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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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彼方へ
その嘘はあまりにも残酷で切なくて哀しくて君にはきっと分かっていた君だから理解するしかないのかもしれないだけど俺はこの嘘だけは受け入れたくないどうか 答えて君の本当の姿をどうか 俺に
宙 さん作 [153] -
Circle of life〜日常悪化?〜
この世界には階級が24階級ある。一番上をアルファベットのAから数えていく。それ以下は庶民やら貧民やらゴミやらクズ等々と、散々な言われ方をされている。しかし、世界の六割が庶民なのだから何を言われても悔しくはなかった。 最もここ、我が愛しき学園寮に置いては俺一人が庶民レベルなので逆に同情されているくらいだ。 トモエは上から二番目、かなり偉いご令嬢というやつだ。先程からアイアンクローやらを掛けていた後
西海のわっきー さん作 [163] -
一陣の風 第一章「夢見る少年と異端の紅い十字架?」
昏倒するアルベルト。黒煙が視界を潰し始めた。それとともに、頭の中も絶望の色に塗り潰され始めていた。「気付いているだろうが、この部屋はすでに俺の爆弾で覆い尽くされている…お前を殺す為に用意した俺のテリトリーだ…」通信機ごしに聞こえる雑音が、疑問を確信に変える。「やはり…奴の目的は、始めから僕ら…いやアルベルトだったんだ!」今更の如く、レイナードは呟いた。「器物損壊も…通り魔殺人も…警察を返り討ちに
姫乃 真咲 さん作 [345] -
美しき参加希望者4
否、アナウンスといっても、もちろんアナウンサーの姿は見えていた。大きく、がっちりとした体をもち、白銀の髪を生やした男性だった。大衆たちは一斉に彼のほうを向いた。「皆さん、よく集まってくださいました。私がこの大会の主催者「ハカイシン」です。よろしく。」彼が喋るとは何ともいえない威圧感が飛んでくるような気がした。「誠に申し訳ないんですが、実はこの企画には限定人数がございます。そこでこれから皆さんに予
明っ日 さん作 [120] -
一陣の風 第一章「夢見る少年と異端の紅い十字架?」
烈火の如く襲い掛かるレンブラント。それをことごとくかわすアルベルト。ただただ見ているしかないキッド。三人の光景からある一つの答えを導き出し、叫びをあげるレイナード。沸き立ち始めるアルダビストの街。爆発に竜巻。街のど真ん中で生じれば混乱は必須。通行人が少なく目撃者も限られていた為、すぐにパニックに陥ることはなかった。が、爆音が住民に一つの懸念を生むのに時間はかからない。街を騒がす事件が再び勃発した
姫乃 真咲 さん作 [325] -
美しき参加希望者3
「あの・・・・あ、あたし達やっぱりやめます!この空気に完全に躊躇した若いOL風の女性二人が血の気の引いた顔で受け付けに伝えた。「はぁ〜なんでですか〜?」と受け付けの女性。「だ、だって!此処にいる人達みんなおかしいですよ!」今にも泣きだしそうな声で必死に訴えるもう一人の女性。・・・・・・・・・・・・バシ!バシ!一瞬の沈黙のあと目が覚めるほどの平手がOL二人を襲った。「甘ったれるなよ・・・あんたら負
明っ日 さん作 [118] -
月の葉書8
鳥人間)今まで手間かかさせられた礼だそう言うと、翼に生えている羽がどん?鋭利になっていった鳥人間)喰らえぇ!!!ウァーチェリファミリーがダメだと、思ったそのときザッ風紀がようやく料理から目が離れた!!と、思いきや風紀)お……ま……‥‥えぇぇぇぇぇぇ何やらとても、怒っている様子だ鳥人間)なんだ?コイツは?父)この子は、私達には、関係ないんだ父が必死にかばおうとするが……鳥人間)関係ないんだったらな
速見 さん作 [605] -
美しき参加希望者2
広告に印された場所に着いた俺は言葉を失った。決して広いとは言い難い河川敷にすでに数えきれないくらい人が集まっていたのだ。俺がしばらくたちつくしていると・・・ 「参加希望者ですかぁ〜?」と後ろから声をかけられた。振り向くと、そこには俺の服装に負けないくらいナンセンスな格好をした、若い女性がたっていた。胸元にはられているシールから受け付けの女性だと推測できた。とりあえず、登録をすませ、しばらく中を歩
明っ日 さん作 [234] -
蒼眼白髪の風使い1
1人の少年がいた蒼い眼―――すごく透き通った眼をした少年だ少年がいたのはビル等の裏側普通の人が立ち入らない不良やホームレス、麻薬密売者のたまり場そして少年は複数の大人に囲まれていた大人「ガキが! 調子のってんじゃねぇぞ!」少年「・・・・」少年は大人に喧嘩を売られていたようだ少年「調子のってんのは・・・・ お前達だろ」そういいながら手を上に上げ手の平を空にかざした大人「あぁ!? クソガキが! 死に
双龍 さん作 [274] -
美しき参加希望者
朝霧のまだ残る凍てついた道を俺は走っている。普通の人ならこの冷え込んだ空気から逃れるため、毛布に包まっているだろう時間だ。だが俺には今日どうしても眠気さえ飛ばしてしまう、行事が待っていた。 『あなたの人生、やり直してみませんか?』昨日の朝刊に挟まれていた広告に目が止まった。何でも現代の一般人対象に人生をやり直せる『チャンス』を与えてくれるという、非現実的なセールだ。しかもな
明っ日 さん作 [209]