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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

 
  • 二人の天使

    広場に着いた。サンは、袋を置いてスカイトのもとへ走って行った。「手伝ったから、クッキーちょうだい。」スカイトは、「種まかないの?」とサンに聞いてみたが「うん。先にスカイトの家に行っとくね。」「サンちょっと…」スカイトが喋る前に、帰ってしまった。少し時はさかのぼるが、二人の出会いはスカイトが引っ越して来たところから 始まる。「あの〜すみません…。この場所に行きたいのですが、場所知ってますか?」「知っ
    和美さん作 [292]
  • 子供のセカイ。261

    それがミルバの本体であることを祈り、美香も素手で懸命に手伝った。耕太が空けた穴に手をかけ、ばりばりと木片を剥がしていく。掌が切れて血が滲んだが、構っている場合ではなかった。そうしている間にも、乙女たちはあっという間に二人に肉薄した。耕太は振り向き様に、「喰らえ!」と叫ぶと、今度は右手の剣を振るう。そこから氷の息吹が吹き出し、三人は身をねじって回避したが、避け切れなかった二人の乙女が、たちまち彫刻の
    アンヌさん作 [285]
  • 二人の天使

    天使の住む天界には、唯一 人間の住む人間界に行ける泉がある。しかし、自分の意志で行く天使は、いない。行ったとしても、ほとんど事故。自分で行くやつは大馬鹿者だ。なぜなら…、行って戻って来たものがいないからだ…。しかし、ある二人の天使によって、天界の常識が覆される。その名は、サンとスカイトという。スカイトは、誰にでも優しく 皆から愛されていた。一方、サンはなんでもハッキリしてて、皆から嫌われていた。「
    和美さん作 [306]
  • 最後の夏休み33

    「魔法の管理…?」戒の目の前にいるこの女性確かにそう言った。 この人たちは池見の仲間なのかもしれない。しかし、安易にそう考えるのは危険である。まず、池見たちの研究は極秘であり、人前では決して使わないでほしいと言ったことからも安易に人に話していけないことがわかる。次に目の前に女性は魔法を『管理』していると言った。つまりここで池見たちの研究がばれればそれを彼女たち『管理』されることを意味する。池見たち
    ホッチキスさん作 [464]
  • 最強×最高 婦恋奴!‐フレンド‐<6>

    「ウマーーーッ!!!」クレープを食べて、第一声を出したのは、朋美だった。「ホントだ!!」「美味しいですね。」クレープを食べながら、いろんな話をした。内容は結構くだらない事だったけど、今の私にとっては涙が出るほど楽しかった。「……でさぁ〜、もうやんなっちゃうっ!…て、いうかさぁ…」「ん〜…何?」「由佳の後ろにいる人…誰??」「え…?」私は後ろを向いた。   ガタッ「な…!!!」私は思わず座って
    黒魔法 天使さん作 [462]
  • 繋ぐ終着点 6

    「それで、これは一体どういう状況なの?」「・・・」ミズとナユリは『相対』する二人の様子を見る。二人、さきとかなは木刀を片手に距離を取ったまま動かない。「しかし、まあビックリだよ。お姉さんの行動力には。妹心配してこっちの世界にきちゃうのもそうだけど、来て早々あれだもんね」ミズは呆れた風に言うが、その顔は今の状況を楽しんでいる様子だった。一方、ナユリは額に手をあててため息をつく。「『怒る』ってこういう
    ロロンガさん作 [299]
  • ファンタジー時代 18 〜船乗りの存在〜

    「そこから大陸へ行けるのか?」スヨンは頷いた。「そっかー。」「でも、大陸は危険だし、欠航してるかも…。」すると、前方にフェリーターミナルが見えてきた。「でも、行くだけ行ったほうが。」ゼガの後押しもあり、2人でフェリーターミナルへ向かった。『現在、大陸行きのフェリーは運休しております。』そのアナウンスだけが、建物内を支配していた。窓口に人もいない。閑散…というか、誰も人がいない。「これじゃあ、ここで
    るー6さん作 [401]
  • 子供のセカイ。260

    やけに親切に説明され、美香は怪訝に思い眉を潜めた。何より、そう言いながらちっとも向かって来ようとしないソラの意図がはかれず、違和感が不安と同時にゆっくりと全身を包んでいく。その時、背後の階段の方で微かに靴音が鳴った。「!」耕太は突然走り出した。美香は一瞬遅れるものの、慌ててその後を追う。何をするの、と問い掛ける前に、耕太は走りながらポケットの中から二本の小枝を取り出し、両手にそれぞれ一本ずつ握り締
    アンヌさん作 [287]
  • 子供のセカイ。259

    美香は階段の手摺りを掴みながら、微かに唇を噛んだ。(うまく行き過ぎてる。……いいえ、ミルバは見つかっていないから、まだそうともいえないけど。でも、どうしてこんなにスムーズに進めるのかしら?)舞子には覇王がついているはずだ。それなのに、この警備の薄さは異常である。城に侵入されるなど、想像さえしていない傲慢な心が、警備を甘くしたとでもいうのだろうか――?「着いた。七階だ」耕太の少し弾んだ声に、美香はよ
    アンヌさん作 [326]
  • 繋ぐ終着点 5

    「さてさて、ナユリも帰ってくることだしご飯の準備でもしておきますか」やっとモニターを一番下に直し終えた彼女、ミズはサイズの大きい上着の袖を捲りあげ椅子から降りる。彼女はモニタールームから出てすぐ脇にある螺旋の階段を軽快に昇る。「何にしようかねー。というか何か食材あったっけ?」と独り言をぼやきながら、二階にある部屋の内の一つに入る。「あれ? 起きたの」「あ、うん。おはよ。ご飯できるよ」部屋には簡易的
    ロロンガさん作 [328]
 
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