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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • カラスの天狩り 6   『薬』

    「いっ……」一瞬右目に鋭い痛みが走り、僕は顔をしかめた。右目から圧迫感が消えて、そのかわりに、目の奥からジンジンと響いてくるような鈍い痛みが、右目全体を覆っているような、弛緩した感覚がした。左目を開けて見ると、夕暮れ時の、あの綺麗な情景の空が見えた。−−あれ…?なんで 僕は空を見上げているんだろう…?−それに、先程まで右目を押さえていた両手が、いつの間にかバンザイしたように僕の頭の両脇にきている
    くろあげは さん作 [421]
  • 新説:桃太郎

    今から気の遠くなる程、昔我ら鬼は人間達から迫害されていた我らは鬼は昔から悪しき存在として見られてきたが、外見は人間とほとんど変わらないのだただ、角と肌が紅いというだけなのだそれなのに人間達は我らを意味嫌った私は人間を怨んだしかし、私の母や父は人間を怨んではいけないとよく私に言っていた私だって怨みたくはない。しかし・・・まだ、幼き私は父達の言葉がよく理解出来なかった父達は自分達が鬼である事に誇りを
    鬼巌浪 さん作 [543]
  • 紅い女神〜紅い国?〜

    「姉様、あちらで皆に会って来たんですよ。私の部屋で話しましょう」ウリューゼアはエリシアを先に自室へ行かせた。男が城の中庭で楽しそうな女達の声を聞いた。「女が長だと、あいつが宝剣を継がなければ、あれは俺のものだったはずなんだ」男は赤い髪をした少女を睨みつけ、呟いた。「…構うな。私を憎んでいる事で姉様に危害がなければ、放っておいてかまわない」ウリューゼアは姿の見えない者にそう告げた。「でも、まだあな
    おねえ さん作 [167]
  • 紅い女神〜紅い国?〜

    「どうしたの?」怒った顔の姉を見咎めて、ウリューゼアは問い掛けた。「どうしたの?じゃないわよ。この娘は…心配するでしょう。帰ってきたはずなのに、顔もみせないなんて、何かあったのかと思うじゃない」姉は腰に手を当てて言った。「ごめんなさい。これを神殿に取りに行っていたから……」ウリューゼアは手にしていた宝剣を姉に見せた。「…仕方のない娘。でも、この宝剣にはあなたの命を守ってもらわなくちゃいけないから
    おねえ さん作 [183]
  • ほのぼのくえすと

    こんにちわこんばんわ!僕は勇者です!今から魔王に連れてかれたお姫様を助けに行きます!あっ!スライムがでたぞ!バシ!このくらいなら秒殺だよ!あっ!メタルなスライムがてたよ!ビシッ!時間をかけてゆっくり倒すよ!結構経験値もらえるよ!さぁ魔王の城についたよ!ややっ!魔王が寝ちゃってるよ!ガシュッ!寝込みを襲ったよ!ラスボス相手に完封勝利だよ!さあお姫様!お家に帰りましょう!でも魔物の相手は大変だったよ
    マリファナ大輔 さん作 [466]
  • TwIN wORLD 招待?

    何でこんな事になってんだよ!俺は死ぬのか?殺されるのか?やり残したことはたくさんあったはずだ。なのにか?[そんなに怯えなくてもいいんだよ]獅子[誰だっ!][慌てないで欲しい。私達は君達をこの世界に招待したのだよ。危害は加えない。]獅子[見え透いた嘘つくんじゃねぇ!あんな怪物向かわせといてふざけてんのか!][もうすぐ君の友達もやって来る。君達は選ばれたんだ。世界中の何百万という人間からね。]獅子[
    I'll さん作 [295]
  • クロスリング

    女は不思議そうにおれの顔を見ている。不思議なのはおれも同じだ。「あなた、レンよね?」「そうだよ」じっじっとおれの顔を見てくる。おれも女の顔を良く見てみるが、やっぱり知らない顔だった。同い年くらいに見えるが、青い髪の知り合いなんておれにはいない。パン!「いって!なにすんだ!」いきなり頬に平手打ちをくらう。ビンタなんて、何年ぶりかにくらった。「思い出した?私の事」「思い出すか!そんなんで!」「うーん
    ぱーる さん作 [279]
  • クロスリング

    「起きて、レン」誰かが…おれの名前を呼んでる「朝よ。起きなさい、レン」誰だろう…。聞き覚えの無い声だ…「起きないなら別にいいけど。朝ご飯片付けちゃうから」「…それは…いやだ」「なら早く起きて食べちゃって。片付かないでしょ」「…………ああ」殆ど無意識に返事をし、起き上がって周りを見る。「…………」自分の部屋ではなかった。見覚えもなかった。そしてそこにいる女も、見覚えがなかった。「…どこだ、ここ」「
    ぱーる さん作 [252]
  • クロスリング

    気付くと辺りは暗闇に包まれていた。暗闇というより、無に近い。何も見えない。何も無い。自分の体だけは、この闇の中でもハッキリ見える。地面も空を解らないので、まるで宇宙に浮いているようにも感じる。一体…、何が起きたんだろうハッとして女の子の方を見る。女の子もおれと同じく、色を失っていなかった。金髪の髪もハッキリ見える。恐らくブランコに乗ってるんだろうが、ブランコが見えないので、座ったまま宙に浮いてい
    ぱーる さん作 [283]
  • ヤス#95

    ヤス#95【板前修行】「おい!ヤス、ボヤッとしないで、早くジャガイモの為替を剥いてしまえ!」「はいっ!健さん!」木村健二。料亭・香月のチーフだ。見習いの板前が、ヤスを含めて七人いる。健さんはその板前達をまとめていた。調理服を着ているから堅気に見えるが、街で私服姿の健さんと会うと、ヤクザと見紛う程の風体をしている。怖い存在だった。三八歳と聞いている。ヤスが店に入ってから5ヶ月が過ぎようとしていた。
    チャーリー さん作 [348]
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