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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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トライアングル・キャット15
ノールは恐る恐るクレインに近づいた。クレイン「ノール…」目を開いたクレインは、ぽぉっとしていた。柔らかい唇に触れたノールは、クレインがまた天使に思えたが、目を開くと男らしくも見え、自分がクレインを受け止められたのかどうかわからなかった。ノール「………」クレイン「ノール…あの…無理しないで…」ノールは、クレインが手に触れるとハッと我に返った。ノール「いやっ、無理とかじゃなくて…。とりあえず、男とか
ステ子 さん作 [117] -
夢の想い(1)
昔じいちゃんが言ってた…「夢は大きく持ちなさい。大きな夢はきっとおまえの力になってくれるから…」その時はその言葉を聞いてもたいして理解出来なかったけど、そのことを話す時のじいちゃんの優しい顔が好きだった。「大きな夢はきっとおまえの力になってくれるから…」………「はぁ…」一際大袈裟のような溜息をついて部屋を出る。今日はじいさんが亡くなってから三回忌の日になり田舎までやってきたところ…、たいして覚え
ケン さん作 [536] -
ブロックアート
平凡な自分平凡な毎日贅沢かもしれないけどこんな平和な毎日にハッキリ言って飽き飽きしてた…何かかわったことと言えば高校生になったくらいだった広い校庭の真ん中で今日も俺は何かを信じて空を見上げる……………キーンコーンカーンコーン校庭に予鈴が鳴り響く「憂夜!!早く行けよ授業始まるぜ!?」窓の向こうで友達の良樹が急いだよ様子で叫んだ「…ああ!先行ってて!ゴメン!?」「早くしろよな!!」そう言って良樹は窓
結衣 さん作 [431] -
桜声〜水綺の場所〜
「みんな大嫌い。死ねば良い」 声には出さず口だけ動かす。こんなこと声に出して言えばクラスのみんなに白い目で見られると思うが,別にいじめられる心配はない。 なにせこの学校は良い子ちゃんぞろいなんだから。「水綺(みずき)ちゃん。どうしたの?ぼけぇ〜てして」 クラスメイトの沙百里(さゆり)が話しかけてきた。水綺は急いで笑顔をつくる。「えっ?ぼけぇ〜てしてた?」「うん。してた。口も半開きになってたよ
なぎさ さん作 [125] -
エレメントワールド?―武器選び,上
「てことはお前は獣を呼び出す事しか出来ないと?」「・・・・・・・・」「図星か・・・」「俺はソレだけで十分強いの!」「魔力尽きてボコられてた奴がか?」「武器が欲しい・・」レイはカイの背負っている刀を羨ましそうに眺める。「じゃあ武器の街でも行くか?」「何処だそこ?」(魔術師は常識がないらしいけど本当らしいな)カイは心の中でつぶやいた、「何処に有るのか聞いてるんだけど?」レイの目はキラキラと輝いていた
ユーユー さん作 [436] -
月
冷たい目だけど、暖かい銀色の瞳だった。雲のようにふわふわの毛並みは、針金のように真っすぐで美しかった。長い尾は自らの寿命を語るような、すらりとしたものである。彼は目を細めて僕を見ていた。彼はきっと僕の美しいコバルトブルーの翼に…見とれていたんだろう。静かで、水面にはまるい月が浮いていた。木の枝で寝ていた僕に、彼は見上げてこう切り出した。「鳥さん、月が、綺麗だぞう」狼はへらへらしていた。僕はうっす
もこ さん作 [180] -
ソードメーカー3―?
その頃、「ベイス」の門の前に一人の人間が立っていた。腰には剣を提げているが、顔をフードで覆い、両手には手袋をして、身体はマントでくるまれており、体型や顔は全く分からなかった。「ベイス」に入っていく多くの人たちは、その人物を怪訝な表情で見つめてながら、門をくぐっていった。その人物は一つ小さく息を吐くと、腰に提げた剣を抜き放って、頭上に掲げた。その瞬間、剣の切っ先から眩い光が放たれ、その光は一直線に
いっと さん作 [604] -
龍の涙〜第3章〜
そして、ふと上を見上げた。………何かが光っている………何だろう?キラは、そう思いながら、じっと光るものを見つめた。…………………………………キラ「目!?えっ?何?でけぇ……」 キラは驚いた。今までに見たことの無い大きな目がキラを上から見下ろしていたのだ。キラ「…………………………………………………」目「怖がる必要はない。私は、この天狗山の神だ。」そう言うと目はゆっくりと動いた。キラ「!?」キラは
アーヤ さん作 [475] -
夢負人??
事の経緯を調べる為、夢路と悠斗は加川真佐美の自宅、犯行現場に来ていた。細かく捜さずとも場所はすぐに分かった。線路沿いの道から一本先にある道に警察はもちろん、報道陣や野次馬がごった返していた。「加川真佐美被告は普段どんな人物でしたか?」マイクを突きつけられた近所の奥さんは迷惑そうにカメラから顔を隠したが、その割には質問に軽快に答えている。「ここだけの話し、そのうち何かやるんじゃないかと思ってたのよ
朝顔 さん作 [372] -
ハンター(対グリアー編)1
−登場人物−・主人公…タクヤ 13歳 よく見かけるような、ごく普通の中学1年生。・仲間1…アヤカ 13歳 タクヤと同じ塾に通う、 中学1年生。タクヤをラ イバルだと思っている。・仲間2…シュンジ13歳 タクヤのクラスメート。 ・仲間3…ナツミ 13歳 アヤカの親友。・仲間4…マコト 13歳 タクヤとシュンジと、と ても仲良し。・仲間5…ミナ 13歳 なんか、無駄にテンショ ン
アムーン さん作 [132]