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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • サム×ライ 3

    「まぁ座れ…」白雷は落ち葉の絨毯の上に、洞窟の壁を背もたれにしてまるでソファでくつろぐかのようにゆったりと座った。「座れったってよぉ…」「白雷、三刀の一人がこの近くにいるらしいんだが…おまえ何か知ってるだろ?」サムは白雷の正面に腰を下ろした。 「知っている…と確信したからわざわざ尋ねてきたんだろう?」白雷はサムの目を真っすぐ見つめ、わずかに微笑んだ。 「知っているとも…知っているどころかつい三日
    ガイザ さん作 [419]
  • ロストメロディ

    「あれが…戦使と天使の戦い…?」彩羽とルシフェルの激突を目の当たりにした刹那が思わず声を漏らす。隣にいる明日奈と天見老人も黙りこんでいる。「彩羽の奴…本当に大丈夫なのか?」「師匠は負けません…あの人は無敵の人ですから」天見の言葉に明日奈が反論する。よっぽど師である彩羽を信頼しているのか、声が落ち着いている。戦いは激しさを増す。彩羽のギルガメシュが火を吹き、ルシフェルの体が大きく羽ばたき飛翔する。
    あいじ さん作 [492]
  • ロストメロディ

    ルシフェルから放たれた矢が一直線に彩羽に向かう。彩羽はそれを手にはめた手甲で乱暴に叩くと疾風のようなスピードでルシフェルの顔面を殴りつけた。「ぐう…ぉ!」反動した彩羽の拳が閃光のようにはしる度ルシフェルの体が宙へ浮かぶ。「近付いていれば矢などただの荷物でしかないだろう」「ふん…ただ殴り合うのは美しくないね…お前らしいが」その言葉とともにルシフェルの腕が彩羽の顔面へ伸びる。ルシフェルはそのまた顔面
    あいじ さん作 [480]
  • ヤス#145

    ヤス#145【竹内親分】「いらっしゃい…あ、親分…いらっしゃいませ」「こら、ヤス。ここは店だ。親分なんて呼ぶんじゃない。「あ、すみません…竹内さん」「うむ…今日は嫁と来たぞ」「ありがとうございます。カウンターで宜しいですか?」「うむ…」「さ、どうぞ…奥様も…あっ!」「どうした?ヤス。鳩がマメ鉄砲食らった顔して」「あ…いえ…どうぞおかけ下さい…紀ちゃん!おしぼり!」竹内親分は、ヤスの目の前にどっか
    チャーリー さん作 [465]
  • ヤス#144

    ヤス#144「私達も一眠りする?」「そうね…主役がこれじゃね…寝よう!」恭子も香織も本気で眠る気はなかったが、ヤスの寝息に誘われるように、いつの間にか眠ってしまった。ヤスは目を開けると、鏡に映る姿をじっと眺めていた。
    チャーリー さん作 [369]
  • ヤス#143

    ヤス#143「やっちゃん…やっちゃんってば…寝ちゃ…嫌よ」「あ…うん…起きてるよ」「うそ。寝言を言っていたわよ」「寝言を?」「うん」「何て?」「恭子…香織…好きだよって。ね!香織。そう言っていたわよね」「あ、うん!そうそう。愛してる…って」「はーん…そう?…へぇ」「あら…じゃあ、どんな夢を見ていたのよ」「うん…それよりさ」「うん。何?」「恭子のオッパイ…綺麗だね。丸見えだよ」「キャッ!やっちゃん
    チャーリー さん作 [371]
  • ヤス#142

    ヤス#142帰路。モーテルがあった。ヤスが香織に入るように指示すると車香織はハンドルを大きく切りながら駐車場に滑りこんだ。一番安い部屋に入れてもらう。部屋に入ると恭子と香織が抱きついてきた。「あーん!怖かったよー!」「でも、やっちゃんって凄いのね。映画を見ているようだったわ。ねぇ、香織」「うん。いったいどうなるかと思ったけど、あっという間だったわ。凄いな…オリンピック選手でも敵わないわよ」「そう
    チャーリー さん作 [310]
  • 太陽と小さき勇者

    毎日のように夢を見るようになったんだ。なんの前触れもなく。いつも決まって同じ夢。小学校の屋上。黒いロングコートに全身を包んだ男の夢。ある夜僕はそいつに出会った。僕は気がつくと小学校の屋上に立っていた。目の前にはロングコートの男がいた。訳が分からない。あれ、今日はいつもと違う。妙に緊張してきた。「おい。」突然男は言葉を発した。低い声の中になにか得体のしれない冷たさが混じったそいつの声は、一瞬で僕の
    みつる さん作 [243]
  • 夢現綜軌帳相樂使行 肆

    「おぉ、すごいな。」ラフィは心底感心している様だった。「米を握る時は、力は不要。そっとでいい。」「そうか。よぅし、私も‥うん?‥‥あれ?」 さっきと何一つ変わってはいない。どうやら、力加減が不得意らしく、飯は見事にぎちぎちに握られていた。 思い起こせば、ラフィは女ではあるものの、男顔負けの馬鹿力を所持している。ラフィだけではない。亜鶴でさえ、肆之佐に勝るとも劣らない程度はあった。 肆之佐も人間の
    やいせ さん作 [312]
  • 夢現綜軌帳相樂使行 参

    ラフィも肆之佐も、この時は予感すらなかったのだが、亜鶴を迎えに行く途中、様々な事が起こる事になる。━━━━━。 町まで遠いと言えど、1日2日も経る訳でもない。肆之佐は手ぶらで出ようとしたのだが、ラフィが「やっぱり握り飯は必要だ。」と言って聞かないので、仕方なく出発は握り飯作りの後にする事にした。 ラフィはピクニックがしたかった。「こう見えて私は、料理が好きなんだ。」と問うてもないのに笑いながら
    やいせ さん作 [320]
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