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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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リフェード13
禍々しい大剣を持つ者へと旋風の如き突き進む雷と炎鬼気迫るというのに依然とにやけた表情を崩さない。ただその大剣を盾のように眼前に添えるだけの構えをとる。避ける素振りなど微塵もない『そのふざけたツラ気にいらねぇんだよ!』『── 雷閃ッ!! 』後先など考えずその豪胆な一撃。戟から激しくほとばしる電撃が、盾となった大剣に激突した瞬間天からの雷を誘発した。その雷は標的を軽く飲み込む。『僕の力、見くびらない
サス さん作 [178] -
一陣の風 第一章「夢見る少年と異端の紅い十字架?」
「?…何だ少年?生きてたのか?よかった、よかった…」突如巻き起こった竜巻の中から声が聞こえた。無感動な語調に聞き覚えのある声。「んなことより、おい!そこの変態弾ける系!!名前何てーんだ?」未だ吹きやまぬ風の中から続ける。魔女の男は焦燥した様子で、「…仲間か…くそっ!」毒づく間に輝く右手を竜巻に突き込む。すると嘘の様に竜巻が霧散し、魔女だけがその場に取り残される。再びの驚愕。みるみる蒼白になるその
姫乃 真咲 さん作 [334] -
月の葉書7
風紀が町を発ってはや一週間ギュルルルルル〜風紀のお腹は限界を迎えていた風紀)はっ腹が減った〜首尾隊を倒した男には到底見えない風紀)この前の町ですっかりお金を使い果たしたから、何も買えないし、町も見当たらない……………そう言った瞬間!!!!バタンッとうとう倒れてしまった四日何も口にしてないんだ。当たり前って言ったら当たり前か………………どれくらい時間が経っただろうか?パチパチ薪(たきぎ)をしている
速見 さん作 [774] -
リフェード12
町中からフォールドへの帰り道。街灯はなく月明かりが頼りだ。左には整備された綺麗な林。森林浴ができるだろう。右には湖が見える、湖面に写る波打った満月。しかしその満月が今日は赤みを帯びていた。不気味さを感じるが彼らはあの食事の話しをしてそれを気にも留めなかった。『レイス!まえぇっ!!』少年の発した言葉の刹那に刃の衝突音。突如、振り上げられた刃が彼を両断せんとした。後ろを振り向きながら話していた彼は
サス さん作 [219] -
月の葉書6
風紀)もう来ないだと?どういう事だ?風紀は困り果てた様に言った中心人物)にっ二週間前だ。雷斗さんはデータは揃ったといって二枚の月の葉書を残して去った脅えながら答えた風紀)じゃあそのデータのコピー位あるだろ?よこせ風紀が落胆しながらも要求したが中心人物)雷斗さんはコピーも見抜いていた見たいで、必要な資料以外は全て燃やしてしまいまいた風紀)クソッ!!!風紀が落ち込ん床に手を着けたと、そこへ少女)お兄
速見 さん作 [786] -
リフェード11
その夜、彼らは教官の粋な計らいでフォールドを囲む町中に食事に来ていた。その店は古くから名を知られた名店であった。『教官もたまには気の効いた事してくれんじゃねぇか、食堂でもおれは構わないんだけどな』目の前にはこの国最高峰のシェフが最高級の食材を使い、腕を振るったであろう料理が並べられていた。まさに芸術。金髪の青年の前にあるのは白身魚のムニエル。緑の葉が添えられ、散りばめられた赤のソースが目を楽し
サス さん作 [190] -
ゴーレムマン・4話
あれから何分、何時間、何日、何年たったのだろうか。僕はまどろみの中に居た。暗闇暖かく、気持ちが良い。何も考える事はなく、ただまどろみ。声は突然聞こえだした。【この子供達を見守り下さい。】この声は僕に眩しい光を照らした。視界に飛込んで来た、二組の夫婦そして2人赤ん坊。夫婦【どうか、この子を見守り下さい。】そう言うと二組の夫婦は僕の前から去っていった。此所はどこだ?僕は見た事の無い場所に居た。目の前
びりー さん作 [492] -
漆黒の翼 24
東日本、西日本だけで無く世界のどの国も要人や工作員専門の暗殺部隊が存在している。執行部は東日本国内でテロ活動を行う悪魔達の過激派組織の鎮圧、並び組織の撲滅等の治安維持的な任務と、西日本に潜入し、要人暗殺、西日本にも同様に存在する執行部の有力部員の暗殺、拉致など諜報的な任務も行っているのだ。戦争が終結しているのは西と北を巨大軍事国家に板挟みにされている為である。日本で再び内乱が発生すれば二つの大国
龍角 さん作 [626] -
ゴーレムマン・3話
僕がゴーレムに成って3日目の朝が来た。妙に静かな朝だった。目に入るモノは自分が壊した町と、遠くで僕を眺めている【人間】僕自身が、もう【人】ではないと自覚させられる。そんな時、1機の戦闘機はやってきた。....カッコ良いな。そう言えば子供の頃、大好きだった飛行機のオモチャ、何処に行ったんだろ?戦闘機は1発の爆弾を、僕に向がけ落としてきた。ソレは僕の腰の辺りに触れ、強烈な爆発音を奏でた。僕の腰は破裂
びりー さん作 [483] -
赤い龍神の契約者〜夜の学校で〜
私は昨日の事がはっきり瞼(まぶた)の裏に焼き付いているまま学校に登校している。学校についた。学校の朝のホームルームの最初に先生が改まって言った。「転校生が来ました。霧一 龍神君です」そこに入って来たのは昨日の少年だった。
波児 さん作 [379]