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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ヤス#56

    ヤス#56「そういう訳ではないがね」「では、どういう訳だ?」「実はな…」「ふんふん…実は?」「昨日、爺さんと漁に出たんだ」「ふんふん」「最近は漁が少なくてな…それで、爺さんが、俺には漁師を継がせないと言ったんだ」「ヤスは漁師になりたいのか?」「ああ、漁師になりたかった」「では、何故ならぬ」「俺はね、爺さんを尊敬している。その爺さんが俺に絵描きになれと言っているんだよ」「絵描き?それにしても、また
    チャーリー さん作 [324]
  • ヤス#55

    ヤス#55【タットブ】ヤスが成長した。母は時々、寝こむようになった。余り体が丈夫でないのがヤスにとって気がかりだった。母の純子はヤスを溺愛した。ヤスは最近になって、五年前にサトリから聞いた話がようやくわかるような気がした。だが、あくまで、気がしていただけである。ヤスは恋などした事がなかったのだ。この春、中学に上がる。流石にサルマタははいていない。今は三年前から始めた剣道の修練に余念がない。勿論、
    チャーリー さん作 [312]
  • ヤス#54

    ヤス#54「フオッ、フオッ、フオッ…ちと、難しすぎたか…では、ヤスよ…お前は母様が好きのようだな」「それがどうかしたのか?」「アイはな、お前に恋したのじゃ。その恋があのように美しいオナゴに仕立てていった。だか、お前の心は母様で一杯じゃ。ヤキモキを焼いたのさ」「これから、どうなる」「そんなことはわからんよ。女心は龍神様とてわからんじゃろう。フオッ、フオッ、フオッ。まあ、しばらくは現れんじゃろうがの
    チャーリー さん作 [301]
  • theWORLD

    太一は、公園の中に目を向けた。そこには、血まみれになりうつぶせで倒れている佐藤の姿と、長髪で背の高い、高校生ぐらいの少年が、佐藤のそばに立っていた。 太一は、助けないといけないそう思うのだが、怖くていけないのだ。 なぜか太一は、確信していたのだ。あの長髪こそ切裂きジャックだということを。 しかし、長髪はナイフを手に持っていないことに太一は気付いた。 長髪は、佐藤になにか話をしていた。
    ハイスピードフロッグ さん作 [226]
  • ヴァイス・リッター ?

    刺すように降り続く冷たい雨から身を守るように身体を丸め、教会の壁を背にうなだれる少年が居た。(マジェンタ、か……綺麗な人だったな) 止む気配のない雨の中で、少年は“依頼人”のことを思い出していた。 リッツバーク率いる傭兵団“鷹の眼”に彼は所属している。現在は、ある貴族の護衛の任務中で教会で一夜を明かすことになった。雨に身を振るわせながら彼は見張りについている。(もうじき交替だな……早く身
    RIVALE さん作 [364]
  • 人魚と天使−第2話−

    天使のラエロは自分が人魚のアルゼに恋心を抱いてしまったのに気付いてしまいました。ラエロは悲しげに歌っているアルゼのもとに静かに舞い降りました。「はじめまして、僕の名はラエロ。君と君の歌声があまりに美しかったので地上に降りてきてしまいました…」とアルゼに言いました。アルゼはキラキラとした目でラエロを見つめ、「あなたも私たちと仲間なの…?あなたは人間にもなれなくて鳥にもなれなかったの?…でもあなたに
    のえる さん作 [332]
  • theWORLD

    〜10年後〜「母さんいってくるよ。」 太一は写真にむかいつぶやいた。 いつもと変わらない生活。変わらない世界。なんでもいいから変化がほしい。 そう考えて学校にむかう。自転車のきしむ音とともに世界が過ぎていく。本当にそうだったらいいのになとおもう。ふと気がつくともう学校に着いついた。 「おはよう〜!顔がしぶいぞ。また考え事か?」 同じクラスの佐藤だ。引越してから初めてできた友達だ。 「
    ハイスピードフロッグ さん作 [232]
  • ナイト・オン・ドラグーン【108】話『朱き鎖』

    (すまない…”アデル”永いこと待たせて…)レオンは”アデル”と言った朱き竜に触れようとした。『おい!お前っ!その竜から離れろ!!』リリーナが叫び、レオンは黙って振り返る。朱き竜からまがまがしいものが感じとれたのだ。レオンは向き直り、アデルを見た。朱く鱗に覆われたその姿は18年前と何一つ代わらない…その背に乗り、空を翔けたあの時も…羽ばたく翼の力強さも。共に戦い、同じ痛みを分かち合い…自分に
    みるく さん作 [204]
  • 〜THE world〜

    20世紀末1月1日午前0時6分A街の住宅街「かっ火事だー!誰かはやく消防署に連絡してくれ。息子と妻がまだ家の中にいるんです!はやく!」燃え上がる炎は、あっという間に家を取り囲んでいった。間も無く消防車が到着。3人の消防士が家の中に入っていったが、すでに手がつけられないほど炎は成長していた。サラリーマンの平山ただ二人が生きていることを祈ることしかできなかった。消防士の1人が声をあげた。「ぼっ坊や早
    ハイスピードフロッグ さん作 [213]
  • ネバーランド

    彼女はアレル。七才の女の子。ブロンドの髪がセクシー…まだそんなお年頃ではありませんが、ブロンドの髪がお似合いな元気な子です。そんな元気なアレルですが、彼女は病気持ちだったのです。緊張してしまうとすぐ発作を起こしてしまうという理由から、学校には行けず、ずっと病院に入院しているのです。そんなアレルのお楽しみといえば、夜寝る前にママが読んでくれる絵本です。ママは毎晩毎晩アレルに色々なお話しを聞かせてあ
    さとん さん作 [442]
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