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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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次元記
次元記プロローグ時は二千七年、地球に住むヒトという者は、昔の火星には水が有り、人が住んでいたのかもしれないという。同年、そのころ火星では、地球とほぼ同じ生活をしていた。地球に住むヒトには見つからないようにあらゆる工夫をした。現に、地球から送り込んだ探査機からは人が住んでいる形跡を見せなかった。互いに距離を置いた時間を過ごして来ていたが、ある日、火星に事件が起こった。魔物の出現である。魔物に襲われ
タケヒロ さん作 [145] -
過去はもう戻らない ―第3章 美少女―
「じゃ、逆に質問。私達がここに墜ちたのはいつだった?」「それは…深夜だろ」竜二は少し驚いている。まぁ、さっきまでテンパってた千春が推理を始めたんだから、当然の反応かな。「で、今この街は、深夜でしょうか?昼間でしょうか?」千春がさらに続ける。「あ…」ぽっつりが呟いた。「つまり、時差があるのか?」千春は「よくできました」って感じでぽっつりを見ると、「そ。つまり、時差があるから、ここは外国ってわけ!」
千里亜実 さん作 [204] -
出会い
僕は21年間彼女がいません。ある日、夜道を歩いてるとすごく怖い顔の人がいました。その人は助けを求めてるように見えます。でも、怖かったので急いで逃げました。逃げても追い掛けてきません。普通の人なのか気になったので見に戻りました。その人はいませんでした。次の日、自分が好きだった人に告白されました。昨日の人にありがとうございました。
パックミン さん作 [284] -
出会いは星と波の彼方より
夏の星々が輝き、波に揺られて光の螺旋を織り成す海岸を僕は歩いていた産まれた時から変わらないこの海岸は、僕にとって庭のようなものだ薄雲がかかっているけど月明かりだけで十分にどこに何があるのかわかるその海岸を風にのって聞こえてくる歌声に向かって進んでいく岩場の方から流れてくる大好きな姉様が唄っている静かな歌、でも温かい感じのする歌が僕は大好きだった僕が岩場についたとき、月にかかっていた薄雲が晴れてき
メタトロン さん作 [135] -
一陣の風 第1章「夢見る少年と異端の紅い十字架?」
ここは夢の中?憧れの場所、その入口に僕は今、立っている−高鳴る鼓動を抑え、ありきたりな方法で、コレが現実であることを確かめる…昨晩から夜通しで…重く閉ざされるものを指先で押し退け、何度も目を通した一枚の紙切れ…「世界暦1015年4月1日付キッド=アルフレア第三尉魔術士を私立魔術士事務所「一陣の風(ゲイル)」に出向・配属を命ずる。中央魔術司令塔局局長 アルダート=ギブスレイ 」現在、最高の名誉職で
姫乃 真咲 さん作 [424] -
ヘル・オーバー 序章
悪魔…地獄…現代社会じゃマユツバな言葉だろう、でも有るモンは有るんだからしょうがない。その日、俺は親父に呼ばれた、親父っていうのはお前らのいう閻魔大王だと思ってくれればいい。親父は王の間にいた「呼んだか?親父」「来たか、ニコ。調子はどうだ?聞くまでもないだろうがなぁ」「じゃあ聞くんじゃねぇよ。で、用件は?」「お前に新しい仕事をやる。前から今の仕事を嫌がっていただろう?」「そりゃあ、あんな退屈な仕
POPO さん作 [119] -
漆黒の翼 16下
そして、こうした状況では黒翼人達の評判は当然悪くなる。『反政府運動を行う過激なテロリスト集団』そういう烙印を全ての黒翼人に押されてしまったのだ。そして上流階級では黒翼人と関係があるだけで信用を失ってしまう。右翼だ、テロの支援者だと叩かれてしまうのだ。なので美姫の言う『家庭の事情』とは両親が美華の存在を自らの地位の転落に繋がると考えてこの孤児院に入れたという事だろう。美姫は人間であるが麗奈と同じく
龍角 さん作 [524] -
ヤス#169
ヤス#169【運命の時】「着いたよ、母さん」「ええ…素敵な所ね…まるで時間が止まっている…何だか懐かしいわ」久しぶりの我が家。ヤスが旅立った時のままだ。イロリに火が入れてある。自在鍵から下げられたヤカンの口から湯気が立っていた。小さな老人がちょこねんと座っている。「サトリ…サトリか?」「フオッ、フオッ、フオッ…待っていたぞ…おおっ!ギではないか!久しぶりじゃのお!」「おおっ!サトリ!久しぶりだ。
チャーリー さん作 [424] -
ヤス#168
ヤス#168「おう!久しぶりにサトリとも会いたい。連れていってくれるか」「勿論です。母さんにも会って欲しい人がいるんだ」「泰子さん…でしょう?」「知っていたの?」「弘子さん…女将さんから聞きました。あなたのもう一人のお母様ね」「うん…」「いよいよ…だな。ヤス殿」ドアをノックするものがいる。「おう!入れ」「失礼します…」静かにドアが開いた。入って来たのは次郎。次郎はヤスの顔を見ると腰を屈め、そして
チャーリー さん作 [393] -
ヤス#167
ヤス#167「いや、待て。先に俺に話させてくれ」「…はい。分かりました」「ヤスよ…実は…」「はい…」「純子も良く聞け…実はな…俺は人間ではない。人の姿をしているが、真の人間ではない」「………………」「はい…知っていました」「純子…知っていたか…」「はい」「ヤスよ…純子から全てを聞いた。…ヤス殿…俺には手下が二十三人いる。人間の手下は千人だ」「はい…」「皆の命…ヤスに預ける。勿論、俺の命もだ」「親
チャーリー さん作 [322]