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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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トライアングル・キャット14
ノール「でも?」少し不安な顔でノールが聞き返す。クレイン「…聞いたら、きっと後悔すると思うの。でも、それでも、気持ちが変わらないのなら…」ノール「わかった。たぶん…きっと大丈夫。」そう言ったノールを信じて、クレインは目をギュッと閉じて答えた。クレイン「…私っ…男なの!!」ノール「ぉ…男…!?」今度はノールの声が裏返った。確かによく考えてみれば、“クレイン”は男らしい名前だ。クレイン「はは…やっぱ
ステ子 さん作 [175] -
異能者20
「・・・終わったな。」 しかし、もう身体は動かないはずなのに織田は立ち上がった。 「まだ立ち上がっちゃうのね」 淵は余裕そうな声で言った。 しかし、織田の様子があきらかにおかしかった。目がイッてるとかではなくまるで死人のようだった。 「ウガァァァァ」 織田は狂ったような声をあげて突っ込んできた。 しかも最初と比較にならないほど速い。 油断していた二人は避けれない。 「切り上
ヒッキー さん作 [499] -
想像の看守 ?―?
ルリは光の中に立っている者に気づき、パッと表情を明るくした。「キン!」そこには、まるで剣のようにスティックを構えたキンが立っていた。キンは構えをとくと、にこーと穏やかに笑った。「何してんのさ?ルリらしくないなぁ。こんな奴ちゃっちゃと捕まえなきゃ」「ごめんなさい。ちょっといろいろあって――」呆然とこっちを見ている裕一に気づくと、キンはなるほど、という顔になった。「ユーイチに会ったんだね。そりゃ、び
ユウ さん作 [425] -
トライアングル・キャット13
ノール「敬語は…つい癖で…。」お城に仕えている身としては当たり前の敬語だが、いつもプライベートでは敬語は使っていない。ただ調子が狂っている証拠だった。クレイン「そっか…」ノールの私情を知らないクレインは素直に解釈する。そして、事の始まりが自分のグチであるのを思い出して、話を続けた。クレイン「私の方こそ、お礼言わなくちゃ!!私のグチを長々聞かせちゃったんだからね。…ぁりがとうね。」エヘヘと照れ笑い
ステ子 さん作 [167] -
想像の看守 ?
ルリは、あの少年には傷ついてほしくなかった。少年の前に立ち、彼の目をのぞきこんだ時。冷たさの中にほのかに温かいものを持った、少年の人間性がかいま見えた瞬間、思ったのだ。キンの言う通りかもしれない。あの少年はもしかしたら、本当に「彼」の――。「うおおおおっ!!」少年の叫び声で、ルリは現実に引き戻された。ルリを見下ろす狂った男の背後に、白い長いものを振り上げた少年の姿が、闇の中にぱっと浮かび上がった
ユウ さん作 [394] -
ソードメーカー2―?
その様子を見ながら、ミリスは、何で攻めに出ないのかしら?―\rと、首を傾げた。ロイは依然として、リリーの繰り出す剣をただ受け止めているだけであった。「ロイ、攻めなさい!」これではらちがあかないと判断して、ミリスはたまらずロイに叫んだ。「えっ?」その声に驚いたロイは一瞬、ミリスの方に顔を向けてしまった。「隙あり!」その隙を逃さず、リリーはロイの胸を突いた。「うわぁっ!」ロイはその攻撃を受けた衝撃で
いっと さん作 [635] -
私に世界は
世の中、どうして自分だけが。と思う事はいくらでもある。しかし、案外それは自分だけでなく周りの人も同じように感じていたりする。だから、私はそんな事は気にしないようにしてきたし、これからもそうしていくつもりだった。でも、こればっかりは・・・。私の名前は神崎アリス。顔はどちらかというと西洋人っぽいが、バリバリ日本生まれ、日本育ち、だ。やはりハーフというのは顔立ちが良いのか、16歳だが一応モデルをやって
merado さん作 [407] -
異能者19
「なんであなたがこんなところにいるんですか?」 「仕事なんでね」 悟は軽く答えた。 「邪魔をするな!」 織田は二人に突進していった。するともう一人の人が鉄の棒を持って前にで、織田を棒で投げ飛ばした。 準はそいつが誰なのか確信した。歩から騒動の後、エースについていろいろと聞いたがその内の一人でエースナンバー2、棒術の天才中村淵。 「私の悟に何かあったらどうするのよ」 「誰がお前の
ヒッキー さん作 [494] -
エレメントワールド?―ビーストコール
カイはレイの服装を改めて見直して言った。「お前マジで魔術師なのか?」レイはポカンとした表情で、「は????」と言った。「いや、だって今まで会った魔術師はローブにロッドだったからさ。」カイは自分の服装を見ながらカイに「それは一番多く存在する魔術師のウィザード、後は魔法で自分の肉体強化するヴァルウィザード、そいつらは大体素手だな、一般人に紛れてる事もある。因みにさっきの奴らがそうだ、んで俺みたいなの
ユーユー さん作 [441] -
月の葉書2部2−2
香雲)その方角って私達の故郷があるほうじゃない!!!香雲が声を張り上げて言うナラビ)えっ!!?風紀)言われて見りゃ〜そうだなぁ。どれくらいの距離だ?ナラビ)え〜と2000キロ程かな?香雲)じゃあやっぱりそうだ。それくらいの距離だもん風紀)けどうちに月の葉書ってあったか?香雲)私はしらな〜い香雲は両手を挙げて答えたナラビ)(あれっ?ナラビが何かに気付いたナラビ)お父さん達の“感じ”だナラビは嬉しそ
速見 さん作 [542]