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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 色盗人(いろぬすびと)クロオ ?

    キバヤシは逃げに逃げた。草原を横ぎり、小川を飛び越え、森の密集した木々を避けながら、三つの谷と四つの山を越えて逃げ続けた。しかし、クロオはどこまでも追いかけてきた。最初は小さな黒い点でしかなかったクロオの姿は、キバヤシがふりかえるたびにまるでキャンバスに黒いしみが広がっていくように徐々に大きくなっていき、やがてキバヤシの目にも、クロオの感情の無い真っ黒な目が自分をじいいっと見つめているのがはっき
    ハル さん作 [127]
  • カーディナル6

    あれからどれくらい経っただろう。ベルマリン牢獄。バリアースの最北端に位置し、主に異端者や戦犯を投獄するために作られた牢獄である。大変堅牢な作りで周りは氷で閉ざされているため、今まで脱獄を許したことのない人工物と自然の要塞であった。(教会はちゃんと調べているのだろうか?しかし一夜のうちに教会騎士を五百人も殺すなんて...。一体誰が...)ギリアムは考えた。他の隊長たちも皆同じ気持ちであろう。隊長た
    ぬし さん作 [156]
  • 夢負人?

    煮だつ鍋にカレー粉を入れお玉でかき混ぜた。悠斗はなかなか溶けない粒を見つめたまま、夕方に出会ったあの夢路という男の事を思い出していた。お喋りなピエロ……田上が夢に見るというピエロと一致している。あの男は何か知っているのだろうか。夢負人などという職業があるとは思えない。しかし田上がおかしくなったのは夢のせいだ。そして悠斗の前に現れたあの男は夢に関する仕事をしている。偶然なのだろうか。けれど偶然でな
    朝顔 さん作 [339]
  • カーディナル5

    「犯人は少数とみられ教皇、及び教会騎士500名を一夜のうちに殺害した。こんな芸等ができるのは我が教会騎士団といえ隊長クラスしかいない!」モゼフは続ける。「本日異端諮問委員会は隊長五名を異端者と認定。おとなしく投降するならよしそれに応じない場合は死んでもらうことになる!」意味が分からなかった。確かに大陸が統一された今となっては教会騎士500名を少数で一夜のうちに殺すとなると隊長クラスの人間しか考え
    ぬし さん作 [167]
  • 月の葉書16

    街の人達は街の中心にある建物にいる人が、医者の変わりをしているみたいだ。風紀らは、一度会いたくなり建物を訪れたその建物に行く途中何度もスミア様の話を耳にした。相当慕われている様だカリ)大きいな〜カリが驚く程大きく、中心の建物は周囲の家の軽く二倍程あり外装は黒く塗装されていた。おかしな事に窓は一つも無く光が一切漏れない構造になっていた風紀)ナラビどうだ?“感じ”はするか?風紀が言うとナラビ)うん、
    速見 さん作 [563]
  • 月の葉書15

    風紀達の目の前に酔っ払いが出てきたナラビ)風紀兄ちゃん、この人大丈夫かな?足がふらついているよ?ナラビは酔っ払いを見るのは初めてらしく、男を心配していた風紀)ナラビっ、あんまり見るな。無視しろ風紀は、ピュアなナラビを守ろうとして素通りしようとした………が………酔っ払い)おい?、ピュアなおっちゃんを無視するなよ〜無理矢理絡んできた風紀)(はぁ〜風紀は諦めた様だ風紀)何だよ?何か用?酔っ払い)おりゃ
    速見 さん作 [602]
  • きれいな空〜新世界への旅立ち〜

    深夜、僕はいつもの公園のいつものベンチであお向けになって星空をながめながらただただ過ぎていく時間を過ごしながら色んなことを考えていた自分は誰なんだろ…自分は誰かに必要とされているんだろうか…自分は何ために存在しているんだろう…こんなくだらない事ばっかり考えながら束の間の眠りにつこうとしていたそんな時だった何処からか女声が聞えてきた「その答えが知りたい?」僕は辺りを見回したしかし誰もいない…「誰…
    キラ★ さん作 [436]
  • 色盗人(いろぬすびと)クロオ ?

    「暴力からは何も生まれない。・・・僕はクロオと話し合ってみようと思っている。クロオにだって心があるだろう?お互いに腹を割って話せばきっと分かり合えるんじゃないか。それに、場合によっては幾らか包んでもかまわないし・・・。物事を平和的に解決するのが大人というものだろう?」そう言うとアオキはさも賛同を得た用に、満足そうに皆を見渡した。「偽善者め・・。」アカダは心の中で呟いて溜め息をついた。「シラトリさ
    ハル さん作 [143]
  • 色盗人(いろぬすびと)クロオ

    色盗人クロオがやってきた。漆黒の目、漆黒の体、漆黒の顔。暗黒の闇を身にまとい、見るもの全てに恐怖を与え、総ての光と色を自らの中に奪い取る色盗人クロオがやってきた。「ミドリカワとモモヤマがやられたみたいだ。」アカダは沈痛な面持ちで話し始めた。集まったのはアカダの他にアオキ、シラトリ、キバヤシの三人。皆、恐怖に引きつった顔をしている。「俺は戦うぞ。」重い沈黙が続いた後アカダが意を決したように言った。
    ハル さん作 [190]
  • 月の葉書14

    ナラビと旅をして早くも二日経った。元々、ナラビは風紀に懐いていたので、違和感はなかったナラビは、月の葉書は知らなかったが世界中に不思議な光を感じると、言っている。その“感じ”を頼りに旅を続ける二人ナラビに合せて早めに町に着き、宿を探した。だが、飯を先にした店主)いらっしゃい店主が陽気に二人を向える。二人はマントを脱いでカウンターテーブルに座った風紀)とりあえず、水と適当な食べ物を…………ナラビは
    速見 さん作 [550]
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