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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 盗人ウィザード3

    「う〜…寒いな、撫子」俺の問いかけに撫子は静かに答える。「…別に」今俺たちがいるのはポポ山。法人の本部がある都市、アガサカのすぐ北にある山だ。とりあえず、期限が明後日までなので急がないと。「お〜い撫子ぉ。その[孔雀の涙]がある豪邸ってまだ?」「まだ、あと二十七分三十五秒後に着くと思われる」いささか正確すぎるが、撫子の情報が間違ったことは無いので信じることにする。…果たしてその二十七分(何秒かは数
    僕。 さん作 [327]
  • 漆黒の翼 47

    ホテル前の広場は魔獣達の肉と血で赤くペイントされ、所々爆発で地面が月のクレーターの様にでこぼこになっていた。そして、ここで生きている者は白い戦闘服を着た三人だけだった。「魔獣ってもっとデカくて強いってイメージがあったのに…」「予想に反して小さくて弱かったな…」龍華が言った言葉を力也が繋いだ。二人の魔獣の脳内イメージは巨大なドラゴンや巨大なトカゲの様な姿の暴竜(レックス)、巨大犬(ケルベロス)など
    龍角 さん作 [211]
  • ソードメーカー3―?

    白い髭を胸まで垂らし、髭と同じく白い髪を肩まで垂らした老人が、鋭い目で人々を見つめていた。「他のソードメーカーの者達はどうかは知らぬが、我が国のソードメーカーは、今まで我らに迷惑を掛けた事は無い。そうであろう?」「…」「確かにこのような所業は、ソードメーカーの仕業に間違いなかろう。しかし少なくともそれをもってして、その子達を責めるのは筋違いでは無いのかな?」「…町長…」人々はその言葉で、自身の身
    いっと さん作 [590]
  • 漆黒の翼 46

    「咲島ジュリアの無力化に成功した。」無線機から聞こえて来たのは低い男の声だった。「ご苦労様。解ってると思うけど時間は後三時間しか無いからね。」そう答えたのは天使の異常なまでに整った顔立ちの青年。しかし天使であるにも関わらず、目の色は紅く、色素が薄い筈の髪の色も黒だ。「あぁ…それまでに仕事は片付ける。任せとけ。」男はそう言って電話を切った。「どうしたの?」そう天使に質問したのは悪魔の女。長い艶のあ
    龍角 さん作 [193]
  • 漆黒の翼 45

    ジェイソンも真っ青になりそうな勢いで魔獣達を殺しまくるオロマに対し、力也は戦場のど真ん中で大鎌を持ってただぽつんと立ち尽くしているだけだった。そしてそんなおとなしい獲物を魔獣達は見逃す筈は無く、右から、左から、前からそして後ろから一斉に我先にと襲い掛かって来た。逃げる隙間も時間も無いというのに、力也は動じる事無く、大鎌の柄を雪が積もる地面にサクリと突き刺す。すると、魔獣達の輪の中に居た力也が消え
    龍角 さん作 [173]
  • リセット〜彼女が死んで彼女が現れる〜

    高校生の健彼は目の前で大切な人を失うしかし、彼の目の前に現れた少女は…?
    声なる奏音 さん作 [154]
  • 夢の想い(13)

    校門の前でバイクの近くに腰を下ろす。今日は部活は無いと言っていたから特に何もなければそろそろ出てくるだろう。「ったく…」帰宅中の生徒達からの視線が痛いがしかたがない。不可抗力とはいえ此葉の裸を見てしまい強制的に送り迎えを命じられ渋々承諾した…。もとい…承諾するしかなかった。明後日にはじいさんの法事も終わることからせいぜい明日で送り迎えも終わることになる。「暇だ…。」バイクのミラーで自分の姿を見て
    けん さん作 [424]
  • 夢の想い(12)

    「「きゃ〜!」」「カッコイイ!」「イケメンだ〜っ!流石此葉が憧れ…」ガスッという衝撃で言葉を遮られる。「文ちゃーん。余計な事は言わないでいいし、そろそろ学校に向かわないとチャイムに間に合わないヨ?琴ちゃんもネ?」「うぉ!…目が据わってる…」思わず洋介も此葉の表情にびっくりする。もはや殺気とも言えるオーラを身につけた此葉を前に二人も、「そ…そうね…」「ち…遅刻はまずい…もんね…」と蛇に睨まれた蛙の
    けん さん作 [386]
  • 想像の看守 ?―?

    (…………うぜぇ)軽く一睨みしてやったら、恵梨奈は気づいて小さく手を振ってきた。裕一は無視した。それからはわりと普通の一日だった。裕一は適当に授業をやり過ごしながら、ずっとキン達のことを考えていた。彼らの存在の事を。想像の看守……。にわかには信じられない話のはずなのに、裕一はそれほど“ありえない”と強く思うことができなかった。もともと受け身的な性格のせいかもしれない。(別世界、とか言ってたな……
    ユウ さん作 [352]
  • 夢の想い(10)

    「もー!遅刻しちゃう!」ドタドタドタッ「ふぅ…。朝からうるせぇ…。」見慣れない天井を見ながら朝のけたたましさに頭がゆっくりと覚醒していく。「やっぱ布団違うとなんか違和感あるな…」ぼやきながらも布団に横になったまま物思いにふける。「(妖狐に獏ね…オカルトみたいな話しだな…)」ふと気になり髪の毛を触ってみる。長さも色も普段と変わらない。耳も普通の耳だ。余計にただの変な夢だったのでは?と考えてしまう。
    けん さん作 [445]
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