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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ハート×ハート5
アイリ、フレア、カイトは一緒に旅をする事を決めたころ船の揺れが激しくなった。「俺、ちょっと見てくるからここにいろよ。」そう言うと、カイトは部屋を出て行った。『大丈夫かな。私不安だよ。』アイリが半泣きで行った。少しして、カイトが帰って来た。「おい、ヤバイぞ。嵐が来てる。この船じゃ転覆する。急いで、脱出するぞ。」そう言うとカイトは、アイリの手を取って、走り出した。「待って、脱出って大丈夫なの?それに
里奈 さん作 [388] -
ナイト・オン・ドラグーン【97】話『衝突』
入口を固めていた護衛兵を倒し、ようやくアインとマナは天時の城の扉を開け放った。赤い絨毯がまっすぐに白い内扉まで続いている。他に兵の姿はない。外ではまだリリーナ達が応戦しているというのに、内部は静かだった。−『あの扉の中が神殿になっています。たぶん…』低く告げるマナの声がひどく緊張している。杖を構えたまま、マナがゆっくりと歩を進める。何かの気配を感じるのだろうか。最初の頃は気付かなかったが、マナは
みるく さん作 [198] -
ダークエデン -呪われし神々-
白い翼を空いっぱいに広げ、“雲の神アミシア”は大空へ飛び立った。行き先は、神の山…神の山には“岩山の神ドラド”が腕を組んで寝ていた。「ドラドよ…ドラド…」「なんだ。アミシアか…何の用だ。」ドラドは眠そうに頭をかきながら、アミシアを見上げた。「もうじき“闇の神レミロ”と“雨の神ハーシュリス”も来るでしょう…今日は、年に一度の神々の集いの日です。」ドラドは少し考えた後、はっとして立ち上がった。「あっ
ナガ さん作 [378] -
†特別なアリス†?
*ちょっと怖いかもしれないので、それを承知して読んでください。――――――――――――『本当ありえない!!』有栖はブツブツと文句を言いながら暗い森の中を進んでいくと…小さな家が見えてきた。まるで犬小屋がちょっと大きくなった様だった…。『これがジャバーウオックが言ってた家かしら…?』『…僕等の家にお客さん…大事な大事なお客さん。』[!]有栖は声がした家の前へゆっくり歩み寄った…。すると玄関の前
まき+゜ さん作 [246] -
ヤス#44
ヤス#44その時、ふすまの向こうで声がした。途端に、アイが消えた。「ヤス、もう寝たの?」「い、いや…起きているけど…はぁ、はぁ、はぁ…」「ちょっと、いいかな?」母の純子がふすまを開けて入ってきた。「あっ、うんっ。何?お母さん…」ヤスが肩で息をしている。純子は膝を折るとヤスの肩を掴んだ。「ヤス!どうしたの?具合でも悪いの?」「あ、ああ…いや…何でもない」何でも無くはないでしょう?…ヤス、話して。何
チャーリー さん作 [352] -
ヤス#43
ヤス#43ヤスはアイの乳房を頬張り、その乳首をかじっていたのだ。痛みに堪えかねたアイの声だった。「ふふふっ…ヤス様…そのように噛んでは…」ヤスは悲鳴をあげた。だが、それは声にならない。体も自由がきかず、アイに翻弄されるがまま、目を見開いた。アイの細い手が動いた。その指先は草原を這う風のように、ヤスの下腹をゆっくりと下がっていく。そして、股間までくると不思議な動きを始めた。ヤスは何が何だかわからな
チャーリー さん作 [445] -
Love of Thousand 第一話
Chapter ?:First Contact『よくお聞きなさい、幼き天使達よ。お前たちはやがて、世の人々を見守り、そのよき導き手となるのですよ』光の中から聞こえた声の主は、暖かな光を発しながら俺たちを包む。柔らかく優しい...母なる存在『マザー』−人間の言葉で『神』と言うらしい−は微笑んだ。『さぁ、行きなさい、天使たち。行って人々を正しき道へと導くのです』あれから永い月日が流れて...その間に
秘谷 灰猫 さん作 [191] -
赤い月 3
「?どうしたんだよ‥‥」「こ、来ないで‥‥っ」一歩、また一歩とあとずさってしまう私。彼の目の中でまた何かが笑ってる。も、もしかして‥‥彼自身が私を殺そうとしてる!?確証なんか全然ない。けど、夜の人気のない海岸沿いの公園、赤い月の夜、笑って人が殺される話をする‥‥雰囲気を作って、私を殺す気だ。この状態って、そうゆうことなんだ!!彼がまた一歩近付いてくる。「なあ、どうしたって言うんだよ‥‥?」やはり
akaoni0026 さん作 [218] -
memory?
「レイス、記憶が…無いのか…?」「…」やはり『レイス』とは私の名前のようだ…「あぁ…何も思え出せない。君は?」「私の名まで忘れているとは…」女の子がかすかに笑った?いや悲しんだような気がする…気のせいなのか?「私の名はアユルだ」「アユル…?」ピシッ「ぐっ…」またズキンと頭が痛くなった…やはり俺の過去に関係のある人なのか…「なぁ?なぜ私はこんなところで倒れていたのだ…?」アユルは口を開かない…「な
マァ さん作 [150] -
ナイト・オン・ドラグーン【96】話『竜眼の男、再び…』
アインとマナが城門までの階段駆け登ったのを見送った後、リリーナはまだ敵兵で溢れている前方を促す。−『呆れた数…』軽く溜息を吐く。−『ちょーっと、ちょーっと!リリーナってば!加勢してよね』リオが四方から来る剣や槍、斧などを身軽に翻わしながら応戦している。わかった。と頷き、杖を携えた時だった。−『こんな糞チビガキどもなどにぃぃ!!』背後で敵兵が唸り、武器をリリーナへと振り下ろす。それを前へ飛び退き、
みるく さん作 [179]