、何もない世界だと思っていた。僕以外は――。 そう思っていたところに現れた声。しかし、その声の主の姿を見つけることができない。 その声は、直接僕の中に語りかけているからか。 というより、聞く、見るという動作が、この状況に通用するのかも怪しい。「だ――誰ですか?」 僕はおそるおそる聞いた。口で言葉を発するというより、ただ心で思うようにして言った。 声
    青海虎 さん作 [165]
  • 想像の看守 ?―?

    「……離せ」怒りを押さえながらも低い声で言うと、クロはおもしろがっているように口角を上げた。「ほぅ…。少しは肝がすわってるようだな。だが――『離してください』、だろ?」裕一はピクッと眉をつり上げた。床はひんやりと冷たく、背中から冷気が染みてくるようだったが、体は対照的に熱くなった。無理やり起き上がろうともがいてみるが、クロの手はびくともしない。「どうしたどうした?ダイダイならこのくらい、楽勝で起
    ユウ さん作 [488]
  • タイムマシーン

    お母さんは幸せだったの?私は、母にそう尋ねる事が良くある。そうすると決まって母は笑みを浮かべ、「今も幸せよ」とベットから手を伸ばして私の頭を撫でながら答える。母は、父の死後。女で一人私を育てる為、働き過ぎて、過労が原因で体調を崩し、病院に入院した。母は、体調が優れないのに見舞いに来た、私の心配ばかりする。母はいつも、自分の心配はしないで他人の心配ばかりする。私は、そんな優しい母が大好きだった。だ
    ダサヒ さん作 [396]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス