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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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異能者14
そして週末・・・ 準は待ち合わせ場所で歩を待っていた。 「遅いなぁ」 歩は待ち合わせ時間が過ぎてもなかなか来なかった。 チャッチャチャラリラ 携帯のメール着信メロディーが流れた。歩からだ。 『今日は急用ができたからドタキャンする。』 (どうしたんだろう?あんなに楽しみにしてたのに。) さらに続きに、 『P.S.逃げるなよ』 ともかいてあった。 (?なにか逃げる理由なんて
ヒッキー さん作 [492] -
ソードメーカー2―?
「ほう、逃げるのか?ヒョロリン。それとも、怖いのか?」少年はにやりと笑って、ロイを罵った。「戦う理由が無いし。しかも、僕は姉ちゃん達の恋人じゃ無いよ。そっちの勘違いだ」「ね、姉ちゃん!?」その言葉を聞いて、少年は驚愕の表情を浮かべた。「そうだよ。正確に言えば従姉妹なんだ。姉ちゃん達は」「…従姉妹。という事は、お前、今はこの家に住んでるのか!?」「まあ…、そうだけど…」「な、何ぃぃぃ!!一つ屋根の
いっと さん作 [619] -
異能者13
入学から一ヶ月程たった。 準、歩、桜の三人はいっしょに帰っていた。あの一件以来桜もよくいっしょに行動するようになっていた。 「今度の週末に私の家に来ませんか?」 不意に桜はこう言った。 理由を聞くと、準に助けられたお礼としてケーキを焼くかららしい。 「もちろん、行く!」 甘いもの好きの準はすぐにとびついた。 「俺も行っていいの?」 「もちろんです。」 「楽しみにしてるね」
ヒッキー さん作 [434] -
想像の看守 ?
「……は?」裕一は耳を疑った。じゃあこいつが、この美術館の管理者?まさか。「あ、その顔は信じてないなー?うーん……。近くに侵入者がいれば捕まえてみせて証拠にできるんだけどなぁ。」少年はそう言って辺りをキョロキョロし始めた。裕一は思わず身を固くする。そして思った。こいつマジでバカじゃねーの?「あ、そーいえば」その時、少年が裕一を勢いよく振り返ったので、裕一はびくっとなった。「キミ、名前はなんていう
ユウ さん作 [401] -
トライアングル・キャット7
女「お酒、最高〜〜〜☆」テンションが上がりすぎたのか、彼女は酒のビンを掴んでテーブルで叩きた。ガシャーーーッン!!!マスター「店ん中荒らす奴は、外で食いな!!」怒ったマスターにウィンナーと一緒につまみ出され、寒空の下でまた涙をにじませた。女「ダメだ…今日、いろいろダメ…」彼女がフラフラしながら座った目線の先に、一匹のノラ猫がヨタヨタと歩いてきた。そう、それはあのノールだった。女「猫ちゃ〜ん☆私と
ステ子 さん作 [148] -
トライアングル・キャット6
ノールが酒場に着く少し前のこと。花畑の広がる公園の噴水の前でカップルがもめていた。女「ちょっ…ちょっと待ってよ、ライム!!嘘でしょ!?」ライム「だって、僕たちこのまま続けても…」年下と見受けられる幼い顔の男の子は、その姿とはうらはらに大人びた言葉を放つ。金髪のショートに後ろ髪だけ伸ばした珍しい髪型の彼女は今突然起きた状態に戸惑っているようだった。ライム「ごめんね。もう決めたんだ…」女「…そんな…
ステ子 さん作 [150] -
orion
優しい声で歌を唄う。悲しみで彩られた歌を唄う。それはとても残酷だった。屋上でタバコを吸ってると、声が聞こえた。歌だった。どんな歌かはわからない。落ち着く歌だった。声の主を探すが見つからなかった。何故か悲しかった。チャイムがなる。(教室に戻ろう)時は昼の1時5分だった。
和歌 さん作 [341] -
トロイメライ02
「ちょっと、ディズ?!あんたのせいでママからあたしがあんたを探しにいけって言われたじゃないの?!」イヴだ。魔女らしい格好はしているが、実は魔法の腕は半人前なのだ。「だから、何?」「さっさとアルフの所に帰れって言ってんの!魔法の実験してるところだったんだから!!」イウ゛はかなり怒っている。ディズは、むくりと起き上がると、イヴを見た。「魔法も失敗ばっかのくせに実験ってなんだよ。」「はーあ?!王子
咲 さん作 [147] -
天使のまち
☆だ天使★「レナン、あなたは今日から人間界で暮らしなさい。」「はい?」突然の言葉に、レナンはキョトンとしている。「あなたは人間のことを知らなさ過ぎる。」「人間のこと…?」レナンは、女神を見上げた。「そうです。そして人間の本当の優しい心を見つけた時、あなたは帰ることができます。さぁ、行きなさい。」レナンが何か言葉を言う隙もなく、レナンは人間界に落とされた。残った女神の傍に、一人の天使がちょこんと座
咲 さん作 [213] -
ソードメーカー2―?
朝食の後、ロイは道場の床を掃除していた。家の道場より少し小さいかなあ―\rロイがそんな事を考えていると、表口の扉が開いて、「お早うございます!」という、威勢のいい挨拶が聞こえてきた。そこには剣を腰に提げた、一人の少年が立っていた。短髪で活発そうな風貌をした少年は、怪訝な表情でロイを見た。「あんた誰だ?ミリスさんやエミリアさんに弟はいないはずだし…まさかお前、どちらかの恋人か!?」少年はそう言うと
いっと さん作 [669]