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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 月あかり?

    「イテッ」グローブが見事顔面に当たり、俺はフラツイタ。子供は予想外の顔面命中に戸惑っていた。「オマエなぁ」グローブを拾いながら子供の顔を見ると、遠い日の記憶が蘇った。「雅也!!」子供の頃毎日一緒だった親友の雅也だ。でも3年前の夏、アイツはバイク事故で死んだ。それに何で子供なんだ?雅也はグローブを俺のてから取るとベェーっと舌をだしてかけて行った。何だか夢を見ている様だ。いや、これは
    レオン さん作 [538]
  • 月あかり?

    後を振り返ると、ヒゲ面のオッチャンが怖い顔で俺を見下ろしていた。「何すんだよ!おっさん」「何すんだだと?ガキが煙草吸って何言ってらぁ」オッチャンは俺の手から煙草を取り上げると地面に叩きつけた。ガキと言われてムカツイタ。もう28なのにガキ扱いされてたまるか!!オッチャンは手を俺に出して、残りの煙草を出せと言ってきた。 なるほど、このオッチャンこうやって煙草巻き上げてんだな?俺はオッチャンを
    レオン さん作 [551]
  • 月あかり

    気付くと、窓の外には懐かしい景色が広がっていた。見覚えのある看板が目の前で止る。どうやら、到着したらしい。ゆっくりバスを降りると、まるで子供の頃にタイムスリップしたかの様な、何も変らない町並があった。俺は迎えの車を探した。出発の前に連絡を入れたから、弟の明が駅まで迎えに来ているはずなのだが…。見当たらない。俺は仕方なく駅の公衆電話から電話する事にした。「おっ懐かしいな」公衆電話は今時珍しく、
    レオン さん作 [589]
  • 月あかり

    高速バスに揺られながら、浅い眠りに落ちた。「真琴、ジイチャンが危篤だって」 連絡を受けてすぐに福島行のバスに飛びのった。仕事は早退して、有休も3日取った。慌てて出て来たから、携帯やら何やら、家に忘れてきてしまった。上京して8年、実家に帰るのは6年ぶりだ。「ジイチャン、助かってくれ」心の中で何回も祈った。祈るうちに仕事で疲れていたせいか眠りに落ちていた。小さい頃、両親共働きだったせいもあり
    レオン さん作 [580]
  • 漆黒の翼 42

    「どうしたんですか!?そんな格好して?」戦闘服姿のジュリアに驚いた龍華がそう言うと、ジュリアは。「とにかく全員直ぐに着替えなさい。早くしないと魔獣に喰われるわよ!!」ジュリアの言葉に事の重大さを感じた三人は直ぐに着替えを始めた。*龍華は赤い鞘の脇差しを、力也は死神を想像させる巨大な鎌を、オロマは絶対大きすぎて使えなさそうな巨大なチェーンソーを腕に装着し、ジュリアは腰のガンベルトに銃身が異常に長い
    龍角 さん作 [491]
  • 漆黒の翼 41

    神聖な白い大理石の神殿は、邪悪な血と生々しい死体で覆われ、威風堂々と建っていた柱は所々崩れ、抉れそして倒れていた。そんな神殿を龍華は先へ先へと進む。神殿の奥に着き、龍華は立ち止まった。目の前には純白の悪魔の翼が生えた長い銀髪の女と、まるで悪魔の様な紅い光を放つ眼を持った天使の男がその翼と同じ純白の諸刃の刃で白い悪魔の心臓を突き刺していた。「ネロ…なんで…」女が苦しそうな、虫の音の声で聞いた。「母
    龍角 さん作 [635]
  • 怨滅シ屋―?:金木犀

    5月の雲一つない空の下、一人の青年が走っていた「ヤバい、ヤバい!転校して1週間で遅刻はヤバいよなぁ!」焦りながら駄菓子屋の前を駆け抜けた時、フワリと金木犀の匂いがした(5月なのに金木犀?)青年は思わず立ち止まり、駄菓子屋のほうに振り返ったそこには綺麗な着物に身を包み、駄菓子屋のお婆ちゃんらしき人と楽しそうに談笑している美しい女性がいた女性は青年に気付くと、優しく微笑んだ青年も軽く会釈すると、一気
    紫桜 さん作 [480]
  • ソードメーカー

    その昔、六人の鍛治士達に、創造主はそれぞれの創り上げた剣に力を与えた。 闇の力として「暗黒剣」、「岩石剣」、「魔法剣」。 光の力として「光法剣」、「精霊剣」、「鉄鋼剣」。 それぞれの力を得た鍛治士達は、その力を駆使して勢力を広げ、国を創り上げていった。 その過程で、国境線を巡り小規模な争いが頻繁に起こった。属性が同じ者同士はすぐに妥協点を見つけ、折り合いをつけられたものの、異なる属性の者同士の
    いっと さん作 [1,377]
  • 月の葉書2部1−2

    風紀)その“感じ”は、こっちに近付いているのか?それとも遠のいているのか?風紀は、まだ月の葉書の方向を向いているナラビに聞いたナラビ)近付いているよ。少しずつだけどね香雲)どれくらいでその“感じ”に会えそう?ナラビ)う〜ん、一週間位かな?風紀)月の葉書の“感じ”が動いているって事は?持ち主が移動中?盗まれた。まぁおおまかに別けてそうだろう。どのみち急ごう風紀達が急いで五日後に月の光の“感じ”は停
    速見 さん作 [513]
  • 魔法使いのロンド

    こことは違う日本魔法が存在していた。これは魔法使いの物語「依頼こないなぁー」男が一人愚痴をこぼしていた。才能があると言われてこの世界に入ったのはよかったが、仕事の依頼が全くこないのであった。「何しんきくさい顔してんだ?」体格のいい男が声をかけてきた。「先輩!」この先輩佐藤啓造は人当たりの良さから多くの者に慕われいる。「これでも食って元気だせ」そういって差し出したのはケーキであった。「ケーキいいん
    かき大将 さん作 [420]
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