携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジーの一覧

ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 漆黒の翼 30

    「ここは…どこだ…」龍華は気が付くと白い床の上にいた。白い床は大理石の様なもので出来ているらしく、磨かれた表面が龍華をまるで鏡の様に映し出している。そして両サイドには馬鹿でかいギリシア風の柱が威風堂々とそびえ立っている。「神殿…みたいだな…」龍華がそう呟いた時、『メフィア…』神殿の奥からまるで心に直接語り掛けるテレパシーの様な神秘的な女性の声が聞こえてきた。龍華は霧が立ち込める神殿の奥へと進んだ
    龍角 さん作 [494]
  • カーディナル4

    (もう朝か。でも後少し眠れそうだな)ハデナとの戦に見事勝利したバリアースはついに念願だった宗教と領土を統一した。ディゾル要塞は陥落し、ハデナの重鎮たちは皆、戦犯として処刑された。(ここ一ヶ月間忙しかったな...。凱旋パレードや毎日繰り返される勝利の宴であまりゆっくりできなかったし)ギリアムやカーレル、他の隊長たちはもはや英雄であった。大陸は統一され、戦をすることはもうないであろう。(俺はこれから
    ぬし さん作 [158]
  • Raven Curse 《序章―2》

    男の小さな呟きは、無機質に、そして、無慈悲に紡がれる。それはすぐさま闇に溶け、警官達の耳には届かない。だがその余韻は確実に、彼らへ死の警鐘を鳴らす。男の数メートル後方、2人の警官も、同時に視界の隅に光を捉える。しかし彼らの瞳に映るのは、写真立てに入れられた一枚の写真。そしてその傍らに添えられた花束の数々。ただそれだけだった。だから男の唐突な行動が、理解出来なかった。彼はその空間に左足を突き出し、
    シラ さん作 [164]
  • 夢負人?

    主婦が行き交う商店街を右手に買い物袋、左肩に学生鞄をかけながら歩く悠斗。少し前までは恥ずかしいと感じていたが、今では慣れてしまい顔馴染みもできた。買い物中も田上は無事に家に着いたかどうか気になってしまい、危うくカレー粉ではなくシチューを買いそうになってしまった。「あ……」満ぱんに入った食料から転げ落ちたみかん。人に踏まれる前に拾おうとしたが、一歩手前で違う誰かに拾われた。「ありがとうございます」
    朝顔 さん作 [362]
  • 夢負人?

    15歳の夏、中学最後の大会。悠斗が投手、田上が捕手だった。ベスト3に入るのは確実だった。練習に練習を重ね実力は誰にも引けを取らないチームになっていた。けれど大会前日。練習の帰りに、仲の良いメンバーでふざけてキャッチボールをしていた最中に事故は起きた。体勢を崩し田上が投げたボールは空高く飛び、それを追いかけた悠斗はいつの間にか車道に出ていた。右肩骨折。よくある話だ。もちろん大会になど出られるはずも
    朝顔 さん作 [364]
  • ゴーレムマン?

    ※この作品はゴーレムマン、ネメシスの続きになります。〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓むかしむかしある時に、神様が住んで居ました。神様は人間を作り、見守りました。しかし人間は互いに殺し合い、大地を奪い、星を腐敗させ神様をガッカリさせました。神様は人間に換る、新しい生命を誕生させました。【ゴーレム】欲などなく、ひたすらに忠実な生命体。しかし、人間は面白くありませんでした。人間達は自分達の居場所のために、ゴーレム
    びりー さん作 [468]
  • セピアの空?

    ずっと小さい頃、学校の遠足で有名な画家の展覧会に行った事があった。もちろんその画家が誰だったかも、どんな有名な絵を描いていたかも思い出せないけれど、一つだけ忘れられずにいる絵がある。その絵のタイトルは「セピアの空」。その絵を見てとても不思議でならなかった。何故ならその絵にはどこにも空がなかったからだ。螺旋階段がずっと上まで続いていて、その階段の隅々には本棚が敷き詰められていた。そう、あれは塔だっ
    朝顔 さん作 [480]
  • 天と地の間に−第1章 誕生?−

    すっかり空も明るくなった。天使は、木にも 「おはようございます。」と、挨拶をすると、白い長いローブの袖から一本の笛を取り出した。 そして、なんとも心地良い音色を奏でだした。しばらくすると、方々から他の天使たちが集まってきた。皆、手には紐を持っており、それぞれペアで一つの花に一つの紐を結んでいる。よく見ると果実にも紐が結んである。すると、一組の天使が 果実に向かい祈りを捧げだした。とたんにパチン!
    でっち さん作 [183]
  • カーディナル3

    「カーレルか。守護様が一体何の用だ?相変わらず第5師団は本陣の護衛か?ご苦労なことだ」ギリアムは金髪の青年に言い放った。教会騎士団は5つの団に分かれており、第一師団はギリアムの特攻隊。第二師団が「漆黒の翼」ハンゾウ率いる侵入部隊。第三師団「鋼鉄の拳」カイエン隊長の制圧部隊。第四師団教会騎士紅一点の「聖女」クレアの補給部隊。そして第五師団の隊長が本陣、神殿の護衛を担当する「守護者」カーレルの護衛部
    ぬし さん作 [195]
  • 月の葉書13

    風紀)ナラビを連れて行けだって?風紀はビックリした父)今回の事で私達の非力なのが、よく分かった。私達では、ナラビを安全に旅をさせれない風紀)だが、親が子供を捨てる様なマネなんて止めろよ風紀が説得するが父)君にも迷惑をかけるが、ナラビの力は君も、欲しかったんだろ?父は、風紀も月の葉書が欲しい事を見抜いていた風紀)そっそりゃナラビが来てくれれば嬉しいが、ナラビが可哀相だ父)だが、このままでは私達の一
    速見 さん作 [584]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス