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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • ナイト・オン・ドラグーン【105】話『解かれる封印』

    聖地、女神の塔。神々しい造りだったその塔は永年の腐朽により廃化していた。塔の内部へと誘う、かつ巨大な扉。その扉の前に少女を担いだ竜眼の男が立っていた。竜眼の男が扉に手を掛けた。バチッと光が爆発し、手を引っ込めた。やはり、と竜眼の男は焼けた手の平を見つめる。『ん…』担がれていたリリーナが目を覚ます。そして状況に気付く。すぐ傍にあるのは竜眼の男…『竜眼のっ…!?』リリーナはもがくが、しっかり押さえら
    みるく さん作 [181]
  • テイルズ オブ ヴァーデン

    西暦××××年。 《ユークリッド村》????『この夜空…いつもと違う…。この胸騒ぎ…気のせいだといいが…』???『父ちゃーん!ご飯できたってー』????『今行くぞー!……気のせいだといいがな…』※聖書にはこう書かれている。【何千も前にこの星に大きな樹木があった。何千年もマナを与え続けた樹木…『ユグドラシル』…マナを与え続けることによってその中のマイナスエネルギーが溜まり地……】ここで聖書は破れて
    赤髪リオン さん作 [300]
  • 目の見えない猫

    目の見えない猫はいつも幸せそうだった。僕は鳥だ。とても目がいい。「やぁ猫さん。」「こんにちは鳥さん。」「猫さんは目が見えないのに、どうしていつも幸せそうなんだい?」「そうだな…例えば、鳥さんが悲しかったらどんな顔をするんだい?」「うーん、泣いた顔かな。」「そう。私はそんな泣き顔を見なくて済むんだ。それに私がニコニコ幸せそうにしてたら、鳥さんもつられて幸せな気持ちにならないかい?」「うーん、なるか
    桐生徳人 さん作 [495]
  • 悲しみの空?

    「この国…いやこの世界ではあの"カフラー事件"で能力者の保護、隔離が徹底されました。ですが、実際行われているのは軍事転用を目的とした能力者の生体実験。アナタはそれを知って反政府グループを立ち上げたんじゃないですか?…そう、政府からイルくんを守るために、違いますか?」父さんは僕の前で膝から崩れ落ちた。「私達にイルくんを預けて見ませんか?私達だったら能力の使い方や能力の制御を教えることができまー」「
    桐生徳人 さん作 [415]
  • ナイト・オン・ドラグーン【104】話『竜眼』

    契約”と口にした竜の言動にレオンの顔色が狼狽する。だが口を固く結び。うなづく。『なんでもいい…力さえあれば!』『契約にはそれ相応の”代償”が伴う、覚悟はいいな?人間』竜は頭を起こし、レオンへと近付ける。レオンは浚に強くうなづいた。我に触れよ、朱き竜はレオンに告げる。少年の手が竜の赤黒い鱗に触れる。竜の体が赤く光り、その光が触れているレオンを伝って流れていった。光が炸裂。レオンは流れ込んでくる赤き
    みるく さん作 [198]
  • ナイト・オン・ドラグーン【103】話『回想、18年前の過去』

    幾年もの間、意識は遠い闇にあった。感じることもできず、見ることもできない。視覚、聴覚、嗅覚、感覚、味覚。全ての機能を突然失ってから18年の月日が流れた。ただ生きているだけの意識。永いこと闇の中にいると自分の名ですら忘れてしまうような気がした。失ってはならない記憶さえも。あと少しだけこの苦痛に堪えられるのなら、まだ自我を保っていられる。18年前、人間の友との交わした誓いを無駄にしないためにも。封印
    みるく さん作 [186]
  • レーフェンフックの冒険3話

    学校に着くともう1限目の授業が始まっていた。レーフェン達3匹は、慌てて席についた。担任の鯉のパク先生は相変わらず口をパクパクさせながら熱心に授業をしている。おい!遅刻してどこに行ってたんだ?レーフェンの隣りの席のアメンボウのツクネが小声で聞いてきた。上流の水窟だよ。光草をとりに行ったがダメだったよ!するとツクネが目を丸くキラキラさせながら、僕も今度一緒に水窟に行きたいといい始めた。レーフェンは、
    メメ さん作 [206]
  • ナイト・オン・ドラグーン【宿敵・不吉な前兆】102話

    『な、なんだよこれ…』降り立つ先の戦場と化していた中庭は壮絶な光景が広がっていた。転がる兵士達の骸はもちろんなのだが、仲間三人の姿が見当たらない。辺りを見渡す。『アイン!』マナの声が遠くから響いた。その声の方に駆け寄る。マナがリオを抱え、座っていた。『リオ!無事か!?』閉じていた瞳が開き、リオを覗き込む。『アインさ…ん?あはは…ドジっ…ちゃった…ぅ』『リリーナとゴンザレスは!?』どこを見渡し
    みるく さん作 [210]
  • ヤス#51

    ヤス#51「何を言うの、ヤス。私が命に替えても守ってやるわ…ヤス、おいで」ヤスは、母に抱きしめられた。母の乳房が気持ちいい。ヤスは意外にも落ち着いている。初めてでは無いのだ。去年の夏にサトリと会っている。その経験がヤスを強くしていた。それに、どうやらサトリは味方のようだ。あの、一見、不気味な爺さんが心強く感じた。ヤスは純子の乳房で息ができなかった。「お母さん…オッパイが苦しい」「あ、ゴメン…ヤス
    チャーリー さん作 [340]
  • ヤス#50

    ヤス#50「ダメよ、危険過ぎるわ…お父さんに相談しましょう」「信じると思う?」「あ…はあーっ…そうね…」その夜、ヤスは、久しぶりに母に抱かれて眠った。【シット】「ぅぁはっはっ…純子もヤスも馬鹿は…おっと…ヤス。馬鹿はヤスみヤスみ言うもんだ。どうだ、上手いダジャレだろう?ぅぁはっはっ」「お父さん!信じてくれないの?」「純子まで言うか!いい加減にしないと許さんぞ!」純子とヤスは黙り込んでしまった。祖
    チャーリー さん作 [329]
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