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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ヴァイス・リッター ?

    町外れの高台に聳える教会の屋根を、空を覆う暗雲から降り注ぐ矢のような雨が叩き付けている。「ミス・マジェンタ、この雨は今夜いっぱい降り続くでしょう……今夜は此所で一夜を明かしますが、よろしいですかな?」 鈍い輝きを放つ大剣を背負い、巨大な鎧で身を固めた男は、マジェンタと呼ばれた少女へと伺った。 マジェンタは長い金髪を手櫛で撫でると立ち上がり、答えた。「えぇ……そう致しましょう。此所でしたら
    RIVALE さん作 [332]
  • 時間

    2人の少女がらせん状の崖を登っていく…「ねぇーこれって何時頂上に着くの?」「わかんないよまだまだ先のことだとおもうよ?」「はぁー…」キーンコーンカーンコーン………………葵「ぁー疲れたねー、私やっぱ社会無理だわ…」香子「そう?私は好きだなー社会」葵は不満そうに眉間にシワを寄せて言った。葵「香子はいいよね!毎回テストトップ10には入ってるし…」 香子「私だって頑張ってるのよ?ほら、次、数学だよ!宿題
    シュン さん作 [159]
  • ナイト・オン・ドラグーン【107】話『紅蓮の空』

    『なんだって!?じゃあ”竜眼の男”は18年前に世界の危機を救った英雄、レオンだったのか!?』マナからそう聞かされアインは驚く。武器を取り、戦の道を歩む者なら誰でも知っているその英雄の名。いや、恐らくは18年前の出来事を体験した全ての人々は知っているだろう。だが、戦いが終わり、忽然と彼は姿を消してしまったという。『そして彼の向かった先は”女神の塔”本当の意味での最後の鍵の在り処なのです』マナはそう
    みるく さん作 [219]
  • 雨の人?

    雨が降ると、いつもあの人は立っていた。線路に架かる横断歩道の上に。ー5月下旬ー放課後の教室。「…。」高梁孝一 (たかはしこういち)通称コウ。中3。「コウ。今日夕方から塾だぞ。どうした?」野島雪人 (のじまゆきひと)通称ユキ。幼なじみ。「…コレ。」「ん…進路希望調査票?…コレ先週配られたやつじゃん。出してねーの?」「…白紙で出した。そしたら先生がちゃんと書けって。」「当たり前だ。てか、お前の頭なら
    桐生徳人 さん作 [369]
  • ヤス#53

    ヤス#53「うっ…」「フオッ、フオッ、フオッ」相変わらず変な笑い方をする。だが、ヤスはサトリに親近感を持っていた。「昨日はありがとう!危ないところだった。助けてくれてありがとう!」「ああ、ほんのお礼さ。生き返らせてもらったからな」「サトリはあのバケモノを知っているのか?」「ああ、知っているとも」「なぜ、あのバケモノは俺を襲ったのだ?助けてやった俺を…なぜ襲った?」「シットじゃよ」「なんだ?そのシ
    チャーリー さん作 [366]
  • ヤス#52

    ヤス#52だが、言われたからといって大人しくしているヤスではない。学校が引けると、その足で御床島に向かった。ハヤトは連れて行かない。ハヤトは大事なこぶんだ。危険な目に合わせたくなかった。今は小潮だ。大きい干満の差は生じないが、上手くいけば御床島に渡れるかもしれないと思ったのだ。ヤスは島の裏に続く農道を急いだ。南竹を掻き分けて獣道を下りて行った。海岸に出た。膝まで浸かれば渡れそうだ。ヤスは御床島に
    チャーリー さん作 [339]
  • クロノ・リフト第1話

    とりあえず暑い夏。先生以降先「えぇ…この因数分解は…」ヒロヤ以降ヒロ「あぁ〜何でクソ暑い日に補習なんだよ、」オレは片山ヒロシ、うちは代々剣道一家だがオレやらない。バスケや、野球、サッカーの方がいい。タケシ以降タケ「オレ昨日さ、帰る最中に変なおっさんが変な事言うんだよ。」ヒロ「何て言うんだよ?」タケ「導く英雄はどこだ?って聞いてきたんだ。」ヒロ「ぜってぇ嘘だ!ありえねぇ!」タケ「本当だって!なぁ!
    さん作 [323]
  • テイルズ オブ ヴァーデン

    ※あらすじ何千年も前からあった樹木『ユグドラシル』。ユグドラシルにはマイナスエネルギーという負のエネルギーがある。そのコトに気づいてしまったユークリッド村の男…。。。 今回はその男の子供…アークの物語である。〜10年後〜第1章【〜旅の始まり〜】《ユークリッド村の外れ》〜〜〜ガイアの墓前〜〜〜[ガイア・エルナス…ここに眠る]???『父さん…。父さんが死んでから10年が経ったよ…。今だに空には黒雲や
    赤髪リオン さん作 [357]
  • ナイト・オン・ドラグーン【106】話『朱き竜』

    『一つ…約束しろ、封印を解いたらゴンザレスの核は必ず返してもらう。』呪文を綴る口を止め、リリーナは竜眼の男へと言葉を吐き捨てる。男は無言でうなづく。『…少しは喋ったらどうだ?薄気味悪いやつ…こんなとこまでさらって来て…変態か?お前…』なんでもいいから早くしろ、と男は顎で指図してくる。リリーナは苛立つ気持ちを抑え、再び呪文を口にした。”守護の壁よ、道を妨げる魔の光、水に溶ける雪の如く、吹かれ消
    みるく さん作 [224]
  • 人魚と天使

    ラララ…波が穏やかな海の上、暗闇の中に光る月を見上げながら今日も悲しげに歌を歌っている人魚がいる。その人魚の名はアルゼ。今日も暗い夜の海で岩に座り月を見上げながら綺麗な歌声を静かに響かせていた。アルゼの表情はいつもどこか悲しげだ。こんな広い海で人間に見つからないように人魚たちはひそかに生き続けている。昼間は光りの当たらない海の底で過ごし、夜は光りのない暗い海の小さな岩の上でこうして好きな歌を歌う
    のえる さん作 [506]
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