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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • レジェンド(2)

    ネオは、城を後にすると、家族や友人に別れを告げた。愛馬ルーンに跨り、遙か東を目指した。途中、虹の泉に寄った。王に訪ねるように告げられた場所はここだった。ネオは、しばらく泉の縁に腰掛け、目を閉じてこれからの旅のことを考えた。無事にたどり着くだろうか、たどり着いたとして、精霊達は自分を通してくれるのだろうか。目を開けると、泉で顔を洗い、水を飲んだ。すると、心が洗われ、不安や恐れも少し和らいだ気がした
    ヨイチ さん作 [330]
  • 紅い女神〜泉からの贈り物〜

    子供達は恐る恐る、聖域の泉へと足を進めた。『子供達よ』淡く輝くその泉からの光から、頭に直接語りかけてくる声が聞こえた。「あなたは、誰?」子供のひとりがその声に問い掛けた。『我はこの泉を守護するもの』その声と同時にまばゆいばかりの光が子供達を包み込んだ。光が収まった頃に誰もいなかったはずの泉のちょうど中央付近に声の主であろう、女性が立って子供達を見下ろしていた。「なんで、よんだの?」ひとりの少女が
    おねえ さん作 [229]
  • レジェンド

    四方を山と湖に囲まれた王国、ククリ。豊かな自然に恵まれたこの平和な王国に、将来を有望視された一人の若者がいた。名前はネオ。彼には、王よりある使命が与えられていた。その使命とは、遙か東の果てに存在し、神が眠ると伝えられる伝説の地“ヘブネ平原”へ赴き、先月産まれたばかりの王子シュレの為に、ヘブネ平原に眠る平和の神ヘブネより“光の護符”を授かってくる、というものだった。ネオにとって、この使命は名誉でも
    ヨイチ さん作 [338]
  • 地球ゲーム

    裏か表か…俺に託された最後の選択。ちょっと俺には荷が重すぎる。地球の破滅か生存か…なんで俺なんだよ。もっと適任者がいただろうに。さんざん悪い事して、勉強なんてろくにしなかった俺が、今こんなザマだ。真っ暗な部屋にカードが二枚。俺は右手しか動かせない。まぁ…悩んでもしかたがない。どっちのカードを引くかなんて最初から決まってる。俺は勢いよくカードを引いた。
    子羊 さん作 [379]
  • デスフォルダ

    ある日突如マイPCに意味不明なフォルダが出現した…「なんだっけな,このフォルダ」HOW TO USEこのフォルダに名前を書き込んだらそいつは死ぬ…「手のこんだいたづらだな〜」けれどもこのフォルダには人間なら誰しも試したくなる魔力がある…書いてみよう…「…」続く……
    マツケン38 さん作 [218]
  • ヤス#65

    ヤス#65「母さん。まだ、爺ちゃんの船が戻らないんだ。男衆が岸から捜してくれているけど、この嵐だ…また出てくるけど、大丈夫?」「ええ。ヤス。私の事は心配いらないから…気をつけていきなさい」ヤスはキビスを返して出て行った。雨足は一向に弱まらない。純子は不安が現実になっていきような気がして怖くなった。罰が当たったのかもしれないと思った。シットの怒りを買ったのだろうか、とも思う。だが、ヤスを愛する気持
    チャーリー さん作 [327]
  • ヤス#64

    ヤス#64目が見えない。純子は手探りで土間まで這っていった。居間に上がると、隅の方で小さくなって震えていた。何やら気配を感じた。純子はひるんだ。シットがやってきたのかもしれない。だが、それは直ぐに安堵に変わった。ハヤトだった。ハヤトが濡れた毛ですりよってきた。純子はハヤトを抱き寄せて、ヤスの無事を祈った。雨音がザーッという音から、ゴーッという音に変わった。遠くでサイレンが鳴っている。島の男達がけ
    チャーリー さん作 [318]
  • ヤス#63

    ヤス#63純子はヤスの手を引いて寝室に消えた。暗雲が立ち込めている。穏やかだった海に白波が立ち始めていた。「母さん…俺、どうしたら…」「母さんに任せてね…ヤスは誰にも渡さない。私のものよ」「俺も母さんを誰にも渡さないよ。必ず守ってやる」「ああ…ヤス」「母さん…」二人は抱き合うと、互いを求めた。ヤスは純子に導かれるまま、初めて経験する快楽のほとばしりを母の体内に幾度も放った。放つ度に母への愛が深く
    チャーリー さん作 [311]
  • ヤス#62

    ヤス#62ヤスは純子の顔を恐る恐る見上げた。優しく微笑んでいる。どう取ればいいのだろうか。ヤスは混乱していた。真意を聞きたかったが聞くのが怖かった。「思い切り勇気を出して言っちゃった。ふふっ。ほっぺに、チュウしていい?」「うん、いいよ…」ヤスがそういいながら顔をふりむいた時、純子の唇がヤスの唇と重なってしまった。「あっ…」「ホントにチュウしちゃった…」「母さん…」「ヤス…」偶然がセキを切ってしま
    チャーリー さん作 [326]
  • TwIN wORLD 朝、夜更け

    また朝が来た。別に朝なんて迎えたくて迎えてるんじゃない。新聞配達のバイクの音。会社によって時間が違うから何度も聞こえる。僕は窓からその姿を見る。ああ、いいね。あなた方は。自分のすべき事に対してこんな朝早くから取り掛かれる。派手な黄緑のジャンパーが薄灰色の地面から映えて見える。カラスの鳴き声。君達も餌を求めてこんな朝早くから頑張ってる。大変だなぁ。おもむろに時計を見てみる。4:20。みるみる太陽が
    I'll. さん作 [200]
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