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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 雨の人?

    『美樹っ!!此処は病院だ。静かにしなさい。』苦し紛れの言葉に今度は美樹がうつむいてしまった。『ふぃ〜お待たせ〜いやぁ意外にトイレが混んで…て…アレ!?何この空気!?…』ユキが困惑しているのを横目に俺と美樹はずっと黙ったままだった。いつ終わるのかと思われた沈黙は容易く打ち破られた。『ハーイ検温の時間で〜す!!』沈黙を打ち破ったのは看護士さんの一言だった。『げっ!!咲ねぇっ!!』ユキがうろたえた。『
    桐生徳人 さん作 [320]
  • シュゼの伝説

    谷を一筋の風が吹き抜けた。赤い山からの冷たい風だ。赤い山には巨神オフェルが棲み、山からの風は、彼の息なのだ。谷を抜けた風は、竜神ルネルの眠る竜の泉に吹き荒んだ。その頃、竜の泉から程近い王国シュゼでは、王子の誕生を祝う宴が、盛大に執り行われていた。王は、王子を抱き上げ、妻や家臣、そして国の民達と喜びを分かち合った。その時、湖で吹き荒んでいた風が、城に向け吹き始めた。まるで生き物のように城に侵入した
    風秋 さん作 [328]
  • シュゼの伝説

    -ポカッタ-ハルベール地方の南東に位置する村、ポカッタ。緑の山々に囲まれたこの豊かな村に、剣術に長けた、将来有望な一人の若者がいた。名前はアルス。アルスは、他の誰よりも強いにも関わらず、他の誰よりも優しい心を持っていた。その代わりに、彼は言葉を持たなかった。
    風秋 さん作 [342]
  • 夕暮れの日に〜機械の町 その4〜

    腰に挿してある長剣を引き抜き、二発、三発と跳んでくる弾丸を弾きながら、回りの戦況を探る。狙撃主は、二人。通路に対して前後。弾を避けながら走ってきた来たラトを踏み台に、向かいの建物の一室に跳躍する。暗い部屋に、一人の男が銃を構えて座っていた。狙撃用に作られた長身の銃では、近距離の刀の攻撃に対応できるほど小回りは利かない。「なぜ僕らを狙うんです?」返事は無い。首に突きつけた刀に力を込めながら、もう一
    グレイブ さん作 [333]
  • レッド・ゴッド

    娘を救出した戦士には、オースに伝わる光の魔法の加護によって、永遠の命を授けるというのだ。当然ミネの若者達も、奮え立った。しかし中でも、鍛冶屋の一人息子、赤い髪の青年ファルの意気込みは凄まじかった。彼は、永遠の命には興味はなかったが、正義感と、多少の好奇心のみで巨人の山への厳しい旅を望んだ。長老とファルの両親は、ファルのその純粋な心と勇気を讃え、彼の旅を承諾した。ファルは剣と弓、そして馬術にも長け
    山田名無 さん作 [306]
  • レッド・ゴッド

    遙か東の、巨人の山を越えたさらに東、不死鳥の森を通り過ぎて、精霊の湖と、死の沼を抜け、竜の谷の底にその村はあった。村の名はミネ。村人以外の人間がこの地を訪れたことはない。また、村人も村の外には出ようとしなかった。なぜなら、竜の谷の周辺には多くの獣が息を潜め、中でも三首の大トカゲボルダは特に凶暴で、他の獣からも恐れられている。さらに、精霊の湖には、冷徹な魔女メレンが、死の沼には巨大な毒蛇ゼレが、不
    山田名無 さん作 [325]
  • theWORLD

    長髪は、太一をしばらく見ると、低い声でつぶやいた。 「お前は、俺と同じだな?」 太一は、まだ固まったまま声もだせなかった。 長髪は、太一と佐藤に背を向けて、 「運が良かったな、小僧。また、遭うだろう。お前が存在する限り…。」 と、つぶやき去っていった。 しばらく、呆然としていた太一だが、いまの状況を思い出し、佐藤の胸に手を当てた。 佐藤の鼓動が、手に伝わり、太一は、安堵の涙を流
    ハイスピードフロッグ さん作 [222]
  • 未来へ繋がる扉?

    〜転校生は注目の的〜「真宮…なぎさ…」「んッ?」「いや、何でもない。こちらこそよろしく。」「ああ!」なぎさは誠に満面の笑顔を見せた。(この二人結構、合うのかも…)憐は誠となぎさを見てそう思いながら頭をタオルで拭いていた。「お前、いつまで濡れたまんまでいるんだよ。さっさと着替えてこい!」「分かってるよ!」そんな憐を見ていた誠は憐と目が合うとまたフイッと視線を逸らした。(感じ悪〜(怒))体操着を持っ
    ひかる 未来 さん作 [307]
  • ヤス#61

    ヤス#61ヤスは純子の膝枕で横になったまま、目を閉じて母の言葉に耳を傾けた。純子は賢三と森一がヤスを載せた小船を曳いて島に戻ってきた日の事を淡々と話した。瞳にはうっすらと涙が滲んでいる。一滴の涙となってヤスの頬へて落ちていった。ヤスはそれでも黙って純子の話を聞いていた。「それでね…子を授かる事ができないでいた私たちはあなたを育てる事にしたの…でも、いつか…真実は話さなければと思っていたわ…何があ
    チャーリー さん作 [352]
  • ヤス#60

    ヤス#60「げっ!」「ふふっ…だから、ヤスには物の怪が見えるのよ」「…嘘だ」「あら、どうして嘘だとわかるの?」「ハハハ。母さんみたいな物の怪なんかいないよ」「あら、どうして?ヤス、どうして?」ヤスは閉口した。母の顔が目の前に迫っているのだ。甘い息がかげそうな距離まで母の顔が迫っていた。ヤスは股間が膨らむのを感じて狼狽した。そして、顔を横に向き直した。「母さん、耳掃除して…」「はいはい」「…奥…痛
    チャーリー さん作 [330]
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