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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ナイト・オン・ドラグーン【118】話『全知全能なる者』

    昔の記憶。驚愕の表情を浮かべながら、父はマナの目の前で倒れた。『マ、マナっ…!?な、なぜここに…?』−貴様の行動は全て解っておったわ、ククク…自分の子に殺される様をあの世で悔いるがいい。”闇”が吠えた。『嫌だ!やめて!!お父様が死んじゃう!』−ほう…我に操られてなお、抵抗するか小娘。面白い、貴様を支配して我の野望の駒になってもらおうか。そう言うと巨大な闇がマナに吸い込まれるように入ってゆく。『や
    みるく さん作 [234]
  • ヤス#107

    ヤス#107「勿論、立ち寄るわ。ウチだと気兼ねするでしょうから、グランドホテルを取ったの。ふふっ、やっちゃんも泰子に会いたいでしょう?」どう反応すれば良いのだろうか。女将の含み笑いが気になったが、ヤスは平静を装い、お礼だけ述べた。来週の日曜日に来るという事だった。店が開いた。ヤスは余計な事は考えず仕事に集中した。最近は、ヤスの客増えてきている。特に中年の女性が多かった。今日もカウンター席はおば様
    チャーリー さん作 [301]
  • ヤス#106

    ヤス#106「では、どうしたら良いですか?」「ちゃんと添削してよ」「はい。お嬢さん」ヤスは恭子から鉛筆をかりると、サラサラと修正した。ものの十分で終わった。「こんなものでしょうかね」「………………」「どうかしましたか?お嬢さん」「私、自信無くしちゃうなぁ…」「あ…添削してくれっていうから…」「良いのよ。やっちゃんは悪くないんだから。私に才能がないだけよ。ありがとう!やっちゃん」恭子は笑顔を残して
    チャーリー さん作 [269]
  • ヤス#105

    ヤス#105「あんなに凄い絵を描く人が絵の具の事を全く知らないなんて、私の方が驚いたわ…でも」「でも…何ですか?」「やっと名前で呼んでくれたのね」「あ、はい。お嬢さん」「もうっ!わざと言っているでしょう!」「はい。恭子さん」「ふふっ。やっちゃんとは仲良くなれそうだわね」「そうですね。ヨロシク」ヤスは福岡に来てから、キバを隠し続けている。おとなしく、生真面目で謙虚。そして、仕事も出来る。誰もがそう
    チャーリー さん作 [296]
  • クラウン・ドールズ

    「ヤマザキさん…これって…」「トカシの仕業だな…」トカシ…土の中に棲むケモノの一種で、その名の通り特殊な液体で何でも溶かしてしまう…実際、目の前にはトカシの犠牲になった人間が大量に横たわっている。新人の俺が闘うには危険すぎる相手だと思うが…「応援呼んだ方がいいな…スズキとテルでいいだろ、あいつらどうせ暇だし。」スズキさんは、ヤマザキさんが一番信頼している人。いつもダラダラしてるし、あんまり喋らな
    マユ さん作 [423]
  • クラウン・ドールズ

    俺の名はケン。今日からここ、“懐徒”に配属された新人の銃士だ。懐徒とは、地底、天空、海、山、その他すべての自然の中に存在する“ケモノ”というバケモノを退治するための機関で、銃士とは、俺のような銃使いのことである。ちなみに俺の愛銃は、昔、“暴れ馬”と呼ばれた俺の親父から貰った二丁拳銃『バノ&フェイ』。我ながらかなりイカした相棒だ…「ケン!出動だ!ボケっとしてんな!」「へーい。すいやせん…」黒いツヤ
    マユ さん作 [404]
  • 紅い女神〜暗い影〜

    負け犬と言われた男は椅子を蹴飛ばして、立ち上がった。「本当の事を言われて腹が立ったか。醜いな。女に負けて酒に溺れて、良い笑い者だな」フードを目深に被った男は口元を歪ませた。「言い返せないのか。見苦しいことこの上ない」「お前になにがわかる」男はフードの男の喉元に掴み掛かった。「離せ、周りが見てる。欲しくはないのか、この国と力が」フードの男はすんなりと手を離して言った。「ふざけたことを。この国はあの
    おねえ さん作 [191]
  • あたしのパパ

    なんで―\rパパがどうしてあたしのパパはアフリカ人ママは日本人だからあたしはハーフなんだ―\r最初は学校でいじめられてた。パパのせいって思ったけど今はそんなのどうでもいいパパはあたしの一番の良き理解者だったあの時までは――私が小学五年生になってからどうもパパの様子がおかしい今は離れて暮らしてるけど電話をするたび思う私はママに『最近、パパの事なんか聞いてる』って聞いてみた『肝臓の病気らしいけど…』
    あたし さん作 [181]
  • クロスリング

    街を眺めながらハルと歩く。ハルは楽しそうに街を案内してくれていた。記憶喪失だと言ってから、ハルの態度は目に見えて変わっていた。「ここって良い街だな。活気もあるし」「首都のカルトデスタほどじゃないけどね。良い街よ。この街の良い所は、自分で思い出してくれると嬉しいけどね」そう言っておれの目を見てにっこり笑う。…ふと、その笑顔に違和感を感じたが、気のせいだろう。「それでね、案内したい場所があるのよ」「
    ぱーる さん作 [253]
  • クロスリング

    「こんな街初めて見た…。中世ヨーロッパって感じかな」科学力で言うと日本より劣るだろうか。外国の古き良き街って感じがする。「一応説明するわね。ここはバルカニア王国南部のレスニア地方、ミレーネの街。そして向こうの山の上に見えるあれが、この辺一帯を収めるアレク・ハウ・ロウィンの住む、レスニア城」山の上をさしながら、説明してくれる。女にビンタをもらったあとも、おれは散々説明したが理解は得られず、やむなく
    ぱーる さん作 [226]
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