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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 冥界王子3

    人の世界に気まぐれに降りた冥界のプリンスは実に甘党だった。チョコレートがたっぷりかかったフルーツパフェに、きいちごのソースのクレープ、モンブランにミルフィーユ…目の前にずらっと並んだそれらのスイーツに甘い物が苦手なリュクスは「うっ」と声を上げる。「リュクス、お前も食べないのか?」「王子…、わたしは結構です。」「そういえば、面白い匂いを持つ娘に遭った。お前…気付かなかったか?」「面白い匂いですか?
    N さん作 [203]
  • theWORLD

    病院に運ばれた佐藤は気絶していただけだったらしい。家に帰る時に、警察官の1人に聞いた。 まさか、パトカーに俺が乗るとは思わなかった。まだ切裂きジャックがうろついているかもしれないからだそうだ。 家の前まで送ってもらった。(正確には、強制的だった。)家の前には、父の姿があった。 ほぼ男手一つで育ててくれた父の眼は、強くて優しいが、奥の方には、深い悲しみが横たわっている。 「無事でよか
    ハイスピードフロッグ さん作 [249]
  • 夢の鍵*3

    焼け地につくと、ライは手を合わせて難しい呪文を唱え始めた。レイルがライから少し離れ見ていると、ライの前には大きな光の円が浮かび上がり、光の円の中からは巨大な龍が勢いよく現れた。召喚魔法は相当手練れの魔法使いにしか使えない高度な魔法で、召喚魔法でも小さな召喚獣よりも巨大な召喚獣の方が高度な魔法になる。この若さでライは召喚魔法を使いこなしていた。「さっ!!レイル行こうぜ」「うん!!」ライとレイルは龍
    さん作 [294]
  • 夢の鍵*2

    「今から話す事は全て事実だ。まずは私にかけられたこの呪いの魔法から始まる」「レイルのかけられた魔法は呪いなの??ずっと若くいられていいじゃない」「・・これは恐ろしい呪いだよ。ずっとずっと生きなければならない」「レイル様は生きたくはないのですか??」「少し違うよ。私は今年で19978歳になるのだよ・・今まで沢山の仲間達が死んでいった。幼かった子供達もいつしか私よりも老け、皆死んでいった」レイルは遠
    さん作 [267]
  • 夢の鍵*1

    ここはリークと言う、魔法に満ち溢れた不思議な国。この国には古くから伝わる伝説があった。それは、もう一つの夢の世界へと行ける「夢の鍵」。見た者はたった一人だけ。「はあはあはあ・・」林の奥から緑色の髪の男の子が嬉しそうに息を切らしながら走ってきた。「はあはあ・・あっ!リア様!!」緑色の髪の男の子は、立ち止まり息を整えた。「ルイ??そんなに急いで何かあったの??」リアと呼ばれた金髪の少女は、レイルの顔
    さん作 [338]
  • 紅い女神〜五つの国?〜

    そこは4つの国とそれらをまとめるひとつの政国で構成された世界。そこを聖天界(せいてんかい)と呼ぶ。4つの国はそれぞれ国を治める長(おさ)の能力(ちから)の特徴、容姿で国の名を呼んでいた。北に位置する風の能力を持つ長が治める国を白き国。東に位置する水の能力を持つ長が治める国を青い国。西に位置する土の能力を持つ長が治める国を黒き国。南に位置する炎の能力を持つ長が治める国を紅い国。それらの国々の中心に
    おねえ さん作 [233]
  • 冥界王子2

    彩との別れの朝は冷たい雨が降っていた。由香にとって、彩は高校生になって初めての友だち。話が合ってすぐに仲良くなった。まさか彩が自分の命を自ら絶って、こんな別れが来るなんて…。どうして? なんて言えなかった。由香は彩が苦しんでいるのを見ていたから。ただ、見ていたから…焼香を終えた由香が傘をさして雨の中を帰ろうとしていた時だった。綾の家の前で傘もささず、じっとこちらを見ている男がいた。銀色の髪にコバ
    N さん作 [206]
  • ヤス#67

    ヤス#67親子二人で食べていくのもやっとの報酬だが、贅沢は言ってはいられなかった。遺体の無いまま葬式が挙げられ、初七日も終わった。幾らかの香典が集まったお蔭で、しばらくは食べていけそうだった。貧困には慣れている。母と二人だと言う事が、不思議とエネルギーになった。ヤスにとって気がかりな事は、母が日に日に衰弱していっている事だった。隣の島から医者に来て診てもらったが、原因が分からないと首を傾げるだけ
    チャーリー さん作 [311]
  • ヤス#66

    ヤス#66【アイノツブテ】翌日は、昨夜の嵐が嘘のように晴れ渡った。水平線が鮮明に見える。島の人間は、嵐で壊された家屋の修理や、漁船の手入れで忙しかった。そんな中、島の大人達がてわけして賢三と森一を沿岸に沿って捜してくれたが効果はなかった。ヤスには、それは気休めにしか思えなかった。凄まじい嵐だった。遺体が見つかるはずがないと思った。母は床に臥したままで、全く目が見えなくなっていた。昨日の昼までは幸
    チャーリー さん作 [317]
  • 冥界王子1

    わたしはリュクス。冥界王子付の執事だ。仕事は単純。王子のマネジメント。王子は次の冥界王になる大事な冥界の後継者。聡明な方だが、自己主張の激しい方でもある。(単にワガママかもしれないが…)「退屈だな…」王子はティーカップに視線を落としてつぶやいている。リュクスは胸騒ぎがした。こんな時、王子は人間界に降りようとしているからだ。人間…とても弱くて、頭が悪い。欲望に流されたり、同じ過ちを繰り返したりする
    N さん作 [303]
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