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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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天使のまち03
☆雪の中で★サイレンが鳴り響いた。「あ…、5時だ。舞奈、私帰るね。レナちゃんはどうするの?」心配そうに香織はレナンを見た。家がないと言ったレナンに誤解しているのだろうか。「もしよかったら、うちに泊まる?」「え?いいの?」レナンは舞奈を見つめた。「うん。うちの親アメリカ行っててさ。あと1年帰ってこないの。」「…じゃあ、お願いします!」「良かったねレナちゃん!じゃ、バイバイ舞奈、レナちゃん!」そう言
咲 さん作 [133] -
ソードメーカー2―?
そう言うと、リリーは倒れているルイスを引きずって、「はいはい、さっさと準備しなさい」と、言って、更衣室へと放り込んだ。「…」ロイは少しルイスを気の毒に思いながら、掃除を再開した。ちょうど掃除が終わった時、うなだれながら防具を身につけたルイスが、更衣室から出てきた。「…大丈夫か…ルイス?」ロイは心配そうに、ルイスの顔を覗き込んだ。「…ああ…。まあ、嫌われてなさそうだったから、まだ大丈夫だ」「ミリス
いっと さん作 [637] -
月の葉書2部2−1
ガッバシッ拳と拳がぶつかりあう音が夜の砂漠に響くバシッ風紀がナラビの拳を掌で受け止める風紀)よし今日はこれまでにしようそう風紀が言うとナラビは疲れたようでその場に大の字に寝転がった香雲)ナラビ君も成長したねぇ。最初の頃はすぐに気絶していたのに、三か月で変わるもんだねぇナラビ)茶化さないでよぉ〜お姉ちゃん偽の月の葉書をゲットしてから三か月が経っていた。ナラビもその間に色々な知識を覚えたり体術もそこ
速見 さん作 [484] -
異能者16
桜は商店街の外れの倉庫にいた。 「なんで私をさらったの!?」 桜はとなりにいた男に叫んだ。 「これが一番太田準を呼ぶには手っ取り早いんでな。ついでに嬢ちゃんに本当のあいつをみしてやる。」 (本当の準君?) そこに準がやってきた。 「約束通り来たんですから、彼女をはなして下さい。」 「その前に質問だ。組織に戻る気はねぇのか?」 (組織?) 「・・・ない」 「ならば、お前を殺っ
ヒッキー さん作 [446] -
異能者15
「おいしいよ」 準はニコニコしてケーキを食べていた。 しかし桜はそれどころではない。混乱しっぱなしだ。 (何を話せばいいのよ〜) 「ありがとう、招待してくれて。」 準は笑顔のまま桜のほうを向いてそう言った。 そういった準を桜はポーと見てしまっていた。 「どうしたの?」 「あっ、いや準君って真面目な顔よりも笑った顔のほうが似合うなって。」 準はそう言われると驚いた表情で固ま
ヒッキー さん作 [420] -
想像の看守 ?
電話が鳴った。カチャ。「……はい」 「あ、裕一ー?お母さんだけど、」「洗濯物なら入れた。雅文は迎えに行ったし、美里は帰って来てる」「あら、さすが裕一ね!やることが早いわ。お母さん助かっちゃう!」――アンタがやることだろ。「……母さん今日も遅い?」「うーん、それが、残業入っちゃってねぇ。悪いけど、夕飯の支度も」「買い物なら済んでるよ。わかった、了解」「ありがと!本当にいいお兄ちゃんねー」「……そろ
ユウ さん作 [381] -
夢負人??
種を一つ蒔いたとさ水を一粒あげたとさ芽が出て泣いた泣いた可愛い赤子次は赤い雫をあげよ腕をいっぱいに伸ばし棚の埃をはらった。宙に舞った灰色の汚れにむせた悠斗。恨めしげに夢路を見ると、普段は読まない新聞を広げている。「たまには手伝ってくださいよ」叩きを見ると既に真っ黒になっている。三日にいっぺんは事務所を訪れているのにすぐこれだ。「やーだよ」窓も閉め切ったまま煙草を吸うせいで白いもやが部屋中を漂って
朝顔 さん作 [397] -
天使のまち02
☆天使の記憶★しばらくしてレナンは目が覚めた。綺麗に片付けられた女の子らしい部屋。その隅に置かれている一つのベットの上にレナンはいた。「人間界。…そうだった!あたし、人間界にきたんだ!」天界には無い物が、その部屋だけでもたくさんあった。例えば、このベットもそうだし、不思議な機械もある。天使以外の生き物が、水の中を泳いでいる。その生き物に触れようとした時だった。扉が開いた。「あ!舞奈、目が覚めてる
咲 さん作 [187] -
ソードメーカー2―?
いつから聞いてたんだ?―そう思いながら、ロイはミリスの出ていった扉から、ルイスの方に顔を向けた。「お、終わった…。俺の野望が発覚した時点で、夢は潰えた…」ルイスはうなだれて、倒れ伏していた。ロイはそれを見ながら、…なんなんだ一体―\rと、呆れていた。「お早うございます!」その時、扉を開けて、一人の少女が入ってきた。「あれ?ルイス、何倒れてんのよ」ポニーテールの髪を揺らしながら、少女はルイスの背中
いっと さん作 [650] -
トライアングル・キャット8
一通り今日の出来事を話したクレインは、スッキリした表情を見せて立ち上がったが、また涙がポロポロとこぼれ落ちた。クレイン「私っ、そんなにダメかなぁ〜…」ノール「そんなことありませんよ!!」クレインの悲しむ顔に我慢ができなくなったノールは思わず猫の姿のまま叫んでしまった。クレイン「なっ…!?喋った…ただのノラかと思ったのに…。あ〜、やっぱ今日はついてない…」ノール「期待に添えなくて申し訳ないです。け
ステ子 さん作 [120]