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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 夢の想い(9)

    「そういえばさ…、なんで俺らが尾の力ってやつを身につけなきゃいけないんだ?」「私、元に戻れるの?」腰まで届きそうな長髪となった洋介と不自然な長さの牙を持った狐…もとい此葉が狐文に尋ねる。(ん?まだ言っておらなんだか?)「…、じいさんが九尾狐ってのの息子で九本の尾を探しててってのは聞いた。 …で、それで俺らがこうなったのはなんでだ?」(それは二つ理由があるの。此葉は朝起きたら戻ってるじゃろうから心
    けん さん作 [417]
  • 想像の看守 ?―?

    (不良……か?)もういっそすがすがしいほどの金髪に、裕一はちょっと度肝を抜かれて彼女を見ていた。しかし、何か違和感がある。裕一は彼女が、優等生みたいな雰囲気をかもし出していることに気づいた。スカートは膝より少し長めで、第一ボタンまできっちりと閉めた上でネクタイをしている。化粧っ気もまるでない。校則を破りたいのか破りたくないのか――とにかく奇妙な少女だった。「……何か用?」最初の驚きを抜けると、後
    ユウ さん作 [374]
  • 夢の想い(8)

    此葉のリュックから箱を取り出し狐文に渡す。(ふむ、禁呪かかかっておるようじゃの。解呪は苦手なんじゃが…)そう言うと狐文は箱を額にかざし何やらぶつぶつ唱え始める。(…………、………。)すると箱は狐文の手の上で霧散するかのように消えていった。手の平に残ったものは…「紐と…、勾玉?」紐というより釣り糸のようなものと手の平サイズの勾玉らしきものが2つ。そのどちらもうっすらと銀色に光り輝いてる。(ふうっ、
    けん さん作 [440]
  • 盗人ウィザード

    「今日の仕事は…三件。一つ目はプラモ村を占拠している盗賊の討伐、二つ目は世界的に有名な宝石[孔雀の涙]の強奪。そして三つ目が電球の取り替え。…レイス、聞いてる?」「ああ、聞いてるさ」そう、俺の名前はレイス。「法人」に所属するクラスBの魔法使いだ。ちなみにクラスってのは法人で使われる階級の事だ。クラスはS、A〜Hまである。Sが一番高く、それ以外はアルファベットが早ければ早いほど階級は高いって訳だ
    僕。 さん作 [341]
  • ソードメーカー3―?

    「こんな事をやったのは君たちの仲間なんじゃないのか!?」「そうよ、一体どういう事なの!?」人々はそう言って、いつしか感謝の眼差しから非難の眼差しへと変わっていた。何てことなの…―\rミリスは唇を噛んで、苦悶の表情になった。ソードメーカーと普通の人々の関係は、微妙なバランスで成り立っているといっていい。数の少ないソードメーカーが暮らしていく為には、まず第一に普通の人々に迷惑を掛けないようにしなけれ
    いっと さん作 [604]
  • 夢の想い(7)

    恐らく夢の中だろう。回りの風景は普段と変わらない…ただ、色がないだけ。全てが白と黒のモノトーンに包まれていた。漫画の世界ってこんなだろうな…。そんなことを考えながら洋介は歩いていた。横を歩いている此葉は殆ど回りを見ないで歩いていた。見てるのはただ横にいる長身に銀髪、おまけに狐の耳が生えている甥だ。この世界で2人が唯一色のあるものだった。「やっぱり…その格好…綺麗だよね。」しみじみと思ってしまう。
    けん さん作 [422]
  • 想像の看守 ?―?

    「……ちゃん!」ん?「……ちゃんってば!」誰か、俺を呼んでる――?「お兄ちゃん!!」ガバッ。飛び起きると、そこはソファーの上だった。弟の雅文と妹の美里が、心配そうに裕一の顔をのぞきこんでいた。「お兄ちゃんだいじょうぶー?」「ソファーなんかで寝たら、カゼ引いちゃうよぉ」口をそろえて言う小さな二人を見ている内に、だんだん記憶が戻ってきた。そうか……。昨日の夜、ふらふらしながらもなんとか家に帰ってきて
    ユウ さん作 [394]
  • 龍の涙〜第4章〜

    そして龍は、キラに哀しげな目で話した。龍「お前は、これから普通の人間の4倍生きることになる。さっき、お前の上に落ちたのは私の涙だ!私のは涙は一口飲むと体の悪いところすべてが良くなる。そして大量に飲むと5倍長く生き年をとるのも5倍遅くなる。お前は私の涙を飲んではいないが涙を頭からかぶったから体中に私の涙が染み込んだのだ。つまり大量に飲んだと同じ事になるのだ!」キラは初め逃げようかと思ったが龍の哀し
    アーヤ さん作 [444]
  • 夢の想い(6)

    眩しさが収まり目を開けると前には草だらけの広場が広がっていた。「なんだったんだ…いったい…。」洋介は回りを見てみるがそこには先程まであった神社のカケラも見当たらなかった…。「洋兄は今の何だったかわかる?」その横で放心していた此葉は洋介を見ながら聞いてきた。どうやらさっきまでの涙は留まったようだ…。「俺もわかんねぇよ…」辺りはもうすぐ朱に染まろうかというくらいの時間だった…。夕食ゆ食べ終えて自室に
    けん さん作 [486]
  • 夢の想い(5)

    木漏れ日の零れる境内という閉ざされた空間で3人が対峙していた。「狐文ちゃん…話しが唐突すぎるんだけど…」此葉は話しがさっぱり飲み込めていない様子だ。(唐突なのは分かっておる。しかしこれは現実でありかの者は近く眠りから覚めるじゃろう…)「だからといって何故俺に頼む。妖怪だの戯れ事は否定しないがただの人間である俺に頼むこと自体がお門違いだ。」しかし狐文は凛とした表情で言った。(おぬしら2人ともがただ
    けん さん作 [448]
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